マガジンのカバー画像

ウイスキー

16
ウイスキーについて書いた記事
運営しているクリエイター

記事一覧

アイラウイスキー勢揃い

クリスマスに合わせて、アイラ島のウイスキーを全て揃えてみました。 20年くらいアイラのウイスキーを飲んでいますが、初めての試み。 みなさん、同じだと思いますが、今年はコロナで何もかも変わってしまってクリスマスに自分へのご褒美と思って現在アイラ島の蒸溜所で作られる8種類(まだオリジナルボトルを出していないアードナホーと今閉鎖しているポートエレンは入れていないです)を揃えて、飲み比べてみました。 比較することによって、ウイスキーに今までと違った印象を持つこともありました。今日は僕

ウーゾと思い出

最近、週5回筋トレして、 トレーニング動画ばかり見て、 お酒を飲むよりプロテインシェイクを飲む頻度が上昇中(笑) 今日は筋肉痛もひどいし、 ロンドンも秋晴れ(気温は10度以下)なので、 朝から飲む事にしました。 ギリシャ旅行に行った時、 「何もお土産買わないのはなんだかなー」 と思っていた所に空港で、ウーゾがあったので思わず買いました。 本当は旅行中にギリシャの夏の夜風に吹かれながら飲みたかったんですが、 ギリシャで飲むことなく、小さいボトルを買って帰路につきました。

最高のグレンフィディック蒸留所

スコットランドに行ってきました。 始めてスペイサイドに足を踏み入れました。 スペイサイド地方には50以上のウイスキーの蒸留所が立ち並ぶウイスキーの聖地と言っても過言でないところ。 スペイ川沿いに日本でも有名な銘柄の蒸留所がズラリ。 景色は雄大という言葉以外に言葉が見つからないです。 エジンバラからレンタカーで3時間くらいかけて北上しました。 コロナの影響で蒸留所が一般に公開されておらず、 エジンバラの街中をゆっくり観光する予定でした。 しかし、直前にマッカラン蒸留所が8月2

ラガブーリン16年とチョコレート

前回のアイラ島旅行で買ったラガブーリンを飲んでみました。 旅行の様子は↓こちらから。 ラガブーリン16年distiller's edition 2002年蒸留 2018年ボトリング double matured 最初はバーボン樽で、フィニシュをシェリーで仕上げています。 普通のラガブーリンの16年よりもシェリーを使っている分、 甘く柔らかなフレーバーが感じられる。 もちろん、ラガブーリンなので、 しっかりとしたスモーキーさがベースに流れています。 25年も試飲して、文句な

Ardbeg Wee Beastie と Ten

最近発売されたArdbeg Wee Beastieを買ってみました。 Wee Beastieは5年物。 オフィシャルの10年と飲み比べてみました。 このWee Beastieは、爆発力がすごい。 唇もビリビリするし、スモーキーさもバキバキで、 若いならではの荒削りな、それぞれの味の主張が強い。 マッカランとは逆に、お上品さがない(失礼!) YouTubeを見ながら思ったんですが、このWee  Beestieは江頭2:50。 いつもは10年もスモーキーでパンチが強いなーと思

アイラ島旅行記 第三弾

もう6000字を超えてしまいましたが、 まだ一泊してませんw 第一弾、第二弾はこちらから。 ラガブーリン蒸留所の見学を終え、 お次は、ブルックラディ蒸溜所の予定。 でも、その前にランチの時間。 僕らが行った2月はオフシーズンで、 レストランも閉まっているところが結構あるようだ。 タクシーの運転手が気を使ってくれて、 僕らがラガブーリンに行く前にランチを手配してくれていた。 ラガブーリンから出る頃にはホロ酔い気分だったが、 ランチを食べたカフェを出る頃には風だけでなく雨ま

アイラ島旅行記 第二弾

昨日に引き続き、アイラ島旅行記の続き。 第1弾はこちら↓からどうぞ。 僕が一番好きなアイラウイスキーはラフロイグだ。 他のアイラウイスキーも他の地方のウイスキーも大好きだが、 ラフロイグは格が違う。 在宅勤務になって、自宅でしか飲むことができなくなった。 ウイスキーが好きなので、色々なスコッチを試すが、 ラフロイグを買った時だけ異常に消費ペースが早い。 妻に言われて気づいたが、 700mlのボトルが平均2-3日で空くのだ。 下手したら、買ったその日に空いてしまう、、、 「

