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日本を脅かしているのは“AI”ではない!

どうも、絶賛就職活動中のゴメスです!!

今回は前回の続きのAIです。
今回の参考書は『AIvs教科書の読めない子供たち』 新井紀子 著 東洋経済新報社
AIについての知識をかなり網羅しているので、この本を読んでいただくとAIについて全体像を掴めるのでオススメです!

今回は、教育大学行っている自分の視点を主に入れながら感想を述べていきたいと思います。

・AIとはなんだ
・今のAIのレベルって?
・学生や社会人が抱くべき危機
・今の日本の学生と社会人の現状
・なぜそうなってしまったのか自分なりの仮説

上の2つは本書で述べられていたことをメインに書いて、
残りは教育大学に通っている自分の視点と就活を通じて見えてきた日本の課題などについて言及していきます。

それでははじめていきますので、ぜひ最後まで読んできてください。

・AIとはなんだ

まずはここからはじめていきたいと思います。
AIとは、Artificial Intelligent 、人工知能という英語の単語の頭文字をとっています。
そして作者はAIは存在しないといっています。
「なにがAIなの?」となるかもしれないですが、ご安心を
AIではなく、“AI技術”と作者は言っています。
ややこしいと思うかもしれませんが、これが結構大事だそうで、、、

人工知能とすると、人間に匹敵した新たな生命体のようなイメージですが
AI技術というと、人間がAIの恩恵を受けているように感じますよね(笑)
実際に今僕たちの生活は本当に充実しています。
実際に僕たちが使っている、SiriやAlexaなどは音声認識技術という、立派なAI技術です。

・今のAIのレベルって?

ではでは、そんなAIがどこまで進歩しているのでしょうか。
ここでは「東ロボくん」が参考に出されていたので、ここでも同じように紹介します。

まずは東ロボくんの簡単なプロフィールから紹介したいと思います‼︎

2001年 東ロボくん 誕生
2013年 代ゼミの模試 偏差値 45
2016年 進研模試 偏差値 57.1
2017年 TEDデビュー

人で例えると、高校生の時に世界デビューしたようなものです。
めざましい成長ですね。
しかも偏差値 57.1はかなり高いレベルの大学に行けます。
日本で有名な「MARCH」「関関同立」を突破するレベルです。
同じ大学受験するライバルとしては、かなり強敵です。
それが一気に日本中の人たちのライバルになったワケです。
これが今僕たちの労働力の代わりになっているのです。
これを知ると恐ろしいですよね。

でも、そんなAIでも苦手な科目があるんです。
それが「英語」と「国語」。
「苦手科目が一緒」と思った方がいるかもしれません。
この東ロボくんは知識問題は解けます。(漢字の意味とか英単語の意味とか)
でも文章を読んで、回答を導き出すことができないんです。
「読解力」がないんです。
AIにも苦手なことがあるので、それを人間がすればいい、と思いました。
ところが、ここで問題が浮かび上がったんです。
なんと、人間の方にも読解力がないT_T
それが教科書が読めない、今の日本の学生の現状でした。
これが衝撃の事実です。

・学生や社会人が抱くべき危機

この上の事実を受け止めて今僕たちがやらなければいけないこと。
というよりも、準備しておいた方がいいことは、2つあると思っています。
1つ目は、読解力をつけること。
2つ目は、自分の価値を高めること。
簡単にいうと、替えの効かない人材になることです。

では1つずつみていきましょう。
まずは、読解力をつけることからです。

突然ですが、「常にスマホをいじっていてゲームやネットサーフィンばっかしている人」と「スマホは使うけど、1日1〜2時間読書」をする人」どちらが読解力がありそうですか?
断然後者ですよね。

読解力をつけるには、本を読むのが最も効果的だと頭ではわかっているのに
スマホという誘惑があることによって、どんどん時間が搾取されている。
たしかに自分の興味を引くようなことが提示されていますが、これこそ、AIに支配されているような感じがしませんか?

