#矢井田瞳ライブの良さとは
平成最後の夏!という小見出しに見飽きた頃、平成最後の秋!という言葉が散見するようになりました。なんだなんだ。平成最後のクリスマス、平成最後の年賀状ときたら、次は平成最後の大晦日?
まるで世紀末みたいな盛り上がり。
とりあえず平成最後の夏が終わって、外出時に上着が必須になった今、私が振り返ってオススメしたくなったのはほぼ毎年出かけている「矢井田瞳 夏の元気祭り」です。
矢井田瞳って誰やねん、という人のために紹介をすると、
代表曲はMy Sweet Darlin' 。通称ヤイコ。
今年40歳、女性シンガーでは椎名林檎さんと同い年です。
参考写真を載せておきますね。
かわいい!小学生の娘がいる40歳の母でこれだけかわいいのかとびっくりする。
デビューから今年で19年経ちますが、好きというと「まだ活動してんの?」と言われること多数...。
いえいえ、たまーに新曲も出すし、ライブに至っては年に何度もやってますよ。
子供が小学生になってからは全国ツアーまでやってますよ。
私は文章でまぁまぁの位置になったらヤイコのファンクラブ「Ch.yaiko」に関わらせてもらうのが目標だったりするくらいのファンです。自称ガチファンです。
(参考: グルテン ふり子のプロフィール帳)
ファン歴はマイダリを歌うヤイコをMステで観てから、なので18年くらい。私の中でファン歴が最も長い、最愛の人。彼氏もヤイコには別ベクトルで負ける。ごめんよ。
話を戻しましょう。
夏、それはヤイコファンならば見逃せない2日間を有する大切な季節。
1. 7/28(ナニワの日):ヤイコの誕生日。
2. 8/15:終戦記念日じゃなくてヤイコの日。
この2つが両方とも夏だよね!ということで、2012年頃より毎夏、7/28頃には彼女の地元大阪で、8/15頃に東京で「夏の元気祭り」というライブを行っています(厳密には2012~2013は、大阪・東京の開催順番が逆でした)。
最初は規模が小さく「ヤイコがやりたい挑戦をしてみる場」という感じでしたが、年を重ねるごとに元気いっぱい路線のライブになり、今年は2days!
規模が小さいころはチケットがとれず涙の見送りをしていたのも懐かしい。
そんな2018年の「夏の元気祭り」
何がこんなに違うんだ?なぜこんなに良いんだろう???
と首をかしげてしまうほど良い夜でした。
あまりによかったので、「何がよかったのか」をもう少し踏み込んでみようと思います。
まず、2015年から東京開催の「夏の元気祭り」を振り返ってみましょう。
開催日時と場所(東京のみ)
2016年08月15日(月) 東京 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
2017年08月15日(火) 東京 Zepp DiverCity
2017年08月18日(土)19日(日) 東京 LIQUIDROOM
1. ライブが掲げるテーマの違い
2016年は「おやことやいこ」というサブタイトルがついており、子供連れOKという企画つき。
(前略)
また、本公演は童謡やアニメソングを披露する「お子様へ向けたライブ」ではありませんが、
通常のライブより音量を抑えた編成での演奏を予定しています。
もちろん大人お一人で、お友達とお二人で、等のご来場もお待ちしております!
