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両側前十字靭帯再建術後の抜釘術(前編)

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2023年9月5日(火)

7:00
昨年(左膝)、一昨年(右膝)と2年続けて行った前十字靭帯再建手術で使用したボルトを除去するため、本日より入院。
靭帯再建と同時に縫合した半月板の状態も診てくれるという。

問診票を記入して、病院に持参する荷物を確認しながらレコードを聴いた。

8:45
病院に到着。妻が休暇を取って付き添ってくれた。

PCR検査を行ってから、事務局で書類を提出。結果が出るまで約1時間ほどかかるとのこと。
妻と分かれて、面談室に移動。麻酔医から全身麻酔についての説明を受ける。

10:15
PCR検査の結果が陰性だったので、入院病棟へ。案内された病室は、昨年入院した部屋の隣だった。ベッドも窓際の同じ位置。

12:00
3年連続ということで施設内の案内などもなく、のんびり過ごしているうちに昼食。
ごはん、味噌汁(ワカメ、長ネギ)、鮭のポン酢醤油(長ネギ、カイワレ)、里芋の煮物、オクラの煮浸し。

14:30
リハビリ室で、両脚の筋力測定。
昨年から担当してもらっているT先生曰く「半月板の縫合がなければ、入院中にリハビリは行わない」とのこと。

18:00
ドクターや看護師、薬剤師から翌日の手術について説明を受けたり、シャワーを浴びたりしているうちに夕食。
ごはん、エビフライ、トンカツ、インゲン胡麻和え、サラダ(キュウリ、レタス、大根)、スイカ、ほうじ茶。

手術前の食事は、これが最後。
水は明日の6時まで飲むことができる。

持参した本を読み始める。
最初の1冊はこちら。

柳澤健『完本 1976年のアントニオ猪木』を久々に再読。
2007年に発行された単行本『1976年のアントニオ猪木』の文庫版(2009年)。
文庫化された際に猪木さんのインタビューが追加収録され、本文も大幅に加筆されている。

本書を読んで不快感を覚えた猪木ファンも大勢いると思うし、書いてあることがすべて真実とも思っていない(新間寿の証言なんて、まったくあてにならないので)。
それでも作品として面白いし、何より猪木さんのインタビューが素晴らしい。気になる方は文庫版をぜひ。

現在所有しているのは、2冊目。発売直後に購入した文庫の初版は、TOSHI-LOW(BRAHMAN / OAU)に譲った。
TOSHI-LOWが猪木さんと会食した際に(ほんのわずかな時間ながら)猪木さんにお会いする機会をいただいたので。

22:00
翌日の手術に備え、消灯時間に就寝。


2023年9月6日(水)

5:30
起床時間よりも早く起きて水を飲む。

6:00
昨年から処方されている薬を水で流し込む。次に水を飲めるのは夕方くらいだろうか。
(うがいは、手術直前まで可)

10:00
手術室へ。
今回はボルトを抜く手術なので不安もなく、ドクターと軽口を叩きあいながら、手術台に寝ころぶ。

全身麻酔から目覚めた直後に、ドクターから「左膝の半月板の状態が思わしくなかったので縫合した」と告げられた。

病室に戻ったのは13時半くらいだった気がするが、朦朧としていて定かではない。

血栓予防のために高めの台に左脚を乗せなくてはならないのだが、腰に強烈な痛みが走り、のたうち回る。過去2回と同様に、今回も複数の枕を使用して対応することに。
昨年も一昨年も手術した膝より、すべり症を患う腰の痛みのほうが遥かに辛かった。

病室に戻ってから3時間後。看護師さんに声をかけられ、目覚める。いつの間にか眠っていたらしい。酸素マスクを外してもらい、水分摂取。
術後の経過も良好で、夕食を摂る許可が下りた。

18:00
夕食。
カロリーメイトゼリー(アップル)、ベビーチーズ、牛乳、ほうじ茶。

食事後は尿意をもよおしたとき以外、ほぼ眠っていた。

トイレに行く際は、車椅子で移動。その都度、看護師さんに運んでいただいた。
看護師の皆さま、医療従事者の皆さまに心より感謝申し上げます。

夜の担当看護師は、過去2回もお世話になった男性。柔らかい口調でおしゃべり好きなところが、4月に亡くなった渡辺雅弘と重なる。
「きっと雅弘も、こんな感じで病院の天井を見ていたんだろうな」と思いながら天井の染みをぼんやり見ているうちに入眠していた。


(つづく)


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