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【第46位 スペランカー】ゲームも人生も理不尽だらけ?

こんにちは、ハルリです。
今回は第46位、ファミコンで発売された「スペランカー」の紹介です。

名作でありながら、色々ネタにもなっているクセの強い本作ですが、このソフトを思い出すと、ある出来事がが蘇ってきます。

よろしければ、最後までご覧ください。


占いは理不尽ですか?

しし座=リーダータイプ
星座占いでよく言われる、しし座の特徴の一つです。

占いがすべて当てはまるわけではありませんが、
小学~中学にかけて、毎年、学級委員に選ばれていたのを思い出します。

当時は期ごとに学級委員が選ばれていました。
1学期から3学期まで期ごとに男女3名ずつ、計6名選ばれていたはずです。確かひとクラス40人ぐらいだった記憶があるので、6~7人に一人ぐらいの割合でしょうか。

学級委員は当時、投票で選ばれていました。
選ばれる基準はどんな基準だったんでしょうか。

①頭がいいタイプ
勉強が特に出来る子は選ばれていたような気がします。
私の場合は、せいぜい真ん中より上ぐらいだったので、これには当てはまりません。

②異性にモテるタイプ
私が初めて彼女が出来たのは大学生になってから。
小学~中学までモテた記憶がありません(汗)
中学までというより高校まで?大学まで???・・・いや、人生ずっとですね(涙)

③クラスの明るいお調子者
大勢の人を笑わせたり楽しませたりできる人には憧れます。
そういった意味でも、芸人さんは私の中では尊敬の対象です。
私の場合は、ある特定の人をピンポイントで笑わせに行く感じです(苦笑)
よって、これにも当てはまりません。

④去年もやったから何となく
これが一番しっくりきます(笑)
日本人は安定を求めますもんね。2回目からはこの理由が当てはまりますが、初めて選ばれた理由にはなりません。

結局、考えても理由はよくわかりませんが、<信頼できる人物>ということで、いい風に自分で理解しておくこととします(笑)

そして小学6年の時、なぜ選ばれたのか学級委員以上に謎ですが、今度は、学区の子ども会の会長に選ばれました。
押し付けられたような苦い記憶もかすかにあるのが気になるところですが。

そんな役職掛け持ちだった小学6年生の冬のはじめでした。

スペランカーは理不尽ゲー?

12月のとある土曜日。
その日の15時からは、子ども会主催のクリスマス会。

当時の小学校は土曜日も半日授業がありましたので、休みではありません。
帰宅は確か昼12時過ぎ頃で、15時から子ども会のクリスマス会というスケジュールです。

そんなスケジュールの中、親友のS君と13時からクリスマス会が始まる15時少し前まで遊ぶ約束をします。

わずかに空いた時間に予定を入れる、人気芸能人みたいなことをやってますね。

もちろん遊ぶのはファミコン。
その日遊んだゲームは「スペランカー」

このゲームは、主人公が洞窟内でアイテムや鍵などを集めながら探検をして、最終的には財宝を探し出すという2Dアクションゲームです。

ゲームのテンポもよく、アイテムを取る順番や使う場所などには戦略性も問われ、完成度の高いゲームになっています。

ただしクセが強いといわれる理由は、主人公が「史上最弱」といわれるところ。

その理由は、自分の身長ほどの高さから落ちただけで死んでしまったり、下り坂を下りながら前方へジャンプするだけでも死んだりします(汗)

これはある一定の高低差を落下すると死亡する設定になっているから。
その一定というのが非常にシビアすぎて、理不尽なゲームと言われる所以でです。

しかしこのゲーム。
そのような理不尽な要素はあるものの、慣れてくると理不尽な死に方をしなくなり、非常にテンポのいいアクションゲームの傑作へと生まれ変わります。

プレイ中のBGMは非常に軽快で、今でも耳に残っている方も多いんではないでしょうか?

しかし、スーパーマリオでは空から地面まで落ちてもノーダメージですが、ゲームが変われば、はしご1段踏み外しただけで死亡とは。

やっぱり理不尽なゲームです(笑)

あの時のクリスマス会は理不尽?

そんな理不尽な設定に悩みながらも、最深部にある財宝を目指している途中、準備のため、先にクリスマス会場に行っていた母親が家に戻ってきます。

「そろそろ会場へ行かないとイカンよ」

「えー、まだもうちょっといいじゃん!」

「ダメっ!会長のアンタが来ないと始まらないんだから」

私は15時までに到着すればいいものだと思っていたので、ギリギリまで遊んでいたいんですが・・・仕方ないです。

大人の世界のように、スピーチをするわけではありませんが、会長の私のスタートの掛け声で始まる段取りになっているはずなので、ゲームはあきらめて行くしかないです。

14時58分、ギリギリですが、定刻前に到着。
会場は小学校の1階にある少し広めの教室です。

スタートの掛け声といっても「今から始めます!」という一声だけですが、少し緊張気味に会場へ入ると

なんと・・・

クリスマス会がすでに始まってるじゃないですか(唖然)

ケーキを食べ始めている子供もいます。

どうやら私の到着は関係なかったようです。

段取りが変わったのか、誰かが勝手にケーキを食べ始め、なし崩し的にスタートしたのか、今では知る由もありません。

でもあの時

「これなら、もっとスペランカーで遊ぶことできたじゃん。いいとこだったのに~」

と理不尽なゲームを出来なかったことを、理不尽に悔やんでいたのを、よく覚えています。

今こうやって振り返ると、大人の皆さんが全部準備をしてくれたようです。

しかし、一応会長なんで、早めに行って準備のお手伝いをしないとダメですよね・・・38年後、今さらですが反省です。

余談ですが

このクリスマス会に、プレゼントのくじ引きがありまして、大小様々な鈴が用意されていました。

私が引いたくじの番号は「55番」
ハッキリと覚えてます。

当たったのは、なんと、一番大きい特大の鈴!

「会長ずるーい」なんて声が聞こえたのもかすかに覚えています。

しかし、一応6年生なんで、この鈴を欲しがった一年生の子に譲ってもよかったですよね・・・38年後、再び反省です。

私以外たぶんこのクリスマス会のことを覚えている人は世の中でいないでしょうが、

他人にとってはどうでもいいけど、自分にとっては印象深い出来事ってありますよね。

それが私の場合は、このクリスマス会。
記憶に残っている、おそらく一番古い「理不尽」な思い出です。

世の中、理不尽なことは多いけれど・・・

でも社会に出てわかりました。
世の中「理不尽」にあふれています。

若い時は色々我慢していたけれど、最近はもう限界。
いい意味で、自己中で生きていこうと決めました。

ブラック企業と言われる会社は、まだ、昭和と同じことやってるし
自己紹介にてちらっと書きましたが、昨年、早すぎる退職を決断。

でも今はその会社の社長に感謝の気持ちでいっぱいです。
おかげで、自由に生きていく決断ができたので。
(皮肉をいうイヤな奴ですね、私)

生きていれば、これからも色々理不尽な出来事に出会うでしょうが、楽しいことも、面白いことも、感動することもたくさんあります。

生きていれば、人生の大きな鈴がもらえるかもしれません。

これからの人生も、楽しく前向きに、頑張りますよ!

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