アイラ島旅行記 第一弾

昨日、アイラ島に一緒に旅行に行った同僚と久しぶりにオフラインで飲み会。 最初から最後までウイスキーで、 ストレートで飲んだり、 ロックで飲んだり、 水割りにしたり、 ハイボールにしたり、 結局、5時間! おじさん3人でウイスキーの事を話していました(笑) お邪魔したお宅は近所で、 行きは歩いて30分くらいだったんですが、 帰りは1時間かかり、 ウイスキーの余韻を帰り道に楽しんでいたようです(笑) (あまり記憶が定かではないです) 飲み会の時に話題になったのが、 2月に行っ

20年ウイスキー を飲んできた僕がオススメするウイスキー3選

本当は全く知らないけど、ツウと思われるウイスキー選びしたい方向け 日本でもウイスキー、特にハイボールの人気が高まっていますが、 それと同時にウイスキーの紹介記事もたくさんあり、「ウイスキー」で検索すると山のように出てきますね、、、 そんな中で、今日は3ブランドだけ紹介します。 読み終わるのに3分もかからないと思います。 仕事などで一緒に飲まないといけない人がウイスキー好きだった場合、 お守り代わりに知っておくとよいでしょう。 ウイスキーに興味があるけどまだよく知らな

ラフロイグとブルーベリー

ようやく今週も終わった。 自宅での仕事になれてきたと思ったら、仕事のハードルが逆に上がる。 疲れたなーと思いながら、妻とスーパーへ。 ぼくのウイスキーの予算は30ポンドで、1ヶ月くらい前にそのスーパーでラフロイグが27ポンドだったときは毎日のように買いに行き、売り切れにしてやりました(笑) それから、1ヶ月くらいラフロイグの欠品が続いていましたが、ついに入荷していました。値段は33ポンド。 前回よりも6ポンド高い。 そして、3ポンドの予算オーバー 迷いに迷い、店の棚の前で

グレンモーレンジとスモークサーモン

みんな大好きグレンモーレンジ。 いつもは予算オーバーで買えなかったが今日は近くのお店で安かったので、飛びついた。 爽やか系のフレーバーが特徴的。 飲むとトリピルセックを思い出す。 (暑い夏の日にトリプルセック&ソーダは最高です) 今、グーグルで調べてわかったけど、トリプルセックってクワントローがつくった言葉だったんだ。勉強になります。 グレンモーレンジは1843年に創業したイギリスの北の果てにある蒸留所。 glenは谷 morangieは静けさ(wikiには牧草地と書いてい

ブナハーブンとサバの薫製

イギリスではなぜかサバが多い。 魚の種類はあまりない。 ロンドンに来てから、よく食べる魚介類はサバとムール貝。 東京にいた時は、、、スルメ? NYにいた時は、、、、マグロ(スパイシーツナロールがすき) ムール貝の真空パックとスモークサバの真空パックがどのスーパーにも売っている。本当に「どのスーパー」にも。 売り切れていることもないし、今日だけ在庫が多いみたいな日もない。 サバには脂も乗ってるし、クオリティーは高い。 味がしっかりしているサバにどのウイスキーを合わせるかは

ブルックラディ蒸留所、ウイスキー・ジンの蒸留所としてヨーロッパ初のB Corp認証を取得

アイラ島のブルックラディ蒸溜所がB コープ認証を取得しました。 今年蒸留所を訪問して試飲しましたが、「マーケティングがうまい会社だな」と思った印象があります。おいしいのは当たり前ですが、新発売のジン「botanist」をアイラ島のハーブを強調して、ド田舎のアイラ島に住む人には考えつかないような(超失礼)統一されて、洗練されたイメージを作り込んでいたのが印象的でした。多分、マーケティング会社か広告代理店が入っているのでしょう。その一連の流れだと思いますが、着々とイメージアップ

ボウモアと生イチジク

久しぶりにウイスキーレビューです。 ボウモアを買った後にもう違うウイスキーを2本買ったんですが、まだレビューが追いついていません(笑) 初めて飲んだアイラのウイスキーはボウモアでした。 アイラの中で一番上品にまとまっているイメージ。 最初のノートは刺激的すぎず、スッと飲める。それからははちみつ、胡椒、アルコールを感じながらスモーキーさがサッと押し寄せてくる。 一番好きな飲み方はやっぱりストレートかも。ハイボールだとお上品すぎてせっかくのスモーキーさが薄れてもったいない感じ。