【2019年最新カオスマップ】国内ブロックチェーンスタートアップ俯瞰図
㈱クロスデジタル CEO・㈱ブロックチェーンハブ Chief Marketing Officer の増田 剛です。
2017年の仮想通貨・ICOバブルが崩壊して、ブロックチェーンに対する一般的な見方はポジティブではないかもしれません。Gartnerの2018年版ハイプサイクルでもブロックチェーンは幻滅期にあるとされています。
出典:ガートナー (2018年8月)
しかし一方で、少なくともブロックチェーン関連スタートアップへのベンチャーキャピタル投資は2018年で金額・ラウンド数ともに大きく伸びています(2017年対比 約4倍)。
出典:Coindesk
ブロックチェーンの本格的な社会実装に向けた取り組みは、まさにこれからだと考えています。かつての「なんでもブロックチェーン」「ブロックチェーンは魔法の杖」といった風潮から、地に足の着いたフェーズへの移行が期待されます。国内でも多くのスタートアップがプロダクト開発に取り組んでおり、β版から本番運用に進んでいるものも少なくありません。今後1-2年の間に、さらに多くの実態的なビジネス化が進むことでしょう。
2019年度のはじまり、新元号の制定を控え、改めて国内のブロックチェーンビジネスシーンを振り返る意味で、最新版のカオスマップをスタートアップにフォーカスして作成しました。
来年のこの時期には、このマップはさらに「カオス」になっているか、もしくは収斂に向かっているのか、注目です。