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『Change The Label −人生を変える「自信」のつくり方−』第一章・無料全文公開

書籍『Change The Label −人生を変える「自信」のつくり方−』より、第一章「なぜ、自信を持つことが大切なのか?」の無料全文公開!
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自信がないと何が起きるのか?

最初に、自信がないとどのようなことが起こるのかをお話しします。
プロローグで紹介したSさんの例では、人目が怖い、人のいるところにいるのが苦手ということでしたが、他にも影響が出てしまいます。

自信がないことで実際にどのような影響が出てくるのかというと……
●自分はうまくできないと思っているので、何かをするのが不安になる
●何をするにも気がひけてしまう
●人からの評価が怖い → 人目が怖い → 外出が怖い
●ちょっと注意をされただけでもすぐに傷つく
●自分の言動に後悔してクヨクヨ悩む → 後悔している時間が長い
●やりたくないことばかりが自分にまわってくる
●人とのコミュニケーションに不安を感じる
●やりたいことがあってもうまくできる自信がないので「やりたいです」と言えない → やりたいことができるチャンスがめぐってこない → 夢が叶わない → やりたいことができないうちに人生が終わる → 自分の人生が生きられない

皆さんも思い当たるふしがありませんか?
実は、これらはすべて以前の私のことでもあります。この他にも、
●自分が認められないことが悔しいので、人をこき下ろしたくなる → 人の粗探しばかりする人生になる
●「自分なんてぜんぜん何もできないの」という同情をひきたくなる
――このような人生になってしまわないよう、くれぐれも気をつけてください。

まとめると、次のような悪循環を生んでしまう恐れがあります。
●自信が持てない
   ↓
●人の評価が怖い
   ↓
●自分の気持ちや言いたいことが言えない
   ↓
●自分がやってみたいことができない
   ↓
●やりたくないことばかり引き受ける
   ↓
●人生が楽しくない

話すのが苦手、人前で発表するのが怖い、自分から手を挙げて発言するのは気がひける、役員などになって人前で話すのが怖い、人とのコミュニケーションが苦手、自己表現したくない――など、これではやりたいことも宣言できず、夢が叶いません。それどころか、やりたくないことをどんどん引き受けてしまって、人生が楽しくなくなってしまいます。

次は、逆に自信があるとどんなことが起こるのかを見ていきましょう。

自信があると何が起きるのか?

それでは、自信があるとどう変わるのでしょうか。見ていきましょう。

●やりたいことを躊躇なくできる
●人の評価に傷つかない → 人目を気にせずにやりたいことができる → 人は応援することで自分の味方になってくれることを知っている → 応援しあえる良好な人間関係を築いていくことができる
●うまくできてもできなくても何とかなるし、だんだんうまくできるようになると思っている → どんな仕事が来ても余裕でこなし上達していく → 何があっても気持ちは、誰から被害を受けたという犠牲者の意識にならない
●自分が言ったことも行動したこともすべてが最善だったと思える → うまくいかないことが起きても気持ちがすぐに切り替えられる → どのような体験も成長の糧にできる
●やりたいことを「やってみたいです」と言える → やりたいことに挑戦する機会が与えられる → 夢が叶う → 自分の人生が生きられる → 人生が楽しい

書き出してみてわかりましたが、これは現在の私のことでもあります。

自信があるのかないのかでは、人生は大きく変わります! 自信を少し持つだけで、負のサイクルを断ち切ることができるのです! 自信があると、心地いい時間や楽しい時間、未来への期待に胸が膨らむ時間が増えていきます。

まとめると、次のようになります。
●自信がつく
   ↓
●人目や人の評価がそんなに気にならない
   ↓
●気軽にやってみたいことができる
   ↓
●自分の意見が堂々と言える
   ↓
●できなかった自分も責めずに受け入れられる
   ↓
●本当に実現したいことをしてもいいと自分に許可することができる
   ↓
●前向きに「これがやりたいです」と言える
   ↓
●ビビッときたことをサクッと行動に移すことができる
   ↓
●夢が実現する

人目が気にならない、人との付き合いが苦ではなくなる、好きなところに自由に行ける、一人でも平気、自分の意見が堂々と言える、できなかった自分を責めないで済む、気軽に行動できる――など、一番嬉しいのは自分のことがいいと思えて、何をするにも気が楽になることでしょう。こうして比べると、自信があったほうがいいと思いませんか?

