珈音(怒りのケロル・ダンヴァース)

夫とカエルを溺愛する非正規雇用ギリギリ生活ワーキングウーマン。ヘビメタが好きなゆるふわ…

珈音(怒りのケロル・ダンヴァース)

夫とカエルを溺愛する非正規雇用ギリギリ生活ワーキングウーマン。ヘビメタが好きなゆるふわ左翼です。 フェミニズム周辺の話題を中心とした個人ニュースレターも発行中です。https://keroldanvers.theletter.jp/

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  • オジ&デスの英雄夢物語

    緑色のカエル「オジサン」と私の夫であるデス・バレリーナ(@Dethtooldo)が対談形式でアメコミヒーロー映画をはじめ、様々なテーマについて語っていく予定。オジサンの相棒のピンクのカエル「ポチ」もたまに登場するかも…。

  • ミサンドリーのすすめ

    ゆるくミサンドリーをオススメする音声コンテンツを不定期にupします。

記事一覧

デフ・レパードはすごい!〜英国が生んだダイアモンド・ヒーローズ〜:オジ&デス対談 第9弾 Vol.3

 Vol.1〜2では、2023年11月の来日公演の話を中心にしてきましたが、今回からはもう少しDef Leppard(デフ・レパード)の音作りについて、その「すごさ」に迫っていきます…

デフ・レパードはすごい!〜英国が生んだダイアモンド・ヒーローズ〜:オジ&デス対談 第9弾 Vol.2

 Vol.1でも、2023年11月のMötley Crüe(モトリー・クルー)とのジョイント・ライブにおける両バンドの印象などを話していますが、今回はもう少しデフ・レパードの演奏や…

デフ・レパードはすごい!〜英国が生んだダイアモンド・ヒーローズ〜:オジ&デス対談 第9弾 Vol.1

 この記事は、カエルのぬいぐるみ「オジサン」と私の夫「デス・バレリーナ」が対談形式で映画や音楽について語る「オジ&デス対談」シリーズの第9弾です。  前回(第8弾…

音楽関連対談の第2弾を準備中です。テーマは、「デフ・レパードのスゴさ」です(と言いつつ例によってそこそこ脱線する)。

オジ&デス対談第8弾を終えて

 普段は、「対談」シリーズに関しては、編集と投稿という“裏方“に徹するようにしているのだが、今回はVol.8までの投稿を終えて、改めて色々と考えたことなどがあるので…

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.8

 さて、《ハードロック/ヘヴィーメタル雑語りへの反論》もいよいよ最終回です。Vol.7に引き続き、今回もBon Joviの魅力について様々な角度から語っています。この対談が、…

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.7

「ぬいぐるみと人間が対談するシリーズ」史上、過去最長の長さになっている、今回の対談ですが、ロック親父の雑語りへの反論は充分に出来たように思うので、ここからは「Bo…

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.6

Vol.4〜5では、ハードロック/ヘヴィーメタル(以降、HR/HMと略す)とグランジ・オルタナの音楽的・人脈的な繋がりについて話しつつ、どちらにもそれぞれの良さがあり、ど…

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.5

 Vol.4では、一部ロック親父が"対立するもの"として扱いたがるハードロック/ヘヴィーメタル(以降、ハードロック=HR、ヘヴィーメタル=HMと略す)とグランジ・オルタナ…

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.4

 Vol.3では、いわゆる「ロキノン系親父」的なロックファン男性の多くがハードロック/ヘヴィーメタル(以降、HR/HMと略す)のことをろくに知りもしないで、非常に雑にディ…

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.3

 Vol.2では、モスクワ・フェスのような社会的意義のあるハードロック・ヘヴィーメタル(以降、ハードロックはHR、ヘヴィーメタルはHMと表記する)の音楽フェスのことはさ…

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.2

 モスクワ・ミュージック・ピース・フェスティバル(以下、「モスクワ・フェス」)の話から始まった今回の対談。Vol.2でも引き続き、このフェスを補助線にして、かつての…

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.1

 映画やドラマの話をする対談として始めた本シリーズですが、1年以上のブランクを経た久々の更新になる今回は、初めて音楽の話です。以前から「ハードロック/ヘヴィーメ…

近々、オジ&デス対談を更新する予定です。数年ぶりに。

『エターナルズ』観てきた。
とりあえずマ・ドンソクにエプロンを着せたところが「わかってる」と思いました。あとバビロン、あれ、ペルガモン博物館にあるイシュタル門だよね???

