病みに病んだ私の大学受験#7(完)

こちらの記事の続きとなっています。
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国公立前期試験(後半)

数学の試験が終わり、ひとまず自分の出せる全てを出せたことからほっとしました。
その後のテストは失敗はありましたが、数学の様に大コケすることはなかったです。

何度も書きますが、私が特に大事だと思っている考え方は、失敗はどんな失敗の仕方であれそれは自分の実力です。その時の自分のメンタル面の調整能力、論理的思考力、見直し力、、、何かが足りていなかったことが原因です。そのため、全てにおいてその原因を分析することが重要だと考えています。

全ての科目で自分の全力は出せたものの、やはり数学の試験の初めの1時間半何もできなかったことで、落ちたなと諦めていました。

心の中では、「全力を出せたから思い残すことはない」と思っていました。

本命試験後

本命の国公立前期入試が終わった後、私は中期試験設ける予定だったためその勉強を引き続き行いました。

しかし、本命試験が終わり今まで頑張ってきた反動で、全く勉強に集中できない期間が続きました。

毎日2,3時間、近くの書店に行き漫画やピカピカの参考書を見ながら暇つぶしをしたり、1時間くらい散歩をしたりしていました。

前期試験に落ちた可能性が高く、こんな状態では中期に絶対受からない。
「やばい、やばい」と思っていましたが、全く集中できない。これだけ頑張ってきたのに、最後の最後でこのような感じになってしまい、やりきれない自分がどんどん嫌になりました。

どれだけ机に向かっても集中ができない日々が一週間程続き、その後徐々に集中力を取り戻してきた時に中期試験がありました。

中期試験の途中の科目で合否発表がある大学もあり、さっきは居たのに気づいたらいなくなっている人とかがいたりしました。
嫉妬はしましたが、自分がやるべきことは、目の前の試験に全力をぶつけることだけでした。

中期試験も無事大コケすることなく終えることができ、次は後期試験の勉強に移りました。

また、中期試験のすぐ後に本命の合否結果が発表されました。
どうせダメだろうなと思いながら見ようとすると、アクセスが多すぎてサーバがダウンしており、全くページが遷移しませんでした。

気が全然休まらなかったので塾に行く途中にある小さな神社まで歩いていき、5円玉を入れてお祈りした後に、再度アクセスしてみるとページが遷移しました。

諦めてはいましたが、この時はかなり緊張しました。

画面いっぱいに移る番号をたどっていくと、自分の番号を見つけました。

信じることができませんでした。

前期試験の後の私の落ち込み具合から親も受かったことを信じれないようでした。笑

とりあえずスクショをとって家に帰り、しばらくして正式な合格通知を受け取ることができました。

これで二年間にわたる私の大学受験が幕を閉じました。

家の中でじっとしていられなくなり、外に出てみると、先ほどまで同じものを見ていたのに、先ほどより外の空気が気持ちよく、目に映るものすべての彩度が上がったように見え何もかもが違って見えました。

人生で一番気持ちが良かったです。

最後に

私が1年間の浪人生活を通して、一番強く感じたことは

「メンタルってめちゃくちゃ大事!」

という事です。いくら実力があっても、いくら長期間頑張って勉強しても、最後メンタル面の調整ができていなかったら台無しになります。

大きさに程度はあると思いますが、受験本番で必ず失敗はあります。
「試験当日の失敗をどのようにいなすのか」
この失敗に落ち着いて対応していくためにも、メンタル面の調整は必ず必要です。

メンタル面の調整をするためにも、日ごろから失敗してしまった時のリカバリーのシミュレーションや、今いる状況で自分の力で変えることができる部分と自分の力ではどうしようもない部分の選別を冷静に行う練習をしておくことが必要です。

これを読んでいる受験生の皆さん。そして、これから大学受験を受ける皆さんには、メンタル面の調整を怠らず自分の全力を尽くして悔いのない受験生活を送っていただきたいです。

長くなりましたが、以上が私の受験ストーリーになります!

読んでいただいてありがとうございました

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