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スタートアップいかがですか?入社2週間目のデザイナーさんに聞いてみます

こんにちは。GOGEN株式会社です。

私たちは「語源になる」をビジョンに、私達が生み出した「あたりまえ」が人々の記憶や辞書に刻まれるようなサービスづくりに挑戦するスタートアップです。

今回は、UIデザイナーとして入社した佐野に、GOGENで働く魅力と意気込みについて語っていただきます。
スタートアップのデザイナーにご興味ある方は、ぜひ参考にしてみてください。

本稿の内容は、当社運営のポッドキャスト「GOGEN CREATOR`s RADIO」を記事化したものです。ポッドキャスト本編は下記ページで配信しています。
※本編をポッドキャストで聴く

【話者紹介】
・CXO/デザイナー…金子 剛( インタビュー / Twitter
・CTO/ソフトウェアエンジニア…楠本 朋大( インタビュー / Twitter
・デザイナー…佐野 加奈

BtoB"toC"をデザインできるワクワク感

金子:今回のパーソナリティーは、いつもおなじみのCXO金子とCTO楠本、そしてゲストとして、2週間前に入社したデザイナーの佐野さんも参加していただきます。今日は佐野さんを中心にお話していきたいと思っています。

新入社員である佐野さんの視点から、GOGENで働くことの実際や、初めてのスタートアップへの挑戦への不安など、正直な意見を聞いていきたいと思います。

さて佐野さん、これまでのキャリアについて教えていただけますか? 大学を卒業してから何をされてきたのでしょうか? 

佐野:GOGENが3社目になります。1社目は人材系の事業会社でスタートアップ・ベンチャー支援のサービスのデザイナーをしていました。そこでスタートアップへの興味が芽生えていたのかなと思います。

2社目でクライアントワークの会社に所属しました。クライアントワークと言うと、いわゆる受託開発が想像されるかもしれないのですが、クライアントと協力してのスクラム開発でした。そこでは法人向けのサービスを担当させて頂いて、厳しい要件や制約の中でUIを考えることに楽しく取り組んでいました。

金子:その経験を基に、今回の転職を決めたのですね。実は私たちから佐野さんに積極的にオファーを出していましたが、佐野さんがこの会社を選んだ理由は何だったのでしょうか?

佐野:金子さんというデザイナーがGOGENにいることを知ったのが最初のきっかけでした。業務委託として関わる中で、GOGENが構想しているサービスのビジョンや、エンジニアとデザイナーがどのように働いていきたいかといった考えを共有いただきました。そのなかで、次第にこの会社で働きたいと思う気持ちが出てきたという感じでした。

インタビュー時、入社2週間のデザイナー佐野

金子:GOGENが副業を募集していた時期があって、そのときに真っ先にご応募いただいたのが佐野さんだったんですよね。その時にどのような気持ちで応募を決めたのでしょうか?

佐野:それまでスクラム開発を行ったり、スタートアップに近い環境で製品を作ってきたことはありましたが、まだビジネス面でのシビアな要件のなかで製品をつくるような挑戦は経験していませんでした。そこに挑戦したいという気持ちは強くありました。金子さんがいらっしゃったというのもあります。

金子:まだGOGENがマンションの一室でやってたころからですよね。懐かしいですね。

佐野:業務委託の頃はできることに限界があるので、もどかしさを感じていました。

金子:外から見たGOGENってどんなイメージでしたか?

佐野:不動産という領域への抵抗感はありましたし、「不動産領域の法人向けSaaS」というと、単なる業務効率化だったり、堅いサービスをつくるのではという第一印象はありました。
しかしGOGENは、不動産事業者の体験をよくすることの先にある、エンドユーザー(不動産を売買する個人)の体験向上を強く意識していることを徐々に知っていきました。心地よくサービスを使ってもらえるかどうかに対する関心が強いことを知ったあたりから、ワクワク感に転換していった感じですね。

金子:代表の和田も、「エンドユーザーの体験から逆算して考えよう」とよく言っていますね。BtoBtoCだと、短期的にはBを向いてしまうが、イノベーションを起こそうと思うとCを動かさないといけないと思います。そこがおもしろいところでもあり苦労するところでもありますね。

CXO金子

佐野:BtoBtoCのビジネスモデルは、過去にも経験しましたが両面満たすのが難しいものだと思います。そこに対してまたチャレンジしたいという気持ちもありました。

裁量の多いスタートアップのデザイナーだからできる経験と実績を積みたい

金子:不動産という領域に対しての印象は入社して変わりましたか?

