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技術力を生かし、世界をよりよくする事業に貢献できる喜び

こんにちは。GOGEN株式会社です。

GOGENメンバーの「語源」を探る社員インタビュー。

インフラエンジニアとしてキャリアをスタートし、バックエンドでプロダクト開発の経験も積んだ後、2023年に入社したエンジニアの赤嶺一樹。「ベンチャー企業で新たなチャレンジがしたい」という思いからGOGENにジョインしました。GOGENのエンジニアたちがどんな雰囲気の中で働いているのか、新しいサービスを作っていく面白さやスピード感についてもインタビューしました。

赤嶺一樹 KAZUKI AKAMINE
沖縄県出身。2012年、新卒でグリー株式会社に入社し、インフラエンジニアとしてキャリアをスタートする。ゼットラボ株式会社を経て、飲食業界のDXを手がけるShowcase Gigに転職、プロダクト開発の経験を積む。2023年、GOGENに入社。


インフラエンジニアとしてキャリアをスタート。プロダクト開発まで幅広い経験を積む

ーーまずは、GOGENに入社するまでのキャリアについて教えてください。

大学で情報工学を学び、ソーシャルゲームの開発や運営を行うグリー株式会社に入社しました。ソーシャルネットワーキングサービスとしてスタートしたグリーが、ソーシャルゲームに本格参入し、急成長していた時代です。多くの人に使われているサービスがどうやってサーバーの負荷を分散しているのか、興味がありました。

入社後はインフラの部署に配属され、自社のオンプレサーバーをweb上で管理するためのシステムを開発したり、社内で初めてのAWS(Amazon Web Services)を使ったプロジェクトに参加したりしました。特にAWSのプロジェクトは、社内に知見を持った人がいない状況から、「消滅都市」という内製のアドベンチャーゲームをリリースするところまで関わったので、印象に残っています。

グリーで5年半働いた後、アプリケーションの開発に使われる「コンテナ」という技術を身につけたいと思い、ヤフーの子会社である株式会社ゼットラボに移りました。ここでもインフラエンジニアとして、Kubernetesというプラットフォームを使ったインフラ運用に携わりました。システムが実際に動く本番環境で、コンテナを運用する経験を積むことができたのは、自分にとってプラスになったと思います。

Showcase Gigに転職したのは、インフラ運用に加えプロダクトの開発もできる環境で、サービスをより良くすることに関わりたいと考えたからです。飲食業界のDXを手がける会社で、スマホでQRコードを読み込むとメニューを閲覧し、注文することができるテーブルオーダーなどのサービスを提供していました。

私が入社したのは、それまで外注していたシステムを内製化するタイミングでした。2人のインフラエンジニアで複数のサービスを管理しており、システム障害の対応なども行っていたので、仕事量は多かったですね。データドッグというモニタリングサービスを利用して、障害が発生したとき迅速に対処できる仕組みを作り、ほかのサービスにも横展開して、インフラについてはほぼ手がかからない状態になりました。

その後、バックエンドの開発にも関わるようになります。もともとプログラミングも好きだったので、開発の仕事に携わるときにも大きな障壁は感じませんでした。ある程度規模の大きな会社で、実際のプロダクトを作り、サービスを安定させていくプロセスをひと通り経験できたので、次はもう少し規模の小さい会社で新たなチャレンジがしたいと思い、転職活動を始めました。

「未経験の分野をゼロから学びたい」とGOGENに入社

ーーなぜGOGENに入社しようと思ったのですか。

前職で学んだインフラを横展開する手法や、新規サービス構築の経験がスタートアップでどれくらい通用するか、試してみたい気持ちがありました。規模の大きい会社は、サービスもある程度成熟しています。サービスが立ち上がって間もない、やることが多い環境に身を置いて、たくさん経験を積みたいと考えたのです。情報を集めているときに出会ったのがGOGENでした。

ーーGOGENのメンバーに会ったときの印象を教えてください。

はじめに、カジュアル面談でCTOの楠本に会いました。楠本は、インフラエンジニアだけでなくソフトウェアエンジニアとしても幅広い経験も持っています。組織の規模に応じたインフラ運用やサービス開発ができる、幅広い知見を持つ人だと感じ、一緒にサービスを作っていきたいと思いました。

次に会ったのが、CXOの金子です。ユーザー体験の設計に造詣の深い方で、新たなサービスをどうデザインしていくのか、近くで見てみたいと感じました。

最後に、CEOの和田と話をしました。デベロッパーでの経験を生かし、これまで世の中に存在しなかった新しいサービスを生み出すチャレンジをしている勢いがあって、心惹かれました。

メンバーの仕事に対する情熱や、和気あいあいとした楽しそうな雰囲気が伝わってきたこと、私自身が身につけてきた知見を生かせそうだと感じたことが決め手となり、2023年3月に入社しました。

