藤山剛

慶應義塾大学中退後、日本大手メーカーで銀行システム開発を経て転職。タイへ赴任。 タイで…

藤山剛

慶應義塾大学中退後、日本大手メーカーで銀行システム開発を経て転職。タイへ赴任。 タイで起業し生産管理システム開発、ERPパッケージ導入コンサルを経験。 15年以上タイ国内で活動しながら日本ではサービス戦略コンサルを行う。

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タイの個人情報保護法(PDPA)について

すごく久しぶりですが、あまり読まれることもないので放置気味でした笑 今回はタイの個人情報保護法について、タイ国内の日系企業が右往左往しているようなので、アドバイスになればと思い書きました。 なぶり書きでごめんなさい。重要な部分を自分の記録も兼ねて書いています。 PDPAとはPersonal Data Protection Actの略で、個人情報保護に対しての情報セキュリティや運用方法などをタイ国で定めたものです。具体的な施策の策定や情報の定義はTDPGというThailand

    • 米国の経営者によるAIの活用と期待、懸念事項に関する洞察

      この調査は、米国のビジネスリーダーたちがどのように人工知能(AI)を活用しているか、またはこれからどのように活用しようと考えているかについて、丁寧な見解をくれます。彼らがAIの取り入れに対して期待していること、心配していることも詳しく明らかになります。これは、我々がどのようにしてテクノロジーを使い、その選択がビジネスの結果にどう影響するのかを理解する上で大切な手がかりとなります。そして、この調査結果は自社のAI戦略の策定や改良に役立つ情報を提供し、他社や他の産業と比較してどう

      • この人には頼っちゃう!と思わず唸ってしまった面白い営業マンのお話し

        タイのバンコクやシラチャーなどでビジネス交流会を開催している団体があり、それに参加した際に出会った方が、衝撃的で面白かったので今回ご紹介をしようと思います。 普通に会社の営業マンというと、自社製品や自社で扱う製品を顧客に対して紹介や案内をするというのがごくごく普通な営業マンだと思います。しかし、彼は一味違う営業方法をしていました。 頻繁にあるような案件ではない 先ず紹介をしますと、この方は、工場などの屋内設備や工場の拡張工事をしている建設屋さんを営んでいます。 タイには

        • 公共交通機関が充実していない国での従業員送迎バスの乗車率最適化について

          Mii Hawkという乗車率最適化サービスがタイで始動!Mii Hawkとは? (一言でいうと・・・) Mii Hawkは送迎バスの効率的な管理により、コスト削減と業務の効率化を実現するソリューションです。CO2の現状を分析するのにも利用できるので、コスト削減・業務効率化・CO2削減と様々な領域で活躍が見込めます。 リンク:https://www.miihawk.com タイ国内の製造業が利用する送迎バスの課題・実情について  赤裸々に記載すると、タイ国内で送迎バスサ

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          タイ国での法人税の還付請求

          タイ国内に於いて法人税の還付は非常に難しいとされています。 そんな還付請求ですが、弊社では法人税還付は普通に行えており、 そのノウハウを活かした情報を、ほぼ個人事業主の中小企業の皆様へ できるだけ分かりやすく説明したいと思います。 税金還付にはその年に行えなくても翌5年間は繰越が可能です。 これは非常に重要なので覚えておいて下さい。 大きく大別すると下記の5項目が重要 1.暗黙のルールを把握する 2.還付請求を行える企業とそうでない企業 3.還付請求は30万バーツ以上 4.

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          販促費についての考え方

          たまたま某大手のマーケティング部門のIT化に関わってます。 そこで、販促費と広告費の違いが非常に分かりやすく分かったので説明をしたいと思います。この考え方はマーケティングに非常に役に立つと思う。 販促費の目的を抑えることに必要なこと1. 販促費と広告宣伝費の勘定項目の違いについて理解すること 2.販促費は何を根拠に決めるのかを理解すること 3.販促費を計上するには理由と根拠(学術的・慣習的な根拠)が必要 上記を怠れば税務署から突っ込まれます・・・。 販促費と広告宣伝費の

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          Facebook広告は認知度効果を上げる?!

          前回デジタルマーケティングの記事を書かせて頂きましたが、今回はFB広告の効果は?です。 自分もFBは良くコミュニケーションをしたり情報配信の場として活用をさせて頂いていますが、とにかく広告がウザいくらいに出てますよね笑 ウザい!って思わせたら勝ち同じ表示がクリックをせずとも何度も繰り返し出てくるので、嫌でも目に入ってきます。kintoneのタイでの広告やJOBカンとかとにかくリモートワークのIT関連の広告、それからデジタルマーケティングの統計ツールの表示が多いこと多いこと・

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          お客さんは製品・商品説明は聞きたくない。アナタの経歴は私の困りごとを解決してくれない。(タイ編)

          ここを理解していない営業マン、多すぎ。大手企業に○○年勤めてたとか、うんちゃらコンサルやってましたとか、自分の過去の経歴を語る営業マンが増えてる気がする。これは製品説明や商品説明を聞いていても同じ。お客さんは自分の困りごとを解決してくれる可能性がある人と信頼関係を結びたいと思っていますし、仕事を一緒にしたいと思っています。 なので、「○○っていう新しい商品が出て、こういうことを解決してくれます!」っていう説明はどうでもいいし、正直ウザい。活用事例が困りごとに照らし合わせて説明

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          アフターコロナで増えた仕事(タイ)

          タイでは最近ちょっとコロナ騒動はあったものの、現在では国内感染者数は0をキープしています。政府の強引な施策もあったおかけで確実に封じ込めは成功した感じです。そんなこんなで平常に戻りつつあるタイで増えた相談や仕事を少しご紹介です。 数字の見える化に関する相談とはタイでは未だにペーパーワークは多いしデータ化されていないので、今月の売上いくらなんだ?とか、月末までに入金されるお金はいくらなんだ?とか、経営者は見えていません・・・。マジです。おそらく分かるのはネットバンキングで見れ

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          Facebookの広告を始める前に(タイ編)

          FBの広告を利用してタイ国内でのデジタルマーケティングに活かそうと思っている方も少なくはないと感じていますが、正しい情報を把握した上でオーディエンス(FB広告のターゲットを絞る機能)を設定していますでしょうか? 大多数のマーケティング企業からの提案を聞いていると、何か違うのでは?と疑問に感じてしまいます。 その理由は、論理的ではないから。というのが私の結論です。 今回はその論理的ではないというタイの経済の把握の仕方を説明して、その後でFB広告の正しいオーディエンスの設定の考え

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          タイ企業 製造業 一般機器製造業 金属加工業界売上(TSIC:28221) TOP 10

          タイ商務省が公表するデータの過去13年分(約160万社分のデータ)を利用し、各業界の売上(Main Revenue)TOP10を紹介し、その企業が業界の何%のシェアを握っているかを紹介していきます。 ※データは2019年11月末までに収集したデータを利用します 前提条件少し条件を設定します  1.現在も継続している企業を対象  2.TSIC:28221(Manufacture of metal forming machinery)を対象  3.PLの財務データのFY2018

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