お金持ちほど本を読んでいますよね。だからまずは本を読んでみる
最初は慣れていないせいかまったく進みませんが慣れてくると、どんどん読めてきます。
そして読めてくると、それが知識になり、社会情勢がよりわかるようになります。

2つ目の自分の価値を高めるですが、これは沢山のやり方があると思うのでここではこんな方法もある、という一例を紹介させてもらいます。
イメージしやすいように、サラリーマンだとします。
ですが趣味で一眼やGoProを使っているので、編集やブログをするのが得意です。
収入源は会社からもらえる給料だけです。

かなりもったいないと思いませんか?
ここで会社にいって仕事をするだけだったら、他の人と変わりません。
でも趣味で培った編集というスキルがあります。
これを仕事の依頼として月に1、2回するだけでも、豪華な美味しいご飯を食べられるくらい稼げます。
そう、収入源が新たに増えます。

すると、サラリーマンというあなたと、編集するというあなたが出来上がります。
これだけでも他のサラリーマンと差別化できていますよね。

長くなってしまいましたが、他人と差別化するべき!!、ということです。
そうやって様々なことができると、その2つの領域をクロスさせたなかでの自分という優位性は増します!!

・今の日本の学生と社会人の現状

とはいってもですよ、、、、
「それができたら苦労しねーよ」っていうのが今の世の中なんですよ
今大学3回生で就活をしているので、会える人が「働く社会人」と「学生」なんですね。
その多くの人たちにきくと、「どんな生活をしていますか?」って聞くと「だいたい同じ1週間を過ごしている」って答えが返ってくるんです。
これは働く社会人も学生も同じ回答です。
さらに突っ込んで「将来のために何かしていますか?」ときくと「やろうとは思っているけど、時間がない」って答えます。
でもこーゆー人たちってなぜかドラマとか芸能の情報はたくさん知っているんですよね(笑)不思議です(笑)
要するに、危機意識をそんなに持っていないんです。
やらねばとは思っているものの、目の前の誘惑に負けちゃっているんですね。

逆にオーナーさんとか、豊かな人に同じ質問をすると、かなりのことをしていると答えるんですよ。
その中には自己投資ということで、しっかり“読書”が入っています。
豊かな人ほど、努力していて、働いている人ほど何もしてないんです。
たしかにそれだと差が広がってしまう、と納得しました。


・なぜそうなってしまったのか自分なりの仮説

ではなぜこうなってしまったか?物事には色々と理由があります。
それを教育大学生としての視点と就活で出会った多くの働く大人をみて共通することをここで書いていきます

まず、思ったのが、従順な人間が多いということです。
つまり、イエスマンばっかだということ。
これは日本の今の教育システム自体に問題があるからだと思いました。
日本はバブルが崩壊するまでは、会社や社会に従いやすい人間を育成してきました。
分かりやすい例だと、戦争時の日の丸特攻隊などがこれに当たります。
社会が求めたものを実行する、これがバブル崩壊まで求められていたことです。
上がしっかりしているから、下はそれに従え、という、典型的なトップダウンですね。

では、今それがどうなっているか。
多くの企業は潰れています。
2代目が育っていなかったり、昔のやり方にこだわっていて時代に取り残されたからです。

今の時代は変化に対応できた人が生き残っていく世の中です。
そして時代は、モノよりもデザインなど目には見えないものに、価値があるようになりました。
これは、市場の信頼が裏付けているんですね(この信頼の話などはまた今度するとして)
話を戻して、つまりはひとりのアイデアが重要視されている時代です。

会社の言いなりになってばかりでは、それ以上のことは生み出せません。
なぜなら、その下に付いている個人に働く意思や向上心ががないからです。
このような人が多いからAIにとって代わられると言っているのです。
従順なやつならミスする可能性のある人間よりも、確実に物事を実行するAIの方が良いからです。

これからの時代、『やる気』『実行力』のある人間は確実に生き残っていきます。
少なくとも日本の社会では確実に勝ち残ります。
なぜなら『やる気』『実行力』があるだけでも日本では、他の人と差別化できているからです
不思議なことに“行動”するだけで今の世の中は評価してくれます。

勝ち残っていくためにも、何をすべきか。
まずは本をよみましょう。

少なくとも読まないよりかは、何倍もいいです。
そして手軽にはじめられる行動です。

まずはこの一歩からはじめてみましょう。
もちろん、僕もそうやってこうどうしている1人なので、皆さん一緒に頑張っていきましょう‼︎

最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は今の日本のAI現状か、GAFAがなぜすごいのか、のどちらかをあげていきたいと思いますので、ぜひ次回も読んでみてください。


これから頑張って社会に立ち向かうためのチカラとします💪みなさん応援お願いします🙇‍♂️🙇‍♂️