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日本クローゼットツアー(10)観光地の王道、京都で極太のおもてなし!

さて、前回からの続きでありますが、次なる目的地は京都でありました。

最初にこのツアーを思いついた時から、どうせ、日本に行き、撮影もするならやはり日本ならではの場所でライブして、撮影したいなあ。という気持ちが強くあって、やはり日本といえば、京都だろうといろいろ探していたのですが、この「撮影する」という事がネックになり、難航しておりました。

まったく知らない人は、我々の事をドキュメンタリー映画の撮影隊 from ロサンジェルス〜〜と勘違いして、いえ、これは間違いではないので、わかるといえば、わかるのですが、そうなりますと、

撮影するなら、撮影代をいただきます。

と、どうしても、なってしまうのです。

もともと、このシスターズのライブというのは、我々から出かけて行って無料でやりますので、お家で楽しんでください。という目的ではじめたので、ライブをやって、逆にお金を払う?というのは、なんか、違うなあと思いました。

しかし、撮影はしたい!!なので、そういうロジックも理解できますが、
根本的に、我々のやる事を理解してくれて、(最低でも理解しようとしてくれて)しかも面白がってくれる人じゃないと、できないなあ〜と条件がだんだん狭まってゆきました。

それでこの悩みを、友人で映画監督の中野さんに相談したら、
だったら、友達を紹介するよ!と言って、紹介してくれたのが、京都在住のアート・ディレクター の吉本さんという方でした。

早速、本人に連絡をとってくれ、あっという間に決まったというわけです。

吉本さんはペーパーウェイトという会社をやっておられます。
そして、ご自分でも絵を描いておられます。
この方です!


またイラストレーターの原田治さんの右腕だった方で、
原田さんご自身から直々に「自分の弟子」だと明言させておりました。



今回、この吉本さんはツアーで伺った人の中で、

唯一、一度も、会ったこともないの人だったので、

やりとりは、かなり緊張しました、、、。

最初の頃、吉本さんというのを吉村さんと勘違いしてて、こう言われたことがありました。

今更なのですが、わたし、「吉村」ではなく「吉本」、「吉本義巳(よしもとよしみ)」と申します。直接知り合ったわけではなく、紹介者があいだに入った場合、わたしもよく勘違いして名前を間違えがちなので気にしないでくださいね。

という温かいご指摘!

いやはや、おはずかし〜〜!!!!なんという失礼具合い!でしょうか。

言い訳になりますが、前回の岐阜のデザイナーの
ウミちゃんの本名が 「よしむら」
旦那様が「よしよし」というブランドもやっていて、
今回の吉本さんが「よしもとよしみ」さんだったので、
脳内の「よし」の情報処理がバグってしまいました。

この場を借りて、ご本人にお詫びいたします。
申し訳ありませんでした。汗

そんな言い訳はどうでもいいから、京都はどうだったのか?さっさとレポートを始めろや。


吉本さんのお家(スタジオ)は京都御苑(御所)そば!

伺うと、わお〜! いきなり、このご招待ぶり。

お茶の間テーブルの上には、すでにスナックが用意してあった。

手作り風のサンドイッチに飲み物!

ほとんどのお家が「飲み食いは終わってから」だったので、伺った途端のこのおもてなしぶりは、ツアーが全終了した今から考えたら

この時が最初で最後であった。

しかもこの時、初めてお会いしたにもかかわらず!です!!


到着して、少しばかり雑談をして、さっそくライブをさせて頂くお二階へ。これが階段です。

二階へ上がると、中野氏が言っていた、本物がゴロゴロあるよ〜というのが、まさにその通りで、

まず左は岸田劉生!!
真ん中は棟方志功
かけ軸は富岡鉄斎!! 下の右に分厚い全集もありました。

一番右が吉本さん自身の静物画、これもなかなかいい!

左の丸いお皿は、吉本さんが大好きだそうですが、挿絵画家宮田重雄描くの鹿柄。

この一角だけでも、このようなお宝ぶり!!

そして 別の部屋には(世界の)藤田!もありましたよ。

お祖父様はいわゆる「趣味人」だったそうです。
憧れますね!!私もそう呼ばれたい!!

ともかく代々のファミリーの美意識のびっしりつまったこのお家。

だからといって、博物館のように冷たくなく、あったかい!

なんてラッキーなのでしょうか!こんなところにお邪魔できるなんて!

それにもまして!ですよ!!

この時は、前回の観客一人とは違い(汗)
たくさんの方々がいらっしゃっていました。

吉本さんの会社のスタッフの方をはじめ、お友達などが集まってくださり、皆さんの歓迎ぶりに大変なごまされました!!

開演前です。

一番驚いたのは、ひとりだけ、スーツの方がいて(この真ん中の)この方、は、なんと!芦屋市の議員さんだったのですよ。笑

証拠に名刺をいただきましたよ!!

裏に趣味が書いてあって、音楽鑑賞!!
なんでもご自分でもピンクフロイドのカバーバンドをやっていらしてて、
イギリスのインダストリアルミュージックのバンド、スロッビング・グリッスルのファンと聞いて驚きました!

芦屋市!すごいですね。

ライブが終わってからも、青山さんは、シスターズを大変気に言ってくださったようで、畳とテクノは相性がいいですよ〜〜と。 さらっと、名言を吐いておられた〜笑

さて、以下、そのライブの写真です。

左の押し入れから出てきたところから、始まりました。

なぜか、トッシュがデスクに座っているという、謎の設定。
後ろはウィリアム・モリスのカーテン!

最前列の吉本さんを囲んで〜〜!笑

さおりちゃんも吉本さんの前で寝てるしな〜 私もなんかやった方がいいのかなあ。

そうだ!
足上げってのどう??? ヨイショっと〜〜!!

吉本さんが見てなくてよかったです。笑

さて、ライブはアッという間に、このように終わりました。

そして次の日は、初めてのオフの日で、吉本さんのお友達のレストラン
「食堂みやざき」へ、おじゃましたさせて頂きました。
ここは、予約が取りにくい事で有名な場所 全員がカウンター、オンリーです。

いや〜〜私の人生で一番おいしかったです!!
大袈裟ではありません!!笑

興味のある方は、こちらから。


トッシュと私は肉は食べないのですが、そんなわがままにも対応していただきました。

食事が終わり、 外に出て散歩して、もうセットのなかにいるような気分で、我々全員が、感動しておりました。

ジェフは京都に住みたい!とまで、言いだした!

立ち寄った吉本さんの知り合いの、建築中のお店にもおじゃまして、記念写真!

本当に充実した2日間でした。
京都のレポートはこれで終わります。
いろいろな方とお知り合いになれて、まさにツアーの醍醐味を満喫いたしました。有難うございました!!

さて、明日からはいよいよ東京です。

まだまだあと半分あります。汗
どうか引き続き、応援をよろしくお願いいたします!!

L*

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