仕事の成果も自信で決まる

職種や役職にかかわらず、その仕事がうまくいって成功するかどうかは、自信によって決まります。
「この仕事は自分には難しいな」「この仕事は向いていないな」「この仕事はうまくできないな」「この仕事をこなす能力がないな」と自信が持てないまま仕事に取り組み続けても、成果は出せないものなのです。

それでは、どのように気持ちを切り替えればいいのでしょうか。
それは「この仕事は難しいところもあるけれど、自分なら必ずうまくできるはず」「人は成長するものだから、今自分はどんどんうまくできるようになりつつある」と気持ちを切り替えていくことです。
自分では気がついていない、頭の中に聴こえている内なる声をセルフトークといいます。「できるかな~」「難しそう」「そんなの無理」などと聴こえてくる頭の中のおしゃべりです。頭の中に聴こえてくる声が、あなたの感情や体の状態をつくり出しています。このセルフトークが、自信を持てるかどうかということも今の仕事でどれだけ成果をあげられるかどうかも決めているのです。

例えば、初めての仕事を任された時、「これは自分には難しい」とか「えーっ、できないよ」と聴こえてきたら、不安が大きくなります。その場面で、「少し難しそうだけど、先輩たちに教えてもらえば何とかなる」「できるところまで一生懸命やってみよう」「私ならできる!」というように言葉を変えれば、不安は小さくなり、前向きな気持ちになって、やる気も湧いてきます。
自信を持つということは、仕事の成果にも大きく影響を与えているのです。

収入も自信で決まる

あなたの現在の経済状況は、あなたにとって満足いくものですか?

お金をどれぐらい稼ぐことができるのかということも、自分の価値をどれぐらい認めているのかということが大きく影響しています。

人間行動学のスペシャリストであるジョン・ディマティーニ博士(*)は『お金を「引き寄せる」最高の法則』(成甲書房)という本の中で「あなたは自分に本当に価値があることを知っていて、この世の中が差し出す贈り物にふさわしい人として行動し、所有する価値があると思うなら、あなたを引きとめるものは何もありません。……中略……あなたが自分はどんな人間であると思うかが、あなたがどんな人間になり、何を受け取るかを決定します」と書いています。

この内容をシンプルに説明すると、「あなたが自分の価値を認めることができている時、お金を引き寄せることができる」ということなのです。
さらにわかりやすくすると、自分はお金を支払われるに値する人間だとあなたが思わなければ、他の人もそのように思ってはくれないということです。自分に自信を持てるかどうかということが、自分の収入にも影響しているということなのです。

ディマティーニ博士は「富を得るための鍵は、自分自身を愛し、充分に自分の価値を認めることだ」と言っています。
自分が恥ずかしい、自分は劣っていると感じる部分を隠そうとして人は多くの時間を費やしますが、自己価値を認められれば、恥ずかしいとか劣っていると思って隠したりビクビクしたり、人の意見に左右されることはなくなるのです。

自信を持って心からやりたいと思っていることを宣言しないと、世の中の人たちはそれを尊重してくれないと彼は言います。
あなたのしたことと引き換えに、それに見合ったお金を受け取ることを自分自身に許可し宣言できることは、人生を素晴らしいものにするための重要な鍵なのです。
ディマティーニ博士は、あなたが心から愛し、自分には手に入れる価値があると思うものは、何でも手に入れられると言っているのです。

あなたが心からやってみたいことは何でしょうか?
あなたが心から受け取りたいと願っているものは何でしょうか?

自信をつけることで、心からやりたいと思っていることを仕事にしながら収入を得ることができるようになるというのが、ディマティーニメソッドの本質です。

ちなみに、今のあなたは、どれぐらいの金額を受け取れる自分なのだと思っているでしょうか?
あなたが受け取りたいと思う金額は、どれぐらいでしょうか?