『ジョーカー』さ、やっぱり「すごいって言われているけどピンとこない」「なんかモヤつく」って思ったひとは結構いるのでは?
うちは上映終了後からずっと「あそこおかしくない?」と確認し合ってたから嫌いなところ覚え過ぎてるってのはあるにしても、公開直後はもっと大絶賛ばかりだった印象ある。

デフ・レパードはすごい!〜英国が生んだダイアモンド・ヒーローズ〜:オジ&デス対談 第9弾 Vol.3

デフ・レパードはすごい!〜英国が生んだダイアモンド・ヒーローズ〜:オジ&デス対談 第9弾 Vol.3

 Vol.1〜2では、2023年11月の来日公演の話を中心にしてきましたが、今回からはもう少しDef Leppard(デフ・レパード)の音作りについて、その「すごさ」に迫っていきます。ガチのマニアの方には物足りない部分もあるかもしれませんが、デフ・レパードの魅力を少しでも多くの方に知っていただければ嬉しいです。

デフ・レパードのギターは"魔法使い"タイプデス:(Vol.2までで話したように)ライ

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デフ・レパードはすごい!〜英国が生んだダイアモンド・ヒーローズ〜:オジ&デス対談 第9弾 Vol.2

デフ・レパードはすごい!〜英国が生んだダイアモンド・ヒーローズ〜:オジ&デス対談 第9弾 Vol.2

 Vol.1でも、2023年11月のMötley Crüe(モトリー・クルー)とのジョイント・ライブにおける両バンドの印象などを話していますが、今回はもう少しデフ・レパードの演奏や演出の話などもしていきます。

日本におけるデフ・レパード人気デス:そーだねぇ。でも、全世界でのセールスは、80年代のHR/HM(ハードロック/ヘヴィーメタル)バンドだったら、Bon Joviとデフ・レパードは同じくらい

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デフ・レパードはすごい!〜英国が生んだダイアモンド・ヒーローズ〜:オジ&デス対談 第9弾 Vol.1

デフ・レパードはすごい!〜英国が生んだダイアモンド・ヒーローズ〜:オジ&デス対談 第9弾 Vol.1

 この記事は、カエルのぬいぐるみ「オジサン」と私の夫「デス・バレリーナ」が対談形式で映画や音楽について語る「オジ&デス対談」シリーズの第9弾です。
 前回(第8弾)の対談では、米国のハードロックバンドBon Joviの魅力を中心に据えつつ、ハードロックやヘヴィーメタルに対する偏見や雑な論評への反論をお届けしましたが、約1年ぶりとなる今回の対談では、英国のハードロックバンドであるDef Leppar

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音楽関連対談の第2弾を準備中です。テーマは、「デフ・レパードのスゴさ」です(と言いつつ例によってそこそこ脱線する)。

オジ&デス対談第8弾を終えて

オジ&デス対談第8弾を終えて

 普段は、「対談」シリーズに関しては、編集と投稿という“裏方“に徹するようにしているのだが、今回はVol.8までの投稿を終えて、改めて色々と考えたことなどがあるので、ちょっと長めの編集後記のような文章を書いてみたい。

音楽が繋ぐもの

 デス氏は、映画もかなり観ているものの、やはり音楽マニア歴の方が長いというか、重症度が高いので、音楽の話をしたら映画以上に長くなるだろうな、という予感はしていた。

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Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.8

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.8

 さて、《ハードロック/ヘヴィーメタル雑語りへの反論》もいよいよ最終回です。Vol.7に引き続き、今回もBon Joviの魅力について様々な角度から語っています。この対談が、誰かにとって、Bon Jovi(および、対談内で触れた周辺のバンド)との新たな出会いや再会のキッカケとなってくれたら非常に嬉しいです。
 なお、今回はVol.7までと比べても5000文字分ほど長くなっていますので、その点をご承

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Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.7

