ひとりひとりに、応援してくれる人がいる

まだまだお正月ネタですが。

毎年元旦におばあちゃんちに行くと、テレビのチャンネルは箱根駅伝が付いています。

特に応援している学校があるわけではないけれど、おばあちゃんはいつもテレビに「あら～がんばってるねえほんと、すごいねえ」と、感心したように応援をしています。

そして今年の駅伝。「ちょっと応援に行ってくるね」と、にこにこと私たちを置いて家を出ていきました。おばあちゃんちは、駅伝のコースの近くにあるのです。

知り合いのお孫さんでも出場しているのだろうか？？　と思ったのですが、なんとおばあちゃんが応援しに行ったのは、選手の前を走る、白バイ隊員でした。

聞いた時は、「なんじゃそりゃあ」と、笑ってしまったけれど、、

改めて考えると、そっか、駅伝では選手が主役。でも、それを支えている人たちにも、ひとりひとり、支えてくれる人たちがいるんだ。
知り合いだったり、家族だったり。いろんな人が、いろんな人を応援しているんだ。

と、そんな、普段気にかけていなかったことに、はっとさせられました。

白バイの隊員こそが、おばあちゃんの友達のお孫さん。かと思いきや、その方は友達のお孫さんの、会ったことのない旦那さん、だそう。
走る順位は聞いていたみたいだけど、もはや、誰なのかわからないだろうに。

でも、応援に行こう！って思えるおばあちゃんが、とてもあったかいなあと感じた、我が家の箱根駅伝でした。