「私はそれに値する」と思った金額が報酬として与えられると、ディマティーニ博士が言っています。
私自身もディマティーニ博士の理論に賛同し、実践していますが、実践してわかることは「自分には価値がある」という意識を持つのと持たないのでは、本当に依頼される仕事のクオリティに大きな違いをもたらすことを痛感しています。

人生に豊かさをもたらす鍵は、どれだけ自分に価値を認めているかどうかにかかっているのです。

*ジョン・ディマティーニ……心理学、哲学、量子物理学、神学、経済学、生理学を学び、物質世界と精神世界のバランスを保って成功する哲学や方法論を追求し、ディマティーニメソッドを開発。50カ国以上で講演活動を行っている。著書に『ザ・ミッション 人生の目的の見つけ方』(ダイヤモンド社)など。

恋愛関係も自信で決まる

あなたのこれまでの恋愛を振り返ってみてください。
いい感じにお付き合いし始めたけれど、いつも途中で相手が去ってしまったり、素敵な人と出会っても深く愛が育めなかったというようなことが、起きていなかったでしょうか?

実は、恋愛でどのようなことが起きるのかということも、恋愛関係がうまくいくかどうかということも、自己価値をどう認識しているのかが大きく影響しています。出会いが恋愛関係に発展しない、愛がすぐに壊れてしまうということも、自分が深いところでどのように考えているのかが影響しているのです。
自分の価値を自身が認められていないと、相手のちょっとした言動から愛されているのかどうか不安になってしまいます。些細なことでも傷ついたり悲しくなったり、安心したいという衝動に駆られて相手を試したり、束縛しようとしたりするのです。これでは穏やかで心地いい関係に育てていくことはできません。自分とどのように付き合うのかということを、無意識に相手に学習させているのです。
「自分は愛されるに値する存在だ」と信じることができれば、些細なことで大きな不安や恐れを抱くことなく、相手を信頼してお付き合いしていくことができます。

恋愛対象となる相手と出会うかどうかというチャンスさえも、自己認識が決めています。
「出会いがない」「異性と出会うチャンスがない」「異性と付き合うことができない」と思い込んでいると、本当にそのような現実になっていくのです。

私が大学で講師をしていた時、学生たちに「一番知りたいことは何? 一番興味のあることを授業で伝えます」と尋ねたことがあります。すると男子学生たちが、「僕たちの一番知りたいことは、どうしたらモテるようになるかということです。僕たちは出会いもないし、付き合うきっかけもないんです」と言ってきました。そこで私は、「モテるかどうかを決めるのは、自分はモテると思っているかどうかなんだよ」と答えました。
びっくりした学生たちはそれが何を言っているのかわからなかった様子で、「だったら何を着たらモテますか?」と聞いてきました。モテるためにはカッコイイ服を着てカッコよくないとダメだと思っていたのです。そこで私は、「今着ているその服で充分。何を着ていようと、モテると思う人がモテるんだから」と伝えました。すると、深い気づきがあったような表情をしていました。
その後、彼らに変化がありました。恋愛を含め、人生を楽しんでいる様子が伝わってくるようになったのです。

「どんな環境であっても出会える時は出会える」「異性と出会うチャンスはそこら中に溢れている」「素敵な人とめぐり合って幸せになることができる」と思うように意識すると現実は変わり始めます。
恋愛にも、幸せな恋愛関係を築いていけるという自信が必要なのです。

どうすれば素敵な相手と出会うことができるのか、どうすれば愛を育んでいくことができるのかということは、自分をどのように認識し、何を信じているのかということが影響を与えているのです。

心の立ち位置を意識する

あなたは普段どのような感情をより頻繁に感じていますか?

自己嫌悪、恥ずかしい、不安、悲しみ、怒りなど、人それぞれ感じやすい感情があります。そしてそれは自分のいる心の立ち位置に関係があります。
自信について考える時、心の立ち位置という視点で見ていくと理解しやすいので、ここで心の立ち位置についてお話ししていきます。

コミュニケーションには、2つのベクトルがあります。

1つは、相手を認めているのか認めていないのかというベクトルです。
もう1つは、自分を認めているのか認めていないのかというベクトルです。

この2つのベクトルを図に示したものが、心の立ち位置になります。
自信を持てていないということは、自分を認めることができていない状態です。③と④の立ち位置です。

自分を認めることができず相手のことを認めることができる人は、劣等感、恥ずかしい、自己否定、自己嫌悪、悲しみ、不安などの感情を抱きやすくなります。④の位置です。

自分を認めることができず相手のことも認めることができない人は、あきらめや絶望感を感じやすくなります。③の位置です。

自分のことは認められて相手のことを認めることができないと、不満、イライラ、怒りの感情を抱くようになります。②の位置です。

自分のことも相手のことも認められる時、生産的な考え方ができて、生産的な行動を取ることができます。その結果として、喜び、充実感、達成感を感じることができるのです。①の位置です。