ーー未経験の不動産業界で働くことに、不安はありませんでしたか。

不動産業界についての専門知識はありませんでしたが、エンジニアとして開発に携わる上では、一般的なSaaS系のサービスと技術的な違いが少なかったので、抵抗感はなかったです。不安よりも、これまで経験したことがない分野をゼロから学びたいという気持ちのほうが大きかったですね。

新たなサービスのインフラ整備に一から携わる

ーー入社後はどんな業務を担当していますか。

今のところ、インフラを担当しています。GOGENではこれまで、エンジニアリングの一部を外注していました。創業から1年が経ち、サービスの規模を拡大していくにあたり、プラットフォームを完全内製していくことになったのです。私がジョインしたのは、ちょうどそのタイミングでした。

入社してまず取りかかったのは、ITインフラの設定をコードを使って自動化する「Infrastructure as Code」の整備です。最初の構築には手間がかかるのですが、後から別のサービスを作るときにもすぐ横展開できるよう、下地を作っていきました。

また「ロギング」といって、プログラムが動作する過程で何が起こったのか、細かくログをとってグラフィカルに閲覧できるページを作る必要があり、そのあたりの整備も並行して行っています。

ーーエンジニアの皆さんは、どんな雰囲気の中で働いているのでしょう。

現在、正社員のメンバーは、CTOの楠本と開発の伊藤、私、佐藤の4名です。まだ人数が少ないこともありますが、フランクな感じで、楽しく開発しています。ふだんは在宅勤務で、slackを使いコミュニケーションをとっていますが、Gather(ギャザー)というバーチャルオフィスも活用しています。RPG風の画面上で、ボイスチャットができるので、たとえば楠本と話がしたいときは楠本のアイコンに近づいていくと、気軽に話しかけることができます。オフィスで一緒に働いているのと近い感覚ですね。

週に1〜2回は出社して、同じ空間で仕事をしています。オフィスがあるビルには飲食店も入っているので、夕方5時を過ぎると一緒にご飯を食べることも多いですよ。

自分ひとりでサービスを作り上げられる、フルスタックエンジニアを目指したい

ーーやりがいや楽しさを感じることはありますか。

今はインフラを構築している段階ですが、これからプラットフォームをどのように作っていくか、設計の段階から3人で一緒に考えていけるのは楽しいですね。転職理由のひとつだった「立ち上げフェーズのサービスに関わりたい」という希望も実現できそうです。自分の業務に枠を作らず、インフラからフロントエンドまで幅広いスキルを身につけたいエンジニアには、学びの多い環境だと思います。

私自身は、これまで培った技術を生かし、不動産の電子契約サービス『Release(レリーズ)』のような、世界をよりよくする事業に貢献できることにやりがいを感じています。

ーーGOGENでのお仕事の中で、印象に残っていることがあれば教えてください。

ChatGPT を活⽤した⽇本初のマンション管理向けチャットサービス 「Chat 管理⼈ Powered by GPT-4(β版)」を5月にリリースしたことです。「こんなサービスがあれば面白そう」という和田のアイディアからスタートし、私が1日でコアの部分を作って、slackで試せるような形にしました。これからサービスとしてブラッシュアップしていきますが、ある程度形ができてから1〜2週間でリリースを出せるところまで持っていくスピード感は、GOGENの特徴だと思います。

ーー赤嶺さんが、今後仕事の上で実現したいことを教えてください。

レリーズがより多くの人に使われるサービスになり「不動産の電子契約と言えばGOGENだよね」と認知されることが最初の目標です。エンジニアとしては、インフラからバックエンド、フロントエンドまで、引き続き幅広い経験を積んでいきたいです。将来的には、自分ひとりでサービスを作り上げられるようなフルスタックエンジニアを目指したいですね。

代表取締役CEO・和田浩明から赤嶺さんへ

不動産売買を担う唯一無二のプラットフォームを開発するにあたり、CTOの楠本の他にもう1名、インフラ領域に精通しているエンジニアが絶対に必要だと感じたことが、赤嶺さんの採用のきっかけでした。面接では、インフラエンジニアとして十分な実力を持っているにもかかわらず、サービス開発をある程度1人で担えるようになりたいという熱い想いを語っていただいたのが印象的です。
一緒に働いてみると、赤嶺さんはいつもサービスが何を成し遂げたいかという点に着目し、柔軟にアプローチを検討・提案してくれます。大きな「やりたいこと」は固まっていても、その手段については確立されていないスタートアップのフェーズにおいて、共に考えものづくりをしていけることに、とてもワクワクしています。


※2023年5月時点での情報に基づく記事です
(取材・文/高橋三保子)

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