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幸福から遠ざかるばかりのキャリア論・人生論

人は幸福に生きるべきだと思います。

しかし幸福な人は
自分が幸福なだけでなく、
他人をも幸福にしているように感じます。

どんなに裕福でも
他人を不幸にする人は
幸福にはなれないでしょう。

孤独で、頼るべきものがなく、
いつもイライラしているようでは
幸福から遠ざかるばかりじゃないでしょうか。

毎日、人を否定し、非難し、批判し、
文句ばかり言ってる
自分勝手な人が幸福になれるとは思えません。

社会の文句、会社の文句、環境への文句、
上司の文句、仲間への文句、現状への文句、
そして過去への文句…。

こういう人は
あちこちに文句を言い続けて
一時の極小の自己満足と引き換えに
幸福を手放しているように見えます。

物事の有限性を自覚することが
内省を促し、成熟を可能にすると思うのです。

有限性の自覚の欠如が
未成熟な主体性を特徴づけ、
全能感に満ちていると同時に
空虚な主体を構成する。

つまり何でも自分の思うようになるという
無限の思考を捨て去らねば
自分を成熟させることができないのです。

40代になっても、50代になっても、
自分が正しい、
間違っているのは他者だ、世の中だ、
そんな空虚な発言をし続ける人は
自分の幼稚化を放置するだけなのですね。

内省による自己否定の契機を欠くと
インスタントな過信や無根拠な他者否定に繋がります。

これが文句なんです。
言えば言うほど自分を貶めるだけですね。
誰も耳を貸しません。

いや幼稚な人同士で
文句を言うだけの繋がりができますね、
そこには成熟がないですけど。

成熟か、未成熟か、この分岐点は
感謝と敬意という
実に素朴な感情にあるように感じます。

感謝と敬意なき
幸福ってあり得ますでしょうか?

キャリアも人生も中長期戦です。
過去に文句を言っても先に進めません。

自分は間違っているかもしれないという内省。
周囲への感謝と敬意を前提とした成熟。

その先にしか幸福はないように思います。


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