この心の立ち位置は、自分でも気がつかないうちに、状況が変わったり相手が代わったりすると切り替わっていきます。さらに言うと、心の立ち位置は、人それぞれ行きやすい場所があります。子どもの頃に行きやすい心の立ち位置が決まるといわれていて、自分が行きやすい心の立ち位置に、ラバーバンドのようなもので引き寄せられるというのです。
例えば、あなたの周りにいつも人のせいや会社のせいにして誰かのことを怒っている人はいませんか? そういう人は、自分のことを認めて相手を認めない立ち位置に行きやすい人なのです。
あなたの周りにいつも「自分なんてダメなの」と自己否定の言葉を言っている人はいませんか? そういう人は、相手のことは認められるけど、自分のことは認められない立ち位置に行きやすい人なのです。
あなたの周りに、すぐにあきらめて転職や別れを繰り返すなど、どんどん居場所を変えていく人はいませんか? そういう人は、自分のことも相手のことも認めることができない立ち位置に行きやすい人なのです。
人を責める立ち位置と自分を責める立ち位置を行ったり来たりする人もいます。
あなたの周りに何が起きたとしても、希望を見失うことなく「きっと乗り越えられる」と信じて心穏やかに前に進んでいる人はいませんか? そういう人は、自分も相手も認める立ち位置に居続けることができます。

「自分がどの心の立ち位置にいるのか」に、今までは意識していなかったと思います。
「心の立ち位置」の存在さえ、ご存じない方も多いのではないかと思います。でもこれからは、自分の意志で心の立ち位置を決めることができます。

自分のことを認められない時は、自分を認める練習をすればいいのです。相手を認めることができない時は、相手の認められる側面を見つける練習をすればいいのです。
認める練習とは、認められない性質を具体的に書き出してプラスの意味付けをしていくことです。例えば、「のろま」で「頑固」て「飽きっぽい」自分だと思ったら、自分に自信を持つことは難しくなります。
そこで「のろま」というゆっくり動くことをプラスの表現にしてみるのです。「丁寧」「落ち着いている」「慎重」というような表現を見つけていきます。
「頑固」であれば、「自分の意志をしっかり持っている」「強い信念がある」「理想をしっかり持っている」などです。
「飽きっぽい」は、「興味の移り変わりが早いので人生を楽しむことができる」「好きなことをやる能力が高い」などです。このように自在に意味付けを変えることができることで、自分や相手の認められない側面を受け入れることができるようになっていきます。
どちらも練習によって認めるスキルを磨いていくことができます。

想像してみてください。ありのままを認めて心穏やかでいる自分を。安心して相手と信頼関係を築くことができているところを。
きっとこの本を読み終えた時には、その力を身につけていることでしょう。

人生の戦いに勝てるようになるには?

メンタルトレーナーを頼まれた際に、まず私がするべきことは、周りの誰があきらめようとも、私だけは最後まであきらめないで「必ず依頼者が願う目標や成果を実現できると信じきる」ことでした。そして、本人がその目標を実現できると信じ続けられるように、サポートすることでした。そのために、あらゆるメンタルトレーニングの方法を試みました。まずは、どんな時も依頼者があきらめないでいられることを願って、1つの詩を渡します。それはナポレオン・ヒル(*)の書いたものです。

負けると思ったらあなたは負ける
負けてなるものかと思えば負けない
勝ちたいと思っても、勝てないのではないかなと思ってしまったら、あなたは勝てない

負けるのじゃないかな、と思ったらあなたはもう負けている
というのも、成功は人の考えから始まるからだ

すべてはあなたの心の状態によって決まるのだ

自信がなければあなたは負ける
上に登りつめるには高揚した精神が必要だ
何かに勝つためには自信が必要だ

人生の戦いに勝つのは、必ずしも最も強くて、最もすばしっこい人ではない

最終的に勝利を収めるのは、「私はできる」と思っている人なのだ

出典『思考は現実化する』(ナポレオン・ヒル著、田中孝顕訳/きこ書房)

