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【読書感想】イギリスにおける女性取締役登用の歩み(著:本間美奈子)

下記で紹介した論文の感想です。感想です!!考察ではないです!!

 感想です。
 
4年間8か月で女性取締役倍増って、シンプルにすごいですね!!
日本の企業は、部下なし担当課長の女性を増やすのですら手間取っているのに。

デーヴィス報告書の取り組みが結果につながった要因は下記のようです。
・産業界の課題意識に刺さるようなビジネスケースの提示やコミュニケーションが出来たこと
・各勧告に具体性があったこと
・アーリーアダプターのリーダーシップが強かったこと
・ステークホルダー全体が協力できたこと

国が一丸となってトップダウンで本気になったら、結果出せるんだなあということを目の当たりにしました。「元気な新入社員に期待してる!若くフレッシュな考え方で職場を変えてほしい!出る杭は打たれません!」と言っているJTC幹部の方々に読んでほしい内容でした!

日本の男女参画推進についても勉強したいと思います!!

ところで、最近ポジティブ・アクションについて勉強をしたいと思っています。しかし、Amazonでなかなか本が少なく、うーん…となっています。特にクオータ制という単語で検索すると、1冊ヒットするかしないか…という状態。どうしてこんなに出版されている本が少ないのか?というのが疑問です。本を出版できるほどmaturedな分野ではないのかもしれません。そのあたりも気になり、Google Scholarで「クオーター制」と検索して、一番上にきたものを今回はとりあえず読んでみました!

部分的に切り取ってしまうのは良くないかもなのですが、アファーマティブ・アクションという単語でTwitterを見ていたところ、高村峰生先生という方の下記のツイートを目にしました。

現在、研究の途上中、そして社会においても議論中、ということなのかな、と理解しました。

これから、辻村みよ子先生の「ポジティヴ・アクションー『法による平等』の技法」を読んで勉強したいと思います!また内容はまとめたいと思います!

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