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割合に重要な割合の感覚

梅を見て,まず何分咲きかと捉える人は多いだろう.
しかし,花が何輪,つぼみが何個と,いちいち数えているわけではないはずだ.
それでも何分咲きぐらいだと見当がつくのは,人間もまた自然の動物であり,多少なりとも直観が働くためであろう.

本記事では,このように物事を絶対数でなく割合で評価するという本能的な感覚の重要性について述べる.


1. 複合体癖の割合

人間には本来,他と比べてどれくらいかという割合を,パッと見で把握する能力がそなわっている.
そういう直観は,本能的な体癖である開閉型において強まる傾向にある.
体癖については別の記事で説明する.

(リンク追記予定)

体癖論の開祖である野口晴哉は,原始人はみな開閉型だったが,分業の開始により他の体癖素質がでてきて,それらが人それぞれの割合で混じり合うことで複合体癖が生じていると推論している.
特に現代社会では,直観の代わりに頭を使うことを強いられるため,本能的な面が弱い人が多くなっている.

そのため現代人のほとんどは,学校やメディアで教わった知識を行動の基盤としている.
その知識が間違っていたり,意図的に歪められていたりすれば,大衆は誤った方向へ動いてゆくことになる.
以下に,現代社会におけるミスリードの例をあげよう.

2. 体液の塩分濃度

たとえば塩分は,西洋医学において巨悪として描かれているが,実際には水分とともに生命維持に欠かせない物質である.
ところが大衆は,メディアによる「減塩」のエコーチェンバーに踊らされ,塩分濃度塩分量とをごっちゃにしている.
これは,体の恒常性(ホメオスタシス)のために塩分と水分との割合を維持しようとする本能的な働きがあるということに,直観の弱まった現代人が気付けないからである.

そうして塩そのものを忌避し,水だけをガブ飲みしていれば,クーラーが効いた室内でも熱中症でぶっ倒れてしまうのは当然だ.
最も効果的な熱中症対策は,自分の舌をつかって生理食塩水をつくり水分補給することだ.
重要なのは,体液の塩分濃度を一定に保つことであり,水を飲まずに塩だけをバクバク食べるのとは訳が違う.

3. 感染症の死亡率

新型コロナやインフルエンザなどの「ウイルス感染症」も,人類の健康観を根本から覆すフェイクニュースだった.

コロナやインフルは,検査しなければかかれない幻のポケモン病気である.
ところが大衆は,こんなに味覚がないならコロナに違いない,これだけ高熱ならインフルに違いない,という先入観から病院へゆき,病気をつくりだすための検査を受けているのだから滑稽だ.
したがって,信仰していればかかれるが,整体的に言えばただの風邪かそれ以下だ.

いまだに大衆の多くが,コロナは恐ろしい死の病だと信じている.
しかし実際には,PCR 検査の悪用によって死因の分類が増えただけで,全体の死亡率が増えたわけではなかった.
大衆に割合の視点が抜け落ちていなければ,メディアによる恐怖報道に扇動されてパニックに陥ることはなかったはずだ.

  • コロナ死 = 死者が PCR 検査で陽性だった,

  • ワクチン死 = 死者がワクチンを打っていた,

というだけで,それ以上でもそれ以下でもない.
因果関係など,明らかにする意味もないのだ.

したがって,感染者数や死亡者数といった絶対数で評価することは,仮定からして間違っており,その上に築かれた理屈はすべて机上の空論に過ぎない.
そういうわけで,科学教信者と反ワク陰謀論者との罵り合い議論は,どこまでいっても並行線だ.

このような分断・対立の構造から抜け出すには,原始人や野生の動物のように,自分の体と心とを信頼できるようになる必要がある.
しかし,直観の弱まった大衆にとって,権威ではなく自分を信頼することのハードルは果てしなく高い.

私は,野口の生命観が,深い洗脳にある大衆にとって覚醒のきっかけになると考える.

そもそも,整体の視点に立てば,風邪はうつらない.
風邪を引かないためにワクチンをうち,消毒や手洗いうがいを徹底するという行為そのものが,体にとって余分なことである.

感染症といえば,2024.1 のダボス会議において,おぞましい呪文を唱えた祭司がお歴々に咳を浴びせるという,イカれた儀式が執り行われ,配信された.
この儀式でスタートを切ったとされる「疾病 X」についても,科学論者 vs. 陰謀論者という対立構造のエキストラをとして演じる(LARP する)大衆は,タイムループのごとく同じ過ちを繰り返すのだろうか?

@grok による翻訳: 
全知全能の地球規模の監視者、そしてこの惑星の守護者の名において、我々はここに、我々の「病気X」を呼び起こし、人類に解放する。父なる神、聖なるクラウス・シュワブの名において、アーメン。

ダボス会議の概要


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