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完璧主義から卒業する方法

こんばんわ。
今日は、日中凄い雷雨でしたね。
ところによっては雹まで降って被害が出ているところがある一方、ほとんど振らなかったエリアもあったそうです。
しかし、梅雨にもなっていないのに真夏のようなゲリラ雷雨が先にくるというこれも異常気象?

しかし、今はちょっと肌寒いですね。
寒暖差も激しいですし、仕事もちょいとハードワークで気も使うので疲れているので、今週末は処理しないといけない仕事もあるんだけど「トップガン」観に行ってプレイングマネージャーの鏡と称される作品らしいので、元気をチャージしてこようと思いますw

さて、私も患っていた完璧主義という病についての話を、仲良くさせて頂いてるシナリオライターの方からお題として頂いたので書かせていただくことにしました。

まず完璧主義の良くないところ、良いところ、そしてどうして完璧主義という厄介な病を発病するのかを示したいと思います。

▼完璧主義の弊害
・できないことにイライラして自分を傷つける
・細かいことも目につくので、心身ともに疲れる
・イライラすることが増えストレスも多くなる
・他人にも完璧主義を求めるので他人も傷つけてしまう
・人心が離れる
・物事を完遂するまでの時間がかかる
・仕事の進捗を見せるのが遅くなる

▼完璧主義のメリット
・仕事の精度がとても高い
・真面目という評価を得られる
・途中で諦めずにやり遂げることができる

▼完璧主義に陥るマインドセット
・叩かれるのが怖い
・注意指摘されるのが怖い
・減点主義的思考
・失敗に対する恐怖が強すぎる
・失敗がダメなことだと考えている

ちなみに長男や長女に完璧主義の人が多い傾向があります。
それは親が最初の子供なので、完璧な子育てをしなければと身構えてしまうことにあると思います。
なので妹や弟は伸び伸びしていたり、テキトーだったりしていると感じている長男長女は多いのではないでしょうかw
それは二人目からは親も慣れも含めて、適当になるからです。

こうやって並べてみると『完璧主義』がよろしくない、メリットよりデメリットの方が多いことはお分かり頂けると思います。
発症している人も良くないことは分かってもやめられないのは、発症要因にあります。
これは性質であり育成環境によりもたらされたものである成分が高いからです。
ある意味、強化学習されてしまっているからそう簡単には変えられないのです。
これは精神力とかそういうレベルでどうにかなるものではありません。

では、治療や矯正、もしくは加減をコントロールできないのか?というとその方法はあります。
というか私はこれから書くようなことで、少なくとも仕事においてはコントロールできるようになりました。
但し、ストレスが伴ってはいます^^;
完治ではなくてコントロールだからです。

私の場合は、立場が変えましたね。
チームリーダーやプロジェクトリーダー、マネージャーとしてメンバーを統率して1人では出せない役割を与えられた時に、自分のモノサシつまり自分に課している完璧主義というモノサシでメンバーのアウトプットや仕事の仕方を見てしまい、やり方も成果も自分と同じものを求めた結果、当然メンバーはついてこれないですし、私の部下ですから上司と同じレベルのアウトプットや仕事の段取りを求められても無茶な話ですし、注意されたり叱られたりするので、やる気は忠誠心も下がるのでチームの力はどんどん減衰し、成果が出せなくなりますし、私はますますイライラするので暴君化し、なんとかしないといけないので部下の仕事を巻取りまくり、さらにメンバーのやる気と心は離れていくという、負のスパイラルに入った時に幹部候補育成の無茶苦茶厳しい集合研修を受けていて、そこで組織開発や人材開発や製品開発の原理原則を学ぶことができ、内省することができたので、思考行動を原理原則に合わせていくことでコントロールできるようになってきました。

そしてもう一つは目の前の一つ一つの些細なことまでを完璧にするのは、中長期的な目標を持っていないために、目の前のことがすべてになってしまうので、完璧主義へ至るマインドセットが強化されてしまうのですが、中長期目標を持つことで、長い目で見たら当然、山あり谷ありなわけですからうまくいったりいかなかったりという日々のことは当然であり、中長期でみたらそんなことの一喜一憂にほとんど意味がないことに気づけるようになり、ストレスコントロールやセルフコントロールがしやすくなりました。
そして長い道のりの中でいつも100%なんて無理ですから、緩急というか100%を目指すべきところ、タイミングとそうでなくても良いところというのも見えてくるのです。

そういうことを実践していく中で、コントロールできるようになりました。
但し、時間はどうでしょうか10年はかかったと思います。
その結果、得たものは下記のようなものです。

▼完璧主義を抑えられると得られること
・のびのびと気軽に物事に取り組めるようになる
・まずはこの辺まででという形でアクションが早くなる
・脅迫的な義務感から解放されるので小さなことで幸福を感じられるようになる
・他人の仕事や振る舞いの許容範囲が広がるので、対人関係が改善される
・人心を集めることができる
・多少のことでは動じない、タフさを得ることができる
・力の入れ時と抜き時がわかるのでストレス耐性が高くなる
・他人の評価を必要以上に気にしなくなるので、自分のペースで仕事ができるようになる

他にもいろいろな効能があります。

①悩んでいる人はまずは「リーダー」の役割をし、その役割をまっとうするために必要な原理原則を学び実践し続けること
②自身の中長期目標や人生の目標を持ち、それを達成するための計画を持つこと

私はこれらのことも含めて主体的でゲーム開発のような協働で働く上で大事な原理原則を、自身の経験を織り交ぜて具体的に体系的に伝えるための人材育成研修プログラムを作りました。
そして、これまでのいくつかの企業の中で研修して300人ほどに伝達してきました。
生き生きと活躍できる人材を創出すること、協働しやすい場を作り出すために。

ということで今後も自身も実践を続け、さらに精度を高めまた別の原理原則も学び実践して身につけて行きたいと思っています。

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