見出し画像

三日坊主の私が、ジム通いを習慣化できた話。


皆さんこんにちは。mocchiです。

お正月も明けて、
「ちょっと太ったから運動したいな〜。」
「でもな、続かないんだよな〜。」
と思っておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今日は、何事も続かない三日坊主の私が、挫折しながらもなんとか
ジムに週3〜4日通う生活を2年以上続けることが出来た経験をもとに、
運動を習慣化するポイントを伝授させて頂ければと思います。

※ボディービルダーのようなストイックなものではなく、あくまで
健康を意識する程度のゆる~い運動量です。

前置きが少し長いですが、興味のある方は是非読んでみて下さい。

1.サラリーマン2年目mocchi、ジムに入会する。そして、はじめの2ヶ月間はほとんど通わずサボる。(笑)

サラリーマン2年目の頃だったと思います。
私は、家の近所にあった24時間営業のジムの会員になりました。

今だから言えるのですが、ジムに通いたいと思ったきっかけは、
職場でのパワハラでした。(笑)私は背が低く、ぽっちゃりした「舐められやすい容姿」をしていたため、
職場で必要以上に怒鳴られたりすることが多いように感じていました。

身体が強くなれば、心も強くなるのではないか。
理不尽に八つ当たりばかり受けている自分を変えたい。

そう願い、2019年12月末に入会したものの、最初の2ヶ月はほとんどジムには行かず、会費を垂れ流していました。
「今日は寒いからいいや。」
「仕事で疲れたからまた明日行こう。」
など、色んな理由をつけては、ひたすらサボっていました。

ジムの会費は月8000円ほど。自分にとっては安くはない金額。

このままではもったいないな。解約しようかな?
と一瞬思いましたが、12月に契約して2月に解約はさすがに何のために契約したのかわからないので、どうにかジムに通い続けられる方法を考えることにしました。

2.ジムに行かない理由を自分に問いかけてみた。

どうにかしてジム通いを習慣化したい。
そう考えてまず行ったのは、
「なぜジムに行きたくないと思ってしまうのか?」
という問いを自分に投げかけ、その理由を明確にすることでした。
すると、下記2つが、私の足がジムから遠のいてしまう要因となっていることがわかりました。

要因①仕事帰りはお腹すいた&疲れている。
ジムを契約した当初、私はジム=仕事帰りに寄るものと考えていました。
しかし、実際それを行動に移してみると、仕事帰りは疲れているし、
何よりお腹が空いていました。
運動したいという気持ちより、帰ってご飯を食べてゆっくりしたいという気持ちが勝ってしまい、ジムの前を通り過ぎてしまっていたのです。

要因②他の利用者さんが多く、気後れしてしまう。
仕事が終わったあとの時間帯(大体18:00〜20:00頃)は、他の利用者さんが最も多い時間帯でもあります。
初めてジムに行ったのは、ちょうどこの時間帯でした。
ほぼ裸に近いタンクトップを身に着けて高重量で筋トレをしている
マッチョ兄貴たちに圧倒され、ぽよぽよボディーの私はすっかり気後れしてしまい、全然トレーニングに集中出来ず、ただ居心地の悪さを感じただけでその日は終わってしまいました。

ジムに行かない要因が明らかになった時、私はふと思いつきました。
「ほな、朝行くのはどうだろう?」と。

朝なら、仕事終わりみたいにくたくたじゃないし、軽く朝食を採ってから行けばお腹も空かない。そして、夜よりは他の利用者も少なく、トレーニングに集中できるのではないか?

そう考えた私は、朝5時に起きてジムに行くことを決意しました。

3.いざ実行。そして、継続するコツを考える。

当時勤めていた会社の始業時間は9:00。
朝食後ジムに行ってトレーニングをしたあと家に戻り、シャワーと準備を済ませて出社するとなると、5:00に起きなければ十分なトレーニングが出来ません。

根性論は好きではありませんが、この時ばかりは爆音の目覚まし時計を使い、無理やり目をこじ開けました。
眠たい目をこすりながら、ジャージに着替え、なんとかジムに行きました。

ジムに着くと、人は殆どおらず(2〜3人はいたけど)、夕方はマッチョ兄貴たちに遠慮しながら使っていたマシンもほぼ貸し切り状態でした。
私がジムに求めていた環境がそこにはあったのです。

