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34.認知行動療法

知るべきは考え方の癖

私の場合

『あの人はきっとこう考えているのであろう きっとそうだ』

私の最大の悪い癖

相手を深読みしすぎる。
予想から入って 100パーセントの結論としてしまう。

”その根拠は?”
”根拠はある”

”そう言ったの?”
”言ってない”

”なんで そんな風に決めつけられるの?”
”根拠があるから”

”確かめた?”
”確かめてない”

誰かとやりとりしたら こんなことだろうと思う。

例えば 
”あの人は 目をあわせてくれない
きっと 私のことが嫌いなんだ”

あー面倒くさい!
他人だったら 面倒くさいよ!
これよこれ

まったく良い意味でない感情移入をしてしまう。

本当に治さないと やっかいで
生きづらくなっていく。

一番 うつ病の症状がひどいとき
やはり この考え方も強く出ていた。

何を聞いても 全部 ”こうなんだ!”と勝手に決め付けて
心がどんどん壊れていった。
もっともっと自分を苦しめるループに入っていく。
それが 自分自身でも気付くほどに。

一刻も早く抜け出したくて 
藁をもすがる思いで 認知行動療法を受けることにした。
16回のカウンセリング。
通いきれなければ 途中でやめてもいいと言われたので
軽い気持ちで始められた。

最初は うつ病検査の診断。
もちろん かわらず うつ病と不安障害。
きっかけになると思われたことを 
先生に話していく。
『今日は、原因となったことを話すので 少し辛くなると思います』
と 言われていた。

これが 何よりもつらかった。
思い出すとその時の気持ちがフラッシュバックされる。
もちろん 先生の前で 大泣き。

この癖の考え方の悪いところは 
相手を自分の色眼鏡で見てしまうところだと思う。
もちろん 聞けない場合もあるけれど
そう思ったなら 聞いてみたほうがスッキリするのかもしれない。
必殺技!!読心術なんてできないのだから。
あとは 一日寝かす。
できれば 数日。

あと一回でこのカウンセリングも終わり
この癖は治ったか?と聞かれれば
まだ・・・。

先日のカウンセリングで
『ここの考え方よくなりましたね。
私(先生)は 聞いていただけですよ。
全てあなたが努力して良くなってきたんですよ』
と 言われ号泣。

あの生きているだけで苦しい日に戻りたくないと思う気持ちや
その癖を知っている今なら
時間がかかっても
治していける気がする。
その努力は すべて自分の財産になるのだから。
毎日鍛錬だけれど やる価値はある。

頑張ってみます。



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