見出し画像

子供と一緒に料理することを“習い事”と考えるようにしてみた

我が家には、息子(小2)と娘(5歳)の二人の子供がいます。

長男はいくつか習い事をしており、そのうちの一つがプログラミングです。
オンライン授業なので、休日の夕方、自宅で隣に主人が付き添って受けています。

その時間、私は娘と二人どう過ごすか?
考えた末、料理をすることにしました。

オンライン授業の邪魔にならない過ごし方

最初のうちは、二人で遊んで過ごしていましたが、こちらはその後のスケジュール(お風呂→夕食→寝る支度)を考えると、悠長に遊んでいられる気分じゃありませんでした。

そこで、娘に
「お母さんと一緒にお料理しない?」
とお誘いしてみることに。

すると、
「うん、するするー。」
とめっちゃ乗り気なお返事。

私は家事が進んで嬉しいし、娘も料理ができて嬉しい。Win-Winな形になりました!

何を作るかが問題

やることは決まりましたが、次は「何を作るか?」が問題です。
子供がお手伝いできることが多くて、かつよく食べる料理にする必要があります。

結論、【カレー】。
これしかありませんでした。

多少問題が起きても、全てをカバーしてくれる懐の広い料理。私はカレー以上の物を知りません。

食材の切り方がおかしくても、サイズがバラバラでも、若干皮が残っていても、最終的には何とかなる。

子供にやってもらうことを考える

作る料理が決まったら、次は子供ができることを考えました。
・食材を洗う(じゃがいも、にんじん、なす)
・手で皮をむく(玉ねぎ)
・ピーラーで皮をむく(にんじん、なす)
・包丁で切る(なす、エリンギ)
・手でバラバラにする(しめじ)
・食材をホットクックに投入する

やれることがたくさんありました!
これはありがたい!
たくさんあると、子供に「何をやりたい?」と選ばせてあげることができます。
それに、子供がやってほしくないことをやりたがった時に(硬い食材を包丁で切りたいと言い出したり)、「にんじんはお母さんが切るから、なすを切ってもらえるかな?」と、全否定せずに、一部は受け入れてあげることができます。

こうして、息子がプログラミングの習い事をしている横で、娘と“お料理教室”を開催することがルーティンになりました。

料理を習い事と考えてみた結果

最初のうちは、玉ねぎの皮むきをしてもらったり、しめじを手でバラバラにしてもらったりと、簡単なことから始めました。

娘も、大人しく私の指示に従っていました。しかし、回を重ねるごとに難易度の高いことをやりたがるようになりました。

一瞬「面倒くさいな…」という気持ちになりかけましたが、その時、「これも習い事だと考えよう」と思いました。


このお料理教室の最終ゴールは何か?
まずはそれを決める必要があります。

そこで、ゴールは【子供が一人でもカレーを作れるようになる】と決めました。

一人で作れるようになるためには、何が必要か?全ての作業を子供にやらせてあげなければいけません。
失敗してもいいから、とにかく繰り返し練習!できるようになるには、やるしかない。
“カレーを作ること“が、【家事】から【習い事】になったことで、効率とか段取りとかを考えてイライラすることもなく、娘の料理スキルアップの場と思えるようになりました。


娘の料理スキルの変化

そこで、少しずつお手伝いしてもらうことをレベルアップさせていきました。
ピーラーで皮を向いてもらったり、包丁で食材を切ってもらったり…。

更に、計量カップで水を計って入れてもらったり、料理終わりに洗い物をしてもらったり…。
気づいたら、全工程お手伝いしてもらえるようになりました。
料理にかかる時間も、最初の頃に比べたら3割減です。

ホットクックを使っているため、火は使わず食材をどんどん鍋に入れていけばいいだけなので、あと少しで一人で作れるようになりそうです!
洗い物も、食洗機に入れる前の予洗いなのでちゃんと洗えているかピリピリせず、私も心穏やかにいられます。

家電の力をフル活用しているおかげで、イライラせずに済んでいます。

お料理教室を始めてから2ヶ月半。
息子の習い事の横で、そっと娘の習い事も成果を上げていることは、まだ私しか知らない…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?