心置きなくトレーニングをすることが出来、その日は満足して帰りました。

しかし、本当の課題はここから。
1日だけなら出来ても、今後この生活を継続することのほうが大切なのです。

ジム通いを習慣化するために、私は下記のことを意識・実行していました。

1.短時間でもいいから行く、仕事着のままでもいいからとにかく行く。
ジムに行く日は、5:00には起きないといけませんが、時々寝坊することも
あります。それでも出勤まで10分でも時間があればジムに行くことにしていました。
中にはスーツや革靴でのトレーニングを禁止しているジムもありますが、
私が当時通っていたジムではそのような決まりはなかったので、
仕事着のまま軽くトレーニングをしてそのまま出社していました。

2.いきなりハードワークしすぎない。
ジムに行くと、色んなマシンがあって思わずテンションが上がり、ついつい鍛え過ぎてしまうこともありますが、いきなりのハードワークはNGかもしれません。
翌日猛烈な筋肉痛に襲われ、そのせいでジムから再び足が遠のいてしまう可能性があるからです。
最初のうちは、「あともうちょっとできそう」なところでやめておくのをおすすめします。
ハードワークには、ある程度トレーニングを継続して、筋力がついてきてから挑戦してみても良いかもしれません。

3.出来ない時は出来ないと割り切る。余裕が出来たらまた始めたらいい。
21:00に寝て、5:00に起きて、ジムで筋トレをする。
こういった生活を毎日送れれば幸せなのですが、サラリーマンたるものなかなかそうはいきません。

遠方で商談があるため、早めに出社しないといけない。
昨日、同僚に付き合って飲みに行き、寝るのが遅くなってしまった。
親知らずを抜いたあとが痛いの…。

など、さまざまな事情でいつものようにトレーニングができない場合もあります。
そういった時は、あっさり諦めること。
寝不足でトレーニングしたところで、仕事や生活の質が下がっては意味がありませんし、トレーニングが出来ないことで「継続できなかった、失敗だ…」と自分を責めても苦しくなるだけです。

「ボディービルの大会に出たい」「ダイエットをしたい」など、運動の目的やレベルは人それぞれですが、運動するためには、「健康であること」が大前提なのです。まずは何より健康第一で行動することが大事です。

時間的余裕が出来て、心身ともに万全な状態になってからまた始めたらいいのです。ちょっと時間が空いても、また始めればそれも継続と呼べるのではないでしょうか。

最後に

1で書いたように、私も最初からジム通いを継続できていた訳ではありませんでした。
しかし、自分で「継続できない要因」を明確にし、それに対する解決策を考え、実行することで少しずつ習慣化することができました。

習慣化できないのには必ず理由があります。
「今の自分の筋力にはきつすぎるメニューを設定している」
「頑張ればできるギリギリのスケジュールを組んでいる」
「ダイエットのために走っているけど、なんかつまらない」
など。
ここを無視して気合いで取り組んでしまうと、どうしても長続きしません。
「ダンベルの重さを見直してみる、種目毎の回数を減らしてみる」
「まずは週1日、確実に行ける日にだけジムに行くことを目標にする」
「大人数で楽しく取り組めるエアロビの見学に行ってみようかな?」

習い事に行くのをグズる子どもに聞くように、「何が嫌なん?」と自分に聞いてみて、解決策を考えてあげると、案外すんなり行くかもしれません。

ちなみに、私がジムに通い始めた頃、
「どうせすぐ辞めるやろ」
と鼻で笑った同僚がいましたが、私が2年以上通ったジムを転職の都合で退会する頃には、
「腕太すぎやろ。ラガーマンかよ。」という言葉をかけてくれました。
※パワハラに打ち勝つために身体を大きくしたかった私にとっては、
とても良い褒め言葉でした。(笑)

※筋トレを始めるきっかけとなったパワハラは、元凶が異動になるなどして
途中でなくなりましたが、筋トレのおかげで自信がついたせいか、多少
キレられたくらいでは落ち込まなくなりました。

方法は一つじゃないから、自分に合う方法・頻度を探すことが、継続の最大のコツかもしれませんね。

以上、素人が書いた継続のコツでした。
おしまい。




この記事が参加している募集

運動記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?