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きみの好きな所へ連れてって

どうも、あらふぉ凸子です。

前回自己紹介みたいなん頑張って書きました。
いろんな方が書いてはるnote読んでると
ページの埋込みみたいなんしてはってわかり易かったんで私もしよお!
と思ったんです
が、やり方わからず電光石火で断念。
ご存知の方、どなたか救いの手を頂けると嬉しいです。

10月に姫路城へ行った話をする前に
息子ひたぽの好きなモノの話を。

息子のひたぽは他の同年代の子達同様、色んなモノに興味を持ち、心奪われ、愛しています。

護世四天王のフィギュアで戦隊ごっこをし
埴輪や土偶のガチャポンを回し
食虫植物を育て
推しの世界の神々の絵を描き
保育園の庭では佐渡おけさを踊り
岡本太郎先生の画集を寝る前の絵本にし
古代生物のぬいぐるみを抱いて眠る

ただ彼の愛すべきモノ達が同年代の子達のそれとはすこーし異なった路線をまっしぐらな事以外は。

もちろんその他動植物や魚、ぬいぐるみなどのカワイイものも好きなんですがスタメン落ち

育児と仕事で激流のようなこの5年間の記憶をひとつひとつ辿ってみても小さな頃から、はじめは絵本もぬいぐるみもおもちゃもTHE王道を与えて来たはずなんです。
喋るアンパンに人面機関車とかそんなん

しかし彼のハートにずどんと来るのは
どれもこれも神々しくって荒々しくって
奇妙で不思議なモノばかり。

彼の持つASD(自閉スペクトラム症)の特性上
興味をもつ方向性は特定され深く深く追求してゆく。そしてびっくりするぐらい覚える。覚えまくる。

ASDの診断を受けた人みんながそうではないです!診断名があるだけで、大まかな特性はあれど細かな特性や好みや性格などなどみーんな違います。
その違いは普通の人が一人ひとり違うのとおんなじにほんとに一人ひとり違います。

よく聞くのは、電車や車や魚の種類など
それがたまたまひたぽくんの向いた方向が奇妙で不思議でへんてこりんなモノなんやろねぇって、お世話になってるまぁるい眼鏡をかけた穏やかな小児科のど真ん中のような発達外来の先生はニコニコ優しく教えてくれました。

それについて嘆いてるわけやないんです
寧ろ全然いいやん!
好きの向く先なんて人と同じじゃなくていい!
大人の世界ならそれがスッと受け入れられるんやと思います、なんなら強みになることだってある。

だけども、彼はやっぱり5才なわけで。
好きなモノを人に見せたい、一緒に遊びたい。
家に遊びに来た従姉妹達に
岡本太郎先生の画集片手に「ねぇねぇ、絵本一緒にみようよ!とってもおもしろいよ!楽しいよ!」
と誘ってみても
「えーなにそれーこわーい」と一蹴されシュンとする姿
運動場で大好きな佐渡おけさ(佐渡島の踊り)みんなに披露してひとりぼっちになりストンと棒立ちする姿

そんな姿を見る度に胸がぐぎゅーってなって目を覆いたくなる抱きしめたくなる。
母ずどーん

共有出来るってものすごい幸せなこと。大事な事。

わたし39歳にもなるけど、当たり前の大事な幸せなことあんまりわかってなかったかもしれません。

いつかきみがもう少しが大きくなった時
必ずその好きなモノ達を大好きな人達に会えるぞ!
なんならそれに人生を賭けて研究をしてる人達だっている。
それカッコいいよねって一緒に笑ってくれる誰かが隣の席かもしれんしモニターの向こうかもしれやんけど絶対みつかるねん!
好きをやめなくていい!好きって素敵な事やねん!
ってな事を噛み砕いて挽き潰して重湯ぐらいにして心を込めてひたぽには伝えました。
伝わったんかな笑

その第一歩まずはオカンが
その好きを共有させて頂こうやないか!

ということで
ここでやっと姫路城なんです。
ながくなりましたがやっとです。

息子の好きを追っかけて
行ったことない街、姫路まで車を走らせた話
次はしっかり旅行記的なんやりますね。
やれるかな。

読んで下さった方がいらっしゃいましたら
ほんとにほんとに有難うございます。
へんてこりんなまとまらへん文章かもしれないですけど、わたしもひたぽを見習って好きにまっすぐ。追っかけたいと思います。

あらふぉ凸子




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