その際は“お互い様”のお気持ちをご理解、ご了承の上お楽しみ下さい♪
引用元:矢井田瞳公式ホームページ
ホールでのアコースティック寄りのしっとりライブで、それはそれで良かったのですが、2016年は冬から「ヤイダヒトリ」というヤイコひとりっきりの弾き語りツアーを行っていたため、この年の印象はヤイダヒトリのほうが圧倒的に強いですね...。
2017,2018はがっつりバンドスタイルで「盛り上がるぞ!」という勢いのライブ。もちろん観客も全員スタンディング。
2. 平面でのスタンディングライブか、座席ありの会場か
ライブの感想とは切ってもきれない、会場。
その日が良い日になるか、そうじゃないかは会場とアーティストの融合度合いによって半分以上決まると言っても良いのではないでしょうか。
ヤイコに関して言えば、ヤイコと同年代・アラフォー☆のファンが多いので、スタンディングライブ自体が珍しいです。
個人的に、女性にヤイコのスタンディングライブはオススメできません。
理由は簡単で「男性が多くて目線の高さで勝てない」からです。
高校生~20歳くらいがメイン層のライブだと、曲によって人の動きがでることも多いので、なんらか見える場所に逃げることができるのですが、いかんせん40歳のおじさんおばさんは、動かない。とにかく動かない。それはもはやモアイ像のごとし。
なので、最初に入場してポジションを確保したら、そこから2時間動けない。動いたら、自分の少し後ろにいる女性から不満の声が容赦なくとんできます。おばちゃんこわい。
どれくらい目線があれば安心なのか、というと、177cmを超えないと厳しいのではないかという予想です。
私はライブ時9.7cmの厚底スニーカーを履いて174cmになる という特殊擬態をするのですが、その状態でもつらいので、この予想です。はぁ。
参考:厚底スニーカー
(最近厚底スニーカー自体が絶滅危惧種となっており、ほかに候補が見つからず、私はこれを履いています。リピートはしたくないな、という履き心地なのでアフィ要素ゼロで、ただの参考として載せておきます。いい感じの厚底スニーカーあったら教えてほしい)
ヤイコライブに関してヤイコの声重視の私は、目線確保が難しい+動きのとれないスタンディングライブよりも、音がきれいに響くホールライブが好きです。
話を戻します。
そんな私が、今日は最高!!と思った2018年の夏の元気祭り。
なぜ古参ファンでも印象に残る良さだったのかというと、
コンセプトと会場の組み合わせが最高だった
のが理由かと。
セトリ重視!という声ももちろんあるでしょう。
私の所感ですが、同じ人を好きでい続けると、10年超えたあたりから、
まぁ、今日じゃなくても次どこかでやってくれるでしょう
という仙人思考になります。ファンをずっと続けていたら仙人になるんですね。白いひげとか生えるかもしれません。新しい発見ですね。
2018年夏の元気祭りが開催されたのは恵比寿リキッドルーム。
私、高校生の頃からこの会場大好きなんですけど、この感じ、わかる人いますでしょうか。
キャパ900人という大型にもかかわらず、見やすくて音が良い。
見やすい理由は後方に段差があることが筆頭に挙げられやすいと思うのですが、私は「キャパのわりに会場が横に広くない」ことが理由だと思っています。
別バンドですが、キュウソネコカミがわかりやすい画像を出していたので、参考までツイート掲載させていただきます。
1枚目の画像で縦長感伝わってほしい...!!
後方の段差を使わなくとも見やすいのは、おそらく横に扉がないため妙なスペースの空きが出づらく、みんなが見やすい場所を確保しにいった時に、うまい具合にぎゅっと縦づまりになるから。ちょっと説明がアバウトすぎますが、ステージからみて正面にしか出入口がないってとても良いんですよ。
音がいいのは、縦長構造のおかげで両方のスピーカーのうち、どちらかの音だけが強く聞こえるポジションが減るから(もちろん機材にこだわってる!とかあると思いますが、詳細を存じ上げないため割愛)。
夏らしくバンドライブでがっつり盛り上がるぜーー!というスタンディングライブと、ヤイコの声、バンドの音全部が恵比寿リキッドルームという場所に見事にマッチした夜でした。最高!
今回はヤイコというより、夏の元気祭り2018が良かったというだけの話になってしまったのですが、好きなアーティストのライブだと会場も含めて吟味しちゃう魂が伝われば嬉しいです。
とにかくいい声を聴きたい!と思ったら、矢井田瞳のホールライブがオススメです。ぜひ。
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ライブ良かったー!等もたまに叫んでおります。
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