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【3】 「はたらく」意味。

#私らしいはたらき方

こんにちは、ごぼうの乱切りです。

社会人になって3年目。今の仕事自体はわりと好きな分野で楽しくできているし、特に大きな不満はないけれど、、。

①生活をするために必要なお金💰

働き始めて思ったのは、お金は貯まらないなぁということだった。

自分のお金だから誰にも文句を言われない、というマインドで最初の2年はただただお金を使い続ける生活。貯金はいずれするから、と言い訳を続けていました。

そこで出会ったのが、FIREという概念。たまたまAmazonで見つけた本でした。

financial independence, retire early、いわゆる経済的に自立をして早期退職をするというもの。

無駄な支出をできる限り減らし、貯蓄をする。

1年間の支出が400万円であったときに、一億円の貯蓄を年利4%で資産運用すれば仕事をしなくて済むっていうのが大まかな話。

これには、こうすることで「生活するために仕事をする」のではなくて、「自分がやりたかったこと」をすることが可能になるというのが魅力の一つである、との考えがある。

例えば、家庭があって普段サラリーマンとして働いている人がいるとする。珈琲が好きな彼は、いずれ自分の喫茶店を開きたいと考えている。

そこで思うのが、初めての経営でうまくいくのか、利益は出るのか、家族は養っていけるのか、ということ。

でもそこで「経済的な自立」を達成していれば、喫茶店の経営で利益を得る必要がなくなる。5年でも10年でも喫茶店経営で得られる利益が0円でも、理論上は生活ができるのです。

自分にとってとても魅力的に感じられるもので、無駄な買い物はやめて収入のほとんどを貯蓄や投資に回し始めました。

② いつリタイアできるの?

極端に切り詰めた貯蓄をしているわけではないので、生活が苦しいわけじゃないけど、何かモヤモヤとした感覚が残っていた。

その時に読んだ本にまた感銘を受けた。

「DIE WITH ZERO」という本。つまり「ゼロで死ね」ということ。

この本では、昨今流行っているFIREに対しての意見も書かれていた。

確かに無駄な支出を抑えて将来に備えることは重要だけど、それ以上に大事なことがある。

今しかできないことに時間とお金を費やすこと。

40代まで必死に切り詰めた生活をして仕事を淡々と続けることで、無事にFIREを達成できたとする。

達成することはすごいことだし、充実感を感じながら日々を送れているのなら素晴らしいことだけど、その間にできたはずの経験、それはつまり歳をとってからじゃできない体験についてしっかり考えたのかどうかが大事。

例えば、バックパッカーでの世界一周。

歳をとってからではできないことではないが、体力に余裕のある20代の時に行くのとでは体験できる内容に差が出てくるのは当然のことのように思える。

FIREに対してスタートダッシュを切る前に、そうした視点について考えてみることは大切なように思える。

③ 自分にできること。

少子高齢化社会になりつつある中で、僕らが70歳くらいになっても働いている可能性がある。

あなたが元気で体力のある20代や30代であるならば、今後40年以上は働き続ける時代に突入しているのかもしれない。

でも今しか経験できないことはたくさんある。

一年くらい休んでもいい。

人生っていう長距離マラソンの途中には足を止めて休んでもいいんじゃないか、って思います。

自分の人生だし。そう休むことが全てマイナスに働くわけじゃない。

挑戦することで感じられる、人生の舵を切っているという感覚。

経験に時間とお金を費やす。

④ 仕事のやりがいと人生の充実感。

ただ仕事をすることが悪だとは全く思っていない。

仕事は充実感や達成感を得られるものだと思うからです。

それは自己完結するものではなく、仕事を通して人の役に立つことができるから。

生きていく中での希望とか喜びは「人の役に立つこと」を自分ができていると思えたときに感じられるもの。

お金はあくまで副次的に手に入れられるもの。

そう思えた時、「仕事」への考え方がすごく楽になりました。

人間は仕事をする生き物。

人のためにしていても巡り巡って、自分に充実感をもたらせてくれるもの。

でも一旦歩みを止めて、自分がやりたいことに熱中する時間をもらっても怒られないんじゃないかな。

そんな風に思う。

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