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短歌

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川合真生の短歌についてのnote。
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父を待つ子が沿道で猫じゃらし

父を待つ子が沿道で猫じゃらし

春と秋に町をあげての駅伝があり、先日は春の駅伝が無事に終了しました。お父さんが選手として走るのと、長男は今回から練習に参加させてもらっていましたが、選手として走れるようになるのは4年生からなのであと2年は補欠。

走るのが苦手な私は地域のケーブルテレビのボランティアとして生中継のお手伝いに参加しています。

この短歌を詠んだ時は、次男と一緒にお父さんが走るところの応援に行ったのだと思うのですが、走

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寂しくて湧き出た涙のようだった

寂しくて湧き出た涙のようだった

こちらは去年の1月の短歌。公園に遊びに行ったら、滑り台の劣化が進んでいて使用禁止になっていたんです。雪がいっぱいの寒い日、もともと子どもが少ない地域ですが外で遊べる頻度も少なくなり、しかも使用禁止にされてしまった滑り台の涙が固まってつららになっているようでした。

そしてつららを食べる子どもたち。笑
今は錆びつきがひどくなり、この公園の滑り台は撤去されてしまいました。遊具が減っても虫を探したり、雪

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