【漫画】帰ったら何する？７「熱帯魚にご飯あげる！」【無料猫漫画｜ヒマラヤンとボンベイ】
お前、帰ったら何する？
そうだな。まずは、即行で靴下脱いで、布団に沈み込むかな？お前は？
もちろん俺は、真っ先に熱帯魚にご飯をあげる！
おぉ。お前熱帯魚飼ってたのか。お前も仕事の後でハラペコだろうに、先にお魚さんにご飯をあげるとは、相当可愛がってんな。
そうなんだ！お魚たちも、俺が帰って来たのがわかるのか、部屋の電気を点けると一斉にこっちを見て、ハッとした顔をする。それで、俺が「ただいま！」って水槽へ近くと、みんな揃って、水面へ顔を出し、口を大きくパクパク。まさに、俺にまた会えた事を祝福するみたいに。くぅうう〜！これがかわいいったらもう！！たまりましぇん！
（それは、ただ単に、反射的に明かりが点いたのに驚いて、餌が貰えると思って、顔を出しただけなのでは？）そりゃかわいいな。俺も家に帰ってそんな子がいたら、マジで毎日幸せだわ。
そうなんだよ！まさに、大切な家族の一員。最近なんか、可愛過ぎて家にいる日は一日中彼らの写真ばっかとってる。あ、もちろんフラッシュなしだぞ！万が一、体でも壊したら大変だからな。あの子たちが家に来るまで、や家にいる間はマジで蝉の抜け殻・魂がない人形状態だったけど、迎えてからは、毎日が超幸せ！まさに、白黒テレビに初めて色が付いたぐらい衝撃的なんだから。
テレビの例えは、正直よくわからんが、お前が言いたいことはわかる。同じ時間、同じ空間を共に過ごせる仲間がいるってのは、本当に幸せだからな。
何より、寝る前にベッドに入りながら、青白い水槽をぼうっと眺めてる時間。これが一番の癒しなんだ。今までは、寝る前なんて「明日仕事行きたくねー！」とか「くそ。全然眠れねー。今から寝ても３時間しか寝れねーよ。どうしよう」って悩んでばっかだったけど、水槽を置いてから、一気に最高のご機嫌タイムに変わった。
めっちゃ嫌な事があった日でも、水槽を眺めてる内に「まぁ、いっか」って自然と思えるようになったんだよ。まさに、俺の救世主。天使のような存在。
俺も、寝る前はなるべく、自分が一番リラックスできる、ゆったりした動画とか見ながら過ごす事が多いけど、「熱帯魚」っていうリアルな存在だと、全く癒し効果が段違いだろうな。俺もお前の話聞いてる内に、段々欲しくなって来たよ。熱帯魚。
あぁ。早く会いたいな、愛しの愛し野お魚ちゃん！
良いじゃん。この後即行でで帰れば？
確かに、熱帯魚も大事だけど、俺にとってはお前が一番だからよ。だから、できる限り一緒に居たいんだ。お前と居れる時間はいつまでも。
キュン・・・！
そうか。悪いが俺は、たった今気が変わった。今日は早めに帰らせてもらうぞ。なんせ、この後急いで熱帯魚を買いに行かないといけないからな！待っててね。俺の熱帯魚ちゃん！！
おい！流石に、お前俺の影響受け過ぎだろ！？まずは、俺の部屋に魚を見にくるとか、段階を踏まねーのか！！
おしまい。
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