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.7

「ぬいぐるみと人間が対談するシリーズ」史上、過去最長の長さになっている、今回の対談ですが、ロック親父の雑語りへの反論は充分に出来たように思うので、ここからは「Bon Joviのすごいところ」についての話をお届けします。Bon Joviを敬遠していた人にも、これを機にBon Joviを聴いてもらえたら嬉しいです。そして、Bon Joviファンの皆さんは「自分が思うBon Joviのすごいところ」をコ

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Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.6

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.6

Vol.4〜5では、ハードロック/ヘヴィーメタル(以降、HR/HMと略す)とグランジ・オルタナの音楽的・人脈的な繋がりについて話しつつ、どちらにもそれぞれの良さがあり、どちらもロックとして楽しめるという話などをしてきましたが、Vol.6は、B’zの話から始めていきます。そして、もう少し「ロック親父(というか音楽評論家)の雑語り」の悪影響とそれに対する反省のなさなどについても検証(笑)しています。

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Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.5

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.5

 Vol.4では、一部ロック親父が"対立するもの"として扱いたがるハードロック/ヘヴィーメタル(以降、ハードロック=HR、ヘヴィーメタル=HMと略す)とグランジ・オルタナには、音楽的にも共通点があるし、人脈的にも繋がりがあるという話をしましたが、Vol.5でも引き続き、その点についてもう少し具体例を挙げて話しています。

世代交替が忙しない「ロックの救世主」デス:ロラパルーザの提唱者であるJane

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Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.4

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.4

 Vol.3では、いわゆる「ロキノン系親父」的なロックファン男性の多くがハードロック/ヘヴィーメタル(以降、HR/HMと略す)のことをろくに知りもしないで、非常に雑にディスっているという話などをしていますが、今回はそういうロックファンが逆に評価しているグランジ・オルタナティブ系のバンドとHR/HMバンドの音楽性の類似や変遷について、どちらも好きで聴いている人間だからこそ言えることなどを話しています

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Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.3

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.3

 Vol.2では、モスクワ・フェスのような社会的意義のあるハードロック・ヘヴィーメタル(以降、ハードロックはHR、ヘヴィーメタルはHMと表記する)の音楽フェスのことはさほど大きく扱いもせずに、NIRVANA(ニルヴァーナ)などのグランジ・オルタナを代表するミュージシャンを、「HR/HMなんかとは違う、新しい本物のロック」として偶像化して消費してきた音楽ライターたちが、自分たちのそうした無責任な言動

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Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.2

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.2

 モスクワ・ミュージック・ピース・フェスティバル(以下、「モスクワ・フェス」)の話から始まった今回の対談。Vol.2でも引き続き、このフェスを補助線にして、かつての東西冷戦時代と2020年代の世界情勢や「ロック語りオヤジ」による無責任な語り口とその弊害について考えていきたいと思います。

音楽が社会を変えたという物語デス:今回の対談で語りたかったことは何かっていうと、昔から音楽マニア、特にロックフ

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Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.1

Bon Joviはすごい!〜ハードロック・ヘヴィーメタル雑語りへの反論〜:オジ&デス対談第8弾 Vol.1

 映画やドラマの話をする対談として始めた本シリーズですが、1年以上のブランクを経た久々の更新になる今回は、初めて音楽の話です。以前から「ハードロック/ヘヴィーメタルを雑に貶すマナー」に色々と思うところがあったところに、あるきっかけが重なって、こうなったら対談して記事にしようということに。直接的にフェミニズムへの言及はありませんが、実はある種の「有害な男性性」批判でもあるので、音楽にはさほど関心がな

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近々、オジ&デス対談を更新する予定です。数年ぶりに。

『エターナルズ』観てきた。
とりあえずマ・ドンソクにエプロンを着せたところが「わかってる」と思いました。あとバビロン、あれ、ペルガモン博物館にあるイシュタル門だよね???

『ジョーカー』さ、やっぱり「すごいって言われているけどピンとこない」「なんかモヤつく」って思ったひとは結構いるのでは?
うちは上映終了後からずっと「あそこおかしくない?」と確認し合ってたから嫌いなところ覚え過ぎてるってのはあるにしても、公開直後はもっと大絶賛ばかりだった印象ある。