成功法則その24【マインドマップの活用】
何かを考えているとき、邪魔が入ったり、時間が無くなくなったりしてその考えを中止せざるを得なくなることは日常茶飯事です。すべての思考が一時中断されます。そうすると、また考える時間ができて思考を再開するのですが、最初から考え直すことが多いです。
具体的には、旅行の計画を立てているときに、国内にするか海外にするか、夏休みにするかゴールデンウイークにするか年末にするかと検討しているとしましょう。メモを取らずに考えていると、時間切れで別の事を開始し、再び旅行計画を考えてもまた「国内にするか海外にするか」というところから考え直さなければなりません。
このような二度手間を避けるために、考えをメモ等の文章や音声データに残す必要があります。その考えを再開するときはそのメモ等を見ながら先に進めると合理的だと思います。さきほどの旅行の例では、場所と期間の選択肢までメモしておけば、次の思考では、国内なら北海道、海外ならハワイ、年末だとAさんは一緒に行けない。夏休みだと会社の夏休みを取りづらい。とメモを付け足すことができます。
ではどのようなメモを作成すべきでしょうか。私は「マインドマップ」をお勧めします。マインドマップ とは、イギリスの教育者トニー・ブザン氏が考案した思考の表現方法のひとつで、中心となるキーワードから関連する言葉やイメージをつないでいった放射状の図のことを言います。 頭の中で考えていることそのままの形で書き出すことで、考えや記憶、アイデアの整理を容易にします。メモというよりは「絵」に近いです。ここではサンプルは表示できませんので是非ともWEBで調べてください。
ここでは「マインドマップ」作成のコツをお伝えします。私の場合は、すべて裏紙を使います。修正前の企画書、送られてきたA4のDM、折り込みチラシなど毎日のように山ほど手に入ります。但しサイズは統一する必要があります。私はA4が使いやすいです。
これらの裏紙を集め、直ぐに「ペンホルダー付クリップボード」にバインドします。お気に入りの滑らかボールペンを挟んで完成です。最近は万年筆で書くことも多いです。力を入れずに書けるので疲れません。
マインドマップを1枚書き終わったら、そのままクリップしたままにして、一番最後の裏紙を書き終わったマインドマップの上にもってきます。
裏紙全部を書き終わったら、どこかにファイルします。クリップボードは50枚ぐらいの裏紙を挟んでおけるので。1週間ぐらいはファイリングの手間から解放されます。
裏紙を使う理由は、書くストレスを無くすためです。私だけかもしれませんが、白紙に字を書くという作業は緊張して最初の一文字を躊躇ってしまいます。裏紙ならどうぜ捨ててもよい紙なので、リラックスして好きなことを書き進められます。
次は書く内容ですが、仕事関係は勿論、何かのアイディアを形にするため、「ながらマインドマップ」を続けてきます。例えば、新聞をよみながら、読書をしながら、YOUTUBE見ながら、テレビ見ながら、、、、気になったキーワードや自分の考え、その時かかってきた電話の内容、明日の予定なんでも書いてしまいます。まるで落書きのようです。書いた文字を後々連想ゲームで繋げていくイメージを持つと良いでしょう。
このように作成したマインドマップを最終的にはなんらかのアウトプットに完成させます。企画書、書籍、人生計画、資産運用方針などなど。
知的財産のインプットとアウトプットの連想ゲームとしてのマインドマップを活用しましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?