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ボランティアについて考える

環境問題をはじめ、社会問題に興味関心を持ったら、人生で1度はボランティアをしたことがある人は多いのではないかと思う。
私もその一人。

小学校のころから環境問題、特に自然を守ることには関心があった。
海洋汚染や森林伐採、生物の絶滅などあるものが変化してしまい、崩れていくこと、地球が壊れていく怖さを感じた。
たとえば、生物の歴史を見ても多くの生物は絶滅しながらも、また新たな生物も生まれる。
輪廻転生っていうのかな。
そう考えると、この地球にいる限り、生まれて、壊れ、そして形を変えて再生されるのは普通のことなのか?
この事実を持っているのに、
私たちは、今持っているベストの状態が崩れていくことに恐怖する。
もちろん自然が壊れてほしいと思っているわけではない。
でも逆らえない力が、この地球や宇宙には働いているのではないか?

そう考えたら、最大限できることをしながらも、この変化することに執着しすぎなければ、恐怖することはないのでは?とも思う。
もし、そんな力が働いているとしたら、
環境保全のために、社会問題解決のために、
国や地域においても、企業においても、個人においても、人々は何を考えて、取り組むでいるのだろうか。

本気でいまある問題を解決したいと、
これ以上に問題が壊れないようにと、
いや改善のためにもっとベストを尽くすことを考えている人たちはもちろんいる。
でも一方では、社会的によく見せるために、人からの受けが良いようにとか、例えば就活のためなどで行っている人たちもいるだろう。
あるいは、ボランティアを非日常の中のイベントとして行い、「今日は社会のためによいことができた」、一つの思い出として過ごす人もいるだろう。

結局、日々の私たちの一人一人の生活が変わらなければ、一部の人が頑張ってもなかなかよくならない。
じゃあ生活を変えようもしても、
そう簡単なことではない。

長年培ってきた価値観をある意味崩すのだから。ということは、物事の見方を変えたり、もっと言えば、心が変わらないと生活は変わらない。

例えば、ダイエットするといって、断食しても、無理やり心を抑圧しているだけなら、
数日もすれば反動でまた元通り。
なかなか変えられないよね。

こんなことを考えつつ、他人の考え方を私が変えることもできないので、
やっぱり自分自身を変えていくしかないってね
そこに至るんだよなぁ。

ボランティアをするかしないかの問題ではなく、
まずは自分を成長させよう。



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