佐野:個人的に売買をした経験はまだないので未知なことも多いのですが、既存の業務フローが確立されている分野なので、紐解いていったら答えが導けるのかなと思っています。

金子:それから、スタートアップは初めてだと思いますが、ギャップなどはありましたか?

佐野:品質とコストと納期のバランス感覚はこれまでの環境と違うなと思いました。

金子:ちょうど今佐野さんと2人で参加しているD4Vさん(合同会社Design For Ventures)のコミュニティイベントでも、いかに早くお客さんに届けていかに不確実性を潰していくかが大事だよね、というとが言われていますね。面白かったり、想像と違ったのはどんなところですか?

佐野:そうですね。一般的に、価値検証ではまずリリースして細かいフィードバックサイクルを回して積み上げていくのがよいと言われているように思いますが、私たちが描いている世界観やビジョンを始めに示すことの重要性も一方で感じています。
軸となるビジョンと細かい価値検証とを往復することが必要なんだなと思っています。

金子:よくスタートアップで誤解されることだと思うのですが、何が欲しいのかを聞くのではなく、まず僕たちが何がしたいのかを出して、それを当てて反応を見るという動きが必要ですね。今の業務フローから出てきた要望ややりたいことをデジタル化していっても上部のDXにとどまってします。僕たちのビジョンに乗ってくれるパートナーを見つけて一緒につくっていくことができると楽しいと思います。
楠本さんはいかがですか?

楠本:僕も同じことを思っています。スピードを速くしたり、やるべき範囲について判断をつけるには、まずは価値を押し付け、それから顧客の要望を取り込んだり、ていくところから始めるのがスピードも早くなると思います。
僕はバックエンド・インフラ寄りのポジションが多く、あまりデザイナーと関わることが少なかったのですが、仮説検証やコンセプトデザインにおいて難しいポイントはどこですか?

佐野:コンセプトデザインはプロダクトのビジョンをあらわすもので、何が軸なのかを正しく拾って、それをビジュアルに落とし込む必要があると思います。一般的に、機能としてほしいものはよく語られがちですが、ユーザーにどんな体験をしてもらいたいかは形になりにくいと思います。それを目に見える形にするのは難しくもあり、楽しいとも思います。

金子:入社前との変化はありましたか?

佐野:業務委託でじわじわと関わっていたのでギャップは少なかったと思いますが、1人1人の裁量が大きいことにはまだ慣れていないですね。デザイナーの場合、これをやってください、などと明確なゴールが設定される場合が多いですが、どこに向かうか考えることも役割なんだなと。

金子: 最後に、GOGENでやりたいことや、こんなプロダクトチームになったらいいな、などがあれば教えてください。

佐野: 私たちのプロダクトを利用するユーザーに「良いな」と思ってもらえるものを届けたくて、それをデザイン面からお手伝いしたいと考えています。プロダクトチームという点に関しては、エンジニアと密接にコミュニケーションとっていきたいので、同じ方向を向きながら「ああでもない、こうでもない」と垣根なく議論していけるプロダクトチームになりたいです。

楠本:頑張りましょう。

金子:頑張りましょう。それでは時間になったので、ここで終わりたいと思います。次回の配信を楽しみにお待ちください。今日はありがとうございました。

最後に

GOGEN株式会社は、「語源になる」ような体験価値創出を大切にしながら、「あたらしいやり方で、人々によりよい不動産を」を最初のMISSIONとして新しいサービス開発を行なっています。

創業2年目を迎えたGOGENでは、バラバラに分断された不動産売買の体験を、よりなめらかな体験に変えるため、さらなる開発体制と採用の強化に取り組んでいます。

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