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「新型コロナワクチンの供給と配布について」【英語で学ぶ大人の社会科】K's Bar第16回@オンライン :12/6(日)&12/9(水)20時~

一時、沈静化したように見えた新型コロナウイルスですが、再び各国で猛威を振るっています。一方、相次いで新型コロナに対して有効性の高いワクチンの開発成功が報じられ、世界の株式市場は活況に沸いています。そんな中、OECDが発表した記事は、ワクチンの安全性の担保やロジスティクス、そして今後ワクチンがどのように低コストで世界に供給されていくのかという課題を論じています。12月の「英語で学ぶ大人の社会科」は新型コロナワクチン開発を巡る課題、そして2021年から始まる米国のバイデン政権による新しい科学政策が世界に与える影響について議論していきたいと思います。

From Vaccines to a Global Cure: Why international co-operation is so important for stopping COVID-19

欧米諸国がリードする新型コロナ・ワクチン開発に対して「日本がワクチン開発に乗り遅れた」ということを嘆いている人々もいます。しかし、感染症に対するワクチン開発の成果は人類共有の財産であり、その供給は世界が一丸となって取り組むべき課題です。ファイザーは新型コロナワクチンをインフルエンザ・ワクチン並みの価格39ドルで先進国に供給するというニュースが既に報じられています。一方、中・後進国への供給はこれから先進国がリーダーシップをとって取り組むべき課題です。

米ファイザーのコロナワクチン価格、先進国向けは米国と同水準に

いくつかの課題の中で、特に重要なものが製薬会社の「知的財産権」です。これに対しては公益・公衆衛生の観点からの世界的な枠組みが既にありますが、製薬会社が同意しない場合はcompulsory licenses(強制実施権発動)ということもあるようです。これに関しては下記をの記事を参照してください。

現行特許法で初の強制実施権発動−日本企業の製薬ビジネスにも危機感−

インド特許局は3月12日、現行法で初めての強制実施権を発動した。がん治療薬の特許を持つドイツ企業に対して、インド企業が強制実施権の発動を申請したことによるものだ。強制実施権が発動されると、当該特許権者の事前承諾を得ることなく、その技術を使うことができる。インドでビジネス拡大を狙う日本の製薬企業にも危機感が広がっている。

いよいよ、新型コロナワクチンの供給が本格的に始まるのではないかという期待が高まる今、あらためて「新型コロナワクチンの今後」について英語で一緒に議論しませんか。ワークショップの日程は以下のとおりです。

【チケット】
日時:12月6日(日)& 12月9日(水)20:00~21:30 オンライン開催

設問/資料は参加申し込み者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの記事を参考にしてください。

【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会


ワークショップの日程と申し込み頁は下記のとおりです。


【英語で学ぶ大人の社会科】 第16-1回 12月6日(日)20:00~21:30

【英語で学ぶ大人の社会科】 第16-2回 12月9日(水)20:00~21:30


定員: 10名

【チケット】

参加費は500~2,350円です。サロン・ゴールド会員の割引他、回数券もご用意しています。6カ月の新規サロン会員権の購入(更新も含む)の方の初回参加費は無料です。

申し込み後(開催日前日)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。

申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。

【場所】 オンライン

オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホを準備願います)。Gmailをご用意ください。

ワークショップは気軽に使えるGoogle Meetを使って英語での議論に取り組みたいと思います。グローバルな政治や経済に関するテーマですが、大変興味深い内容ですので、ドリンク片手に気軽にご参加ください。参加費は初回は特別価格です!


1)メインでは以下の二つのオンライン会議システムを使います。

Google Meet(Gmailとリンクしています)

2)サブ・システムとして以下のシステムもできればご用意ください。

Skype

【ビデオ会議システム】Google Meet

ビデオ会議の利用にはGMailアカウント及びマイク付きイヤホン(携帯電話購入時に付属品として付いています)、PC又はタブレット・スマートフォンなどが必要になります。使い方はGoogle Hangoutと同じですが、PC以外だとアプリのダウンロードが必要な場合がありますので、事前に動作の確認をお願いします。またGoogleカレンダーもダウンロードしておくと便利です。

申込を受けるとGoogleカレンダーに招待状を送りますので、そちらにアクセスして、予定上のGoogle Meet に参加するをクリックし、マイク・カメラを設定しておいてください。使い方は以下のサイトを参照してください。

ビデオ会議ツール「Google Meet」の利用方法

オンライン・サロン& noteゴールド会員について

現在、オンライン・サロン「朝英語の会@京阪神~The Japan Times 紙記事について議論する~」とnoteサークル「英語で学ぶ大人の社会科」の会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます。

【オンラインサロン朝英語の会@京阪神】
「朝英語の会@京阪神~The Japan Times紙記事について議論する」を始めました。京都・大阪・神戸で開催される「朝英語の会@京阪神」共通のサロンです。詳細に関しては以下のリンクを参照してください。

【英語で学ぶ大人の社会科】
noteのサークルを始めました。もっと社会問題について学びたい、英語のスキルを進化させたいという方のための一石二鳥、欲張りなサークルの立ち上げを目指しています。ワークショップだけでなく「大人のための社会見学」も計画中!メンバー募集中です。

【英語で学ぶ大人の社会科】サークル

Photo by United Nations Covid-19 Response


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