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だから私はガラパゴス④:Web Designer 長野晃希

「プロセスとテクノロジーで人をよりヒトらしく」というフィロソフィーのもと、メンバーが自分らしく働ける環境づくりを目指しているガラパゴス 。このシリーズ企画「だから私はガラパゴス 」では、ガラパゴスで働くメンバーが大事にしている価値観やはたらき方、現場の雰囲気や具体的な仕事の進め方を、メンバーそれぞれの視点でご紹介していきます。


第四弾はAIR Designのデザイナー、長野晃希さんです!

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生まれも育ちも働くことも、淡路島の自然あふれる環境で

はじめまして。長野と申します。2021年7月に入社しました。兵庫県・淡路島に住んでいて、フルリモートでデザイナーおよびユニットリーダーとして勤務しています。

生まれも育ちも淡路島で、水産関係の事業を営んでいる父親の傍らで水遊びをする、そんな幼少時代を過ごしていました。父はサッカーのコーチもしていて、その影響もあり僕自身も中学・高校はずっとサッカーに夢中で、一時期はプロを目指すほどにのめり込んでいましたね。その後、神戸にある文系の大学に進学したのですが、その頃から父を手伝う形で地元の子どもたちにサッカーを教えるようになりました。当時、将来像についてはまだ漠然としていましたが、コーチをするのがすごく楽しくて、自然に「子どもと触れ合う仕事がしたい」と考えるようになりました。就職活動を経て、大学四年生で進路を決める際、営業職なども考えていたのですがやっぱりピンと来なくて。子どもに関われるということと、アルバイトで経験のあった調理の仕事も自分に合っていると感じていたので、「子ども×調理」という得意分野の掛け合わせで、地元の給食センターに就職をすることに決めました。

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▲ 淡路島の多賀の浜海岸にて。シーズンに1回は必ず、家族とのデイキャンプで自然を満喫しリフレッシュ。

新卒で入社した給食センターで、様々な年代を束ねるリーダーを経験

8年程勤務をして、その間にリーダーも経験しました。30代から定年後の方まで幅広い世代、人数は40名ほど。進捗はどうか、何か困ってる事はないかなど、都度様子を見ながら丁寧に接することを心掛けていました。人数も、また年上の方も多く大変な事もありましたが、「言いにくいことも含めてしっかり伝える」というコミュニケーションスキルが、この時の経験で身に付いたように思います。僕自身の性格もあると思いますが、ぐいぐい引っ張ってまとめるというよりは、メンバー同志の調和を大切にしていましたね。食中毒などの事故を未然に防ぐことにも気を配りつつ、管理体制に変更がある場合の行政への届け出・許可を得るための申請業務など、大変ではありましたが、若手ながらに良い経験を積むことができました。

未経験から異業種へのキャリアチェンジを決意

30歳ぐらいで一度立ち止まって将来について考える人は多いと思うのですが、やはり僕も同様に、次のキャリアをどうしようか考えていました。調理師としても具体的な目標を持てず、続けていくイメージが湧かなかったんですね。そんな中求人サイトを検索していて、「 Web デザイナー」というワードが目に入ったんです。仕事内容が面白そうだということもありましたし、過去に友人の結婚式で動画制作などを任されたこと、それがとても楽しかったことを思い出し、異業種ではありましたが、考えた末に思い切ってチャレンジしてみることにしました。

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そうは言ってもデザイン経験は全く無い状態。まずはオンラインスクールの講座を受講し、デザインを基礎から学びました。スクール自体は世の中にたくさんあると思うのですが、僕が講座を受けていたところは、珍しくLP(ランディングページ)、商業デザインを教えていたんですね。期間はトータルで約半年間、父親の事業を手伝いながらデザインを学びました。複数人でフィードバックしながら学びあうチーム形式で進んでいって、例えばお互いの作品に投票し合うというような仕組みもあり、一番になった時は自信につながりましたね。短期間、具体的には45日間という期間に内容が凝縮されていて、途中で離脱してしまう人もいるほどハードでした。ただ、修了後は多くの人がフリーランスとして活躍していましたし、しっかりスキルが身に付く実のある内容で、振り返ってみるとチームで競い合いながらも学びあうプロセスが楽しかったですね。

