(あらすじ)明治の世。新天地・北海道を目指す捨造は道中母からの手紙を開くー駆け落ち相手を殺されて単身馬で逃亡し、雪崩に遭いながらも馬を喰らって生き延び、胎内の捨…
まだ30代なのに、虫歯が原因で歯を抜いて差し歯をすることになった。きょう人生で初めて、歯医者で歯を抜く処置を受けた。 麻酔で痛みを感じないとはいえ、歯科医に…
栞
2024年1月9日 09:38
(あらすじ)明治の世。新天地・北海道を目指す捨造は道中母からの手紙を開くー駆け落ち相手を殺されて単身馬で逃亡し、雪崩に遭いながらも馬を喰らって生き延び、胎内の捨造を守りきった壮絶な人生ーやがて根室に住み着いた捨造とその子孫たちは、馬と共に生きる道を選んだ。そして平成、大学生のひかりは祖母から受け継いだ先祖の手紙を読み、ある決意をする。6世代にわたる馬とヒトとの交感を描いた、生命の年代記。 (メ
2023年12月12日 23:16
まだ30代なのに、虫歯が原因で歯を抜いて差し歯をすることになった。きょう人生で初めて、歯医者で歯を抜く処置を受けた。 麻酔で痛みを感じないとはいえ、歯科医にペンチのような器具を口に突っ込まれ、バキッ!ゴキッ!と大きな音を出しながら臼歯を引っこ抜かれるのはスリル満点だった。歯科医の腕が良いのだろう、音は豪快だがほとんど痛みを感じず、「なんていい医者に巡り会えたんだ」と、歯を1本失う最中なのにちょ