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ゲーム業界で優遇される職種について紹介します!

こんばんは。
今日はゲーム業界に新卒、第二新卒、業界外からの転職を考えられている方向けにどんな職種があり、需要が高い職種について紹介したいと思います。

ざっくりとは以下のような職種に分かれます。

▼開発職
・プランナー
・プログラマー
・サーバーエンジニア
・デザイナー
・サウンドクリエイター
・シナリオライター
・QA、デバッグ

▼非開発職
・セールス
・プロモーション
・マーケティング
・人事
・総務
・経理財務
・法務
・経営戦略
・カスタマーサービス

こんな形でゲーム会社の中にも様々な役割があります。
非開発系の職種から開発職へ異動するということも希ですがありますから、どうしてもゲーム会社で働きたいという人は非開発系の職種で応募して入るというのも1つの方法です。
そして、ちょっと報酬少ないですがQAデバッグスタッフという入り口の敷居がメチャクチャ低いところから業界へ入り、開発職を目指すという手もあります。
ただ、ステップアップは狭き門ということはお忘れなく。
私も何人も元デバッガーというプランナーを知っています^^

新卒でない限り、基本的に各社、経験者しか中途では受け入れませんから
とにかくゲーム会社で働きたいと本気で考えている方はどんな形でも良いから入り込むことを優先するのが良いです。
そしてチャンスを掴むために、目の前の仕事に集中し、人が手を挙げないことを率先して拾っていると見ている人は見てますから、チャンスが訪れます。

最近、デザイナーとしてゲーム会社へ入りたいという絵を描くことが得意な人がいまして、相談に乗ることがあったのですが、基本的にはイラストレーター、キャラクターデザイナーのみしかできない人は狭き門になっています。
というのもアウトソーシングしているケースや名のあるイラストレーターや漫画家などにキャラクターデザインを依頼して、プロモーション効果とクオリティーを担保することが多いからです。
モデリングができる人もそれだけだと相当腕が立てば別ですが、シングルスキルだと厳しい部分があります。
分業化が進んだ分、特定の1つのスキルしかない人のアサインは苦労するので、社員として雇用する時に躊躇するからです。
また、エフェクトやUIデザイン、モーションなどを覗くとほとんどデザイン職の仕事はアウトソーシングできますし、海外を使うと日本のコストの半分ぐらいの人件費で、変わらぬクオリティーのものをあげてきますから、経済合理性の壁も立ちはだかってきます。

万年デザイナー職で人員が不足しているのは、UIデザイン、エフェクトです。
原因は割とシンプルでとてもとてもゲーム開発では大事な仕事なのですが、キャラクターデザインやキャラクターモデリング程日の目を見ないので、目指そうという学生が少ないのです。
しかしながら、成り手が少ないということは需給のバランスが供給不足なので、少々腕が足りなくても重宝されたり、食いっぱぐれることが少ないというメリットがあります。
UIのないゲームはありえませんし、UIデザイン次第でUXの質を左右しますし、引いては継続率、プレイの没入感、ゲームプレイ時の爽快感やストレスにも影響を与えるのでとても重要です。

また、エフェクトのないゲームはありませんね。
キャラクターモデル、UI、キャラクターモーションと一体となってエフェクトが彩りを添えて、その体感を形作ります。
エフェクトによって爽快感や没入感は大きく変わります。

しかもどちらも経験とセンスがとてもとても効いてくる仕事なので、継続して従事しているとアドバンテージが重なって行って有利になります。
なのでメインスキルにしないまでもサブスキルとしてこれらを身につけるのはとても強い武器になります!

そしてもう1つはモーションデザイナーです。
3Dキャラクターに動きをつける仕事ですが、技術的にできる人はいますが、センスの良いモーションを考えてつけられる人は実に少ないです。
特に必殺技のように歩く、走るといった存在する動きではない、創造してつけるモーションはセンスが求められるからです。
バトル時のモーションのようにゲームシステムと密接なものになると、微調整なども多くなるため、アウトソーシングしづらいものもあるので、社内に抱えておく必要が絶対にあるのです。

商売の基本はニーズを捉えて、そのニーズに答えるベネフィットを提供することにありますから、就活、転職活動も同じですので学生は特にこれから飛び込むわけですから業界のニーズを捉えてどんなスキルを磨くか決めて努力すると長期にわたって有利なクリエイター人生を送ることができます。

ということで今宵はこの辺で終わります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!

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