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ロマ(ジプシー)民族の起源

【海外写真放浪記】 INDIA 11  ジャイサルメール

ジャイサルメール 近郊の砂漠地帯にいくつか集落が存在するがその大半がロマと呼ばれる人々だ。

ロマの歴史は古く、さらにはロマ言もあり世界中に何千万人と存在している。国を持た無い民族では最大なのでは無いだろうか。


呼び方も各国様々な呼び方があるのだが、一番有名なのが英語の名称

ジプシー

になる。このジプシーはヨーロッパにおいて差別的な意味合いを持っていて、彼らは旅をしながら生活をし、音楽やダンスなどをしながら放浪を重ねていた為定職に着かず、窃盗や売春などの生業が多かった為毛嫌いされたとされるが、放浪する事で定職に付ける事が当時あまり無かった為にそういった差別的な事を言われていたのでは無いかと思う。


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迫害の歴史はあったものの今ではその殆どが普通に生活をしている。そもそも自分がロマの血を引いている事を知っている人がどれほどいるか分から無いほどだ。


チャールズチャップリンがロマの子孫だと言うのは有名な話だが、ロマは音楽や芸能など様々な方面で活躍している。フラメンコ、ベリーダンス、などもロマが起源とされている。

タロット占いもそうだがあまり信憑性は無いらしい。


以下wikipediaより引用

ロマは西暦1000年頃に、インドのラージャスターン地方から放浪の旅に出て、北部アフリカ、ヨーロッパなどへとたどり着いたとされる。旅に出た理由は定かではないが、西方に理想郷を求めた、などの説がある。彼らがヨーロッパにおいて史料上の存在として確認できるようになるのは15世紀に入ってからで、ユダヤ人と並んで少数民族として迫害や偏見を受けることとなる。ただしユダヤ人ほどこの事実は強調されていない。
最新の遺伝子研究ではインド先住民のドラヴィダ人との類似性が示唆されてきているロマの中にも12の種族があり、エリー、カルデラーシュ、ジャンバジ、ロワリ、アラバジ、コバチ、トパナなどの名称があり、種族により異なったロマ語を話している。

ウィキペディアではもう少し詳しく書かれているので興味のある方はぜひ見てみてください。


そんな彼らの原点とされるのがこのジャイサルメール周辺なのだが、前回記事にした通り僕はインド人恐怖症に陥りツアーどころか会話を出来ないレベルまで精神をやられていたので行くまでには少し日数を要した。



いくつか街のツアー会社を巡り話を聞くと砂漠ツアーと呼ばれるラクダに乗ってから砂漠で一泊出来るアクティビティがあり、そのラクダを管理しているのがロマの家族だと言うので早速申し込み案内してもらう事になる。


彼らの壮大な旅の出発点を一目見たくて申し込んだこのツアーだが、結果は夜中広大な砂漠で一睡も出来ないと言う事態を招く事になる。



次回【海外写真放浪記】 INDIA 12  ジャイサルメール


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