僕自身も、フリーランスとしてスポットで仕事を受けながら本格的に転職活動を開始しました。気になる会社があればホームページの制作実績などを見ていたのですが、スクールで学んでいた「LP」の制作実績が一番豊富だったのがガラパゴスだったんです。「AIを活用して制作する」と謳っていたことにも珍しさを感じて、強く惹かれました。「良いLPとは何か」について様々な観点で学んでいたのですが、ガラパゴスの制作実績には、まさにその内容が表現されていたんですね。「ここであれば自分の学んだことが活かせる」と確信し、応募を決めました。

面接の際は、前職での実務・リーダー経験を評価してくれたことが印象に残っています。デザイナーの面接というと、実績やスキルを重視されるような気がしますよね。もちろん、提出したポートフォリオはしっかり見てくれていたのですが、その内容だけでなく、僕自身の社会人経験をフラットに評価してくれて、「リーダーを任せたい」と言ってくれたことが嬉しかったです。

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本格的にデザイナーの道へ、3か月でリーダーに

入社直後からフルリモートで、デザイナーとしてスタートを切りました。コミュニケーションはもちろん全てオンライン。最初はとても緊張していましたが、自分なりに業務に打ち込み、3か月ほど経過してユニットのリーダーを任されるようになりました。一日の大まかな流れとしては、午前中はマネジメント関連の業務、午後はデザイン・制作業務に集中することが多いですね。「マネジメントと制作の並行」と聞くと大変に思われるかもしれませんが、ディレクターが業務分担の調整をしてくれているので、負担が大きいということはありません。チーム(ユニット)はベテランから最近入った新人まで様々なメンバーで構成されていて、ランチ会などでコミュニケーションの機会を作っています。

リーダーとして特に気をつけている点としては、新人メンバーへのケアですね。フルリモートだと遠慮してしまうし、最初は誰に何を聞いていいかわからないですよね。僕自身もそうだったので、「チームのメンバーになんでも話してね」と伝えるようにしています。入社後は、まず定期的に実施しているチーム会に参加してもらって、メンバーと仲良くなれるよう話しやすい雰囲気作りを心掛けています。質問があればslack内のチームチャンネルに投稿してもらいますが、色々なメンバーが自発的に回答・発信してくれていますね。僕自身、リーダーとはいってもまだまだわからないことがありますし、メンバーの方が詳しいことも沢山あるので、皆を頼っています。オンラインではありながら、日々のコミュニケーションを通じて助けられていることを実感しています。

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「理想を実現できる」と思える、ガラパゴスでの働き方

9時〜18時が基本の勤務時間ですが、週2回ほど、16時に退勤してサッカーのコーチをしています。フレックスタイム制なので、個々人の事情に応じて勤務時間を調整できるのは魅力ですよね。前職では休日しか練習に参加できず残念に思っていたのですが、働き方が変わったことで平日も参加できるようになり、子どもの成長を見られるのが本当に楽しいです。今、主に小学二年生の子どもたちに教えているのですが、成長しているのが目に見えてわかるんです。日に日にうまくなっていく様子は、すごく見ごたえがありますね。

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▲ ノエビアスタジアム神戸にて、ヴィッセル神戸とFCバルセロナの注目の試合を観戦。ヴィッセル神戸の大ファンで、毎週欠かさず応援に駆けつけるのだそう。

ライフスタイルの観点では、パートナーが兵庫県の西宮市に住んでいるので、将来的には淡路島を出る可能性もあるかもしれません。ただ、サッカーのコーチは続けていきたいので、練習がある月曜・火曜だけは実家に帰って仕事をする、そんなワークスタイルを実現できたら、と考えています。父が自然の中で遊ぶのが大好きで色々なところに連れていってくれたので、僕も同じように、暮らす環境や家族との時間を大切にしながら好きな仕事を続けていければ嬉しいですね。ガラパゴスであれば、そんな働き方が叶えられるように思います。

ガラパゴスに興味を持たれている方へ

デザインの仕事は、「かっこいい」というイメージがあるかもしれませんが、実際には大変なこと、泥臭い側面もあります。ただ、イメージが形になって世に出ていく過程はすごく面白いですし、やりがいを感じます。僕と同じように未経験の方でも、メンバー皆でサポートしますので、安心して飛び込んできてほしいですね。

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▲ 幼少期から家族全員で自然の中で過ごすことが当たり前。子供の頃の思い出はキャンプ場でのサイクリングという筋金入りのアウトドア派!

ガラパゴスでは、デザイン産業革命に取り組むメンバーを募集中です!

(文責:武石綾子・前川敦子)