スポーツを例にすると、もっとも強かったり、もっとも速かったりする人が勝つのだと私たちは思い込んでいるところがありますが、それは真実であるようで真実ではないのかもしれません。本当は、人生の戦いに勝つのは「私はできる」と思っている人たちなのです。そのことを知れば、どんな時でも「私はできる」と信じて挑むことができます。それが、奇跡を起こすために必要な第一歩なのです。

私はスポーツのメンタルトレーナーとして1万人近くの選手たちのメンタルトレーニングをしてきましたが、はっきりとわかったことがあります。それは、試合の勝敗のほとんどは、メンタルが決めているということです。メンタルトレーニングを実践すると、そのほとんどのチームが圧倒的に強くなるからです。どのような方法かというと、本人が「勝てる」と思えるように伝えているだけです。それだけで勝てるようになる確率が格段と上がっているのです。

*ナポレオン・ヒル……アメリカの成功哲学者。思考が現実に影響を与える思想をビジネスに応用した初期の人物。『思考は現実化する』(きこ書房)は自己啓発本の原点の1つとして現在でも人気が高い。 

行動を変えると自信がつく

社会で活躍するのも、スポーツの世界で活躍するにも、自分を信じることが大切だということをお伝えしてきましたが、この章の最後にもう1つ自信をつけるコツをお伝えします。

行動習慣の専門家である佐藤伝さんが「さわやかになら図々しく言ってもいい」ことや「ビビッと来たらサクッと行動するといい」ということを教えてくれました。

私たちはビビッと閃いたことを、すぐに行動したり伝えたい気持ちを我慢せずにさわやかに伝えることで、どんどん道が開けていきます。
自信がないと、行動するのも気持ちを伝えるのもためらってしまうので、自分で道が開けなくなるのです。そんな時でも、「さわやかになら図々しく主張しても大丈夫!」と自分に許可することができたり「ビビッと来たらサクッと行動することが大切」という、この2つを意識するだけで、どんどん自分の未来を切り拓いていけるようになるのです。
自信を持つことや行動をすることは、夢を叶えるためにも重要なことなのです。
「なりたい自分になる」ためにも、「人から信頼される自分」になるためにも、「気が楽になって楽しく生きていく」ためにも、自信を持てる人が増えたら嬉しく思います。

自信が持てなかったSさんは、自分のように人前が怖い人のために講座を開催するまでになりました。今では全国を回って、数百人の前で話す機会も度々あるそうです。Sさんは自分に自信を持つことで、本当に叶えたいことを実現する許可を自分に与えることができたのです。

あなたの本当に実現したいことは何でしょうか?
もしも自分に自信を持つことができたら、何に挑戦し、行動に移していきたいですか?

自信がつけば、本当にやりたいと思うことを次々と実現しながら人生を楽しむことができるでしょう。あなたがやってみたいことや実現したいことが叶うかどうかは、実はほんの少しのコツさえつかめばいいだけのことかもしれません。

第1章の要点ポイント

●「自分はこの仕事をうまくできる」と思えば、どんな仕事でも成果を出すことができる。「この仕事は自分には難しい」と思えば、いつまでたっても成果は出せない。成果が出せるかどうかは、最初に自信ありき。成果を出したから自信がつくのではなく、自信を持っているから成果が出せる。

●「自分には価値がある」と思っていると、それに見合ったお金を引き寄せることができる。「自分には価値がない」と思っていると、いつまでたってもお金を引き寄せられるような仕事はできない。

●心の立ち位置が、どのような感情を感じるのかに大きく影響を与えている。自分を認め、相手を認めることができた時、本当の意味での自信がつく。

*   *   *

第一章はここまで!
続きを読みたい方は、各電子書籍ストアにて発売しておりますので、是非お買い求めください。
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書籍『Change The Label −人生を変える「自信」のつくり方−』

著者プロフィール

加藤 史子

夢の実現を応援するメンタルトレーナー
企業研修講師/講演家

筑波大学卒業。千葉大学大学院修了。
会社員時代に心理学と出会い、世界中の心理学のメソッドを自ら体験しながら効果を検証する。日常生活のなかで誰でも簡単に活用できるよう独自のメソッドを開発。悩んでいる人に希望の光を届けるために全国をまわり講演、講座、執筆活動を行う。ミキハウス、船井総合研究所、フジテレビなどで企業研修講師も務める。

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