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【読書記録】「泣きたくなる旅の日は、世界が美しい」【写真📸】

こんにちは、ごぼうの乱切りです。
今日もnote更新していきます📚

今日は読書記録。
今回は「旅行エッセイ」で、「泣きたくなる旅の日は、世界が美しい /著 小林 希」

表現とか描写の書き方が本当にきれい。

普段本を一気読みしてしまう僕ですが、もったいなくて少しづつ読み進めた本です。

ぜひ読んで欲しい。その前に、バックパッカーへの思いを書かせて下さい🖋

1. バックパッカー👣と「深夜特急」

皆さんは「バックパッカー旅行」をしたことがあるでしょうか?

高校生の時に「ロケみつ」という番組のヨーロッパ編を見てから、バックパッカーでの海外旅行に興味を持った僕は、大学生になってから何ヵ国かバックパッカーで旅行をしました。

◎世界一の一枚岩・シーギリアロック(スリランカ)

◎どこまでも続いていくサハラ砂漠(モロッコ)

◎絶景の嵐・アイスランド

コロナでなければ、今すぐにでも世界に飛び出したい。そう思っています。

僕が初めて読んだ旅行エッセイは、「深夜特急」。

おそらく知っている人も多いかもしれません。
バックパッカー旅行のバイブルのような、沢木耕太郎のこの本。

全6巻もあって読み始める前は「こんな長い本読み切れるだろうか、、。」なんて思っていたけど、気づけばあっという間に読んで読み切っていました。

大学の時に読んだはずだから、毎日学校が終わって家にダッシュで帰って読んだ思い出。

この本を読んでいて感じるのは、「興奮」でした。

海外を一人で旅行する。しかも飛行機を使わないで。

そういう「旅行」的な部分の良さもあるんだけど、一番惹かれたのは作者自身が「人生を生きている。」んだと感じれたこと。

自分はレールに乗ったように、毎日学校に行き、仕事に行き。

自分がしたくてそうしてるんだから、不満を感じるのもお門違いかもしれない。

でもこの本からは、本当にそのままでいいの?死ぬまでに何かやらなくてはいけないことがあるんじゃないの?

そう問いかけてくるように感じられる。

以前この記事にも書いたけど、人生にはタイムリミットがある。

それは寿命としてのタイムリミットではなくて、やりたいことができる年齢にはタイムリミットがあるということ。

例えば海外旅行なんてその最たるもので、生活で使うものを全て詰め込んだバックパックを背負って世界一周するのなんて、定年退職してから行くのとと20代で行くのでは、得れる経験に大きな差がある。

だから、今やらないといけない。

「深夜特急」は、そうした思いを奮い立たせてくれるから読んでいて「興奮」を味わえる。

本当に好きな本です。

2. 「泣きたくなる旅の日は、世界が美しい」

そして、この本。

「深夜特急」が自分の思いを奮い立たせてくれる本だとしたら、こっちは綺麗さや美しさ、儚さどっちかというと「静」的な良さがあるように思う。

この本は、5年間で世界50ヵ国を旅行した作者が出会った22の物語を、鮮やかで美しい言葉で綴ったもの。

僕が一番好きなのは、「亡き妻の欠片を求めて in フランス」という物語。

南仏のニース。そこで偶然出会った一人の日本人のおじさん。
旅をしている理由を聞いていく中で、おじさんの過去の話やどうして一人で旅をしているかについてどんどんと深掘りされていく。

正直、かなり泣きました。

ここでオチまで言うのは野暮なので言わないけれど、話の持っていき方とか途中で挿入される写真の雰囲気も相まって、グッとくるものがあった。

この話がかなり良くて、何度も読み返してしばらく先に進めなかったくらい。

あまり小説は読めていないけど、文章がきれいだと思ったのは「森博嗣」の本以来かなと思いました。

よければぜひ。

3. いつか旅に出たい✈

コロナが落ち着いたら旅行に行く。

そのために写真も上手くなりたいし、もっと文章をかけるようになりたい。

そう思ってnote更新していきます🖋

おすすめリンク

リンクを貼っておくのでよければ読んでみてください。

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