本来の自分から１歩を踏み出すキャリアリトリート

リトリート ＝ 本来の自分に戻るための時間。

確かに日常のストレスフルな環境から離れて、
リフレッシュ、回復、静養するのは大事ですよね。

世知辛い現代社会では
意識的にこういう時間を作ったほうが良いですし、
私たち個々も自分にとって
効果的な、様々なリトリート方法を
いくつか持っておきたいですね。

ただ日常を「本来の自分」と違う人格で過ごすのは
いかがなものでしょうか？

理想的には
普段から「本来の自分」のままで
活動できればいいですよね。

職業柄、演じることが必要なこともあるでしょうけど
できるだけ素の自分で過ごせたほうがいいですね。

それと「本来の自分」というのは
キャリア論的にも有効な考え方かもしれません。

どうしてもキャリアって
理想を語ることが多いですよね。

こうなりたい。
これをしたい。

もちろんそれがキャリアプランとなって
そこを目指して日々研鑽を積むという手順は
素晴らしいものだと思います。

しかし前ばかり向き過ぎてしまって
足元を見忘れてはいけません。

時には「本来の自分」を冷静に振り返り
客観的に現状分析をして
今の立ち位置を確認するのも大事ですしね。

無理やりキャリア用語を作ると
キャリアリトリートなんて言ってもいいかもしれません。

過去、現在、未来という時間軸。
バランス良く見るのが大切なんですよね。

どこを見るにしても
そこばかり見ていると
取り返しのつかない失敗になりそうです。

やはりキャリアや人生を考えるさいには
この時間軸の発想が欠かせませんね。

今日、いいことがあったら
それは昨日までの自分からのプレゼントです。

毎日いいことがないなら
それは昨日までの自分からのダメ出しです。

過去があるから今がある。
過去の積み重ねがすべて今に繋がりますね。

情けない過去を過ごしてきたとしても
まだ諦める必要はありません。

未来は現在の自分からのプレゼントですから。
人生っていつもこれから！ですね。

本来の自分から第１歩を踏み出しましょう。


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