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[解説と設問を発表]日本の政治スキャンダル:安倍元総理のレガシー「新・日本の論点:Japan Today and How It Got This Way」第6回 8/7(日)20時@オンライン

グローバルな場で必要な英語力て何?「日本の今」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。

新企画「新・日本の論点:Japan Today and How It Got This Way」のワークショップ第6回「日本の政治スキャンダル:安倍元総理のレガシー」8/7(日)20時@オンラインで開催します。このワークショップの解説と設問を発表します。以下新ワークショップの案内です。

「新・日本の論点」第6回ワークショップ「日本の政治スキャンダル」のご案内

「新・日本の論点」は外国人と一緒に仕事をする機会のある方、留学予定の方には必修の内容だと思います。多くの日本人は初めて海外で暮らした時、或いは取引先や同僚の外国人から、これら日本の諸問題に関して英語での説明をしばしば求められるからです。この教材の英語はそれほど難解ではありませんが、深く社会問題を理解していないと発言できないテーマばかりです。

このワークショップの第6回を 8/7(日)20時からオンラインで開催します。今回は安倍元総理の暗殺を契機に明らかになった政治家と宗教団体の関係、公文書の廃棄など日本の政治と権力、メディアの問題について英語で議論します。今回のワークショップで使う資料はAP 通信社の記事「EXPLAINER: The Unification Church’s ties to Japan’s politics 」と書籍内の「日本の政治スキャンダル:赤木ファイル」に関する記事を利用します。

「新・日本の論点」内の記事は書籍を購入しないと読めないのですが、今回は以下のリンクのWeb記事を主に利用しますので、書籍を未購入の方も、ぜひご参加ください。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。

今後の予定としては月2回、年間24本の書籍内エッセイ+関連記事を2年かけでグループで議論し、これらの日本が抱える社会問題を英語で自分でも発信できるようにすることが目標です。ワークショップはグローバル・アジェンダが現在主宰しているフォーマットを利用します。

EXPLAINER: The Unification Church’s ties to Japan’s politics

日時: 2022年8月7日(日)20:00~21:30
場所: オンライン
費用: 初回参加者800円~ チケット・サイトでご確認ください。

【チケット】

チケットは以下のサイトから申し込み、または銀行振り込みでお願いいたします。

日本の政治スキャンダル:安倍元総理のレガシー「新・日本の論点:Japan Today and How It Got This Way」第6回 8/7(日)20時@オンライン

詳細は以下のnote記事からご確認ください。

日本の政治スキャンダル:安倍元総理のレガシー「新・日本の論点:Japan Today and How It Got This Way」第6回 8/7(日)20時@オンライン|Global Agenda

解説

連続在職日数歴代1位であった安倍元総理が暗殺されるという前代未聞の事件が発生しました。暗殺自体も日本社会を震撼させましたが、何よりも多くの人々を驚かせたのが、殺害の動機です。犯人は母親が新興宗教である旧統一教会にのめり込み多額の献金をしたため、家庭が崩壊したといいます。そして事件により明らかになったのが、新興宗教と政治、とりわけ自民党との深い繋がりです。安部氏の祖父の元首相岸信介の代から、安倍元首相の界隈と旧統一教会は持ちつ持たれつの関係にありました。

また、その関係性は戦後の日本も含むアジア、アメリカの表舞台には出てこない政治の裏取引に基づくものでした。次々に明らかになる宗教団体の政策形成への関与と近年まで続いていたその反社会的な活動実態を最初に暴いたのは欧米のメディアでした。日本のメディアは沈黙を保っていたのですが、この2週間ほどで、その歪んだ関係性が日本の新聞、週刊誌、TVなどでも報道されるようになりました。なぜ、これらの事実はなかなか報道されずに来たのでしょうか。日本の政治スキャンダルを海外の識者はどう見ているのでしょうか。一緒に考えてみたいと思います。

ここから先は、ワークショップの参加者とオンライン・サロン会員に送付します。

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