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アイラ島旅行記 第二弾

昨日に引き続き、アイラ島旅行記の続き。
第1弾はこちら↓からどうぞ。

僕が一番好きなアイラウイスキーはラフロイグだ。
他のアイラウイスキーも他の地方のウイスキーも大好きだが、
ラフロイグは格が違う。

在宅勤務になって、自宅でしか飲むことができなくなった。
ウイスキーが好きなので、色々なスコッチを試すが、
ラフロイグを買った時だけ異常に消費ペースが早い。
妻に言われて気づいたが、
700mlのボトルが平均2-3日で空くのだ。
下手したら、買ったその日に空いてしまう、、、
「ただの飲み過ぎだろ」と思うかもしれないが、
他のウイスキーだとそうはならない。
知らず知らずのうちに飲むスピードが上がってしまうと恐怖の飲み物(笑)
総じてアイラウイスキーは早い。
一週間はもたないwww
最近は消費スピードがあまりに早いので、買うのを控えている。

本当であれば、僕の一番行きたい蒸留所はラフロイグ だった。
これはずっと変わらない。
恐怖の飲み物がどうやって作られるか自分の目で確かめたかった。
しかし、冬の間は修理等々で蒸留所見学ツアーはお休みだった。
毎年、11月くらいから3月くらいまではお休み。
(2020年7月19日現在、ラフロイグのホームページ上では、コロナ予防のためにツアーは全て中止になっているとのこと)
でも、諦めきれず、タクシーの運転手に話すと、
「外から写真くらいだったら撮れるよ」とのこと。

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ついにここまで来た。
20年かかっちゃいました(感涙)

控え目に言っても、本当にこの壁の「L」のペンキ代くらいは、
僕の飲んだ売り上げで賄われていると思う(笑)
写真を見ると、壁のラフロイグの文字に目が行きがちですが、
波打ち際を見てください。
大量の海藻が打ち上がっているのが見えると思いますが、
海の中もビッシリ生えている。
これがアイラのヨード臭や海藻の香りを育んでいるんだなと実感。
海が豊な証拠だろう。
海産物もきっとうまいだろう。
妙に納得した。

この時の天候は、第一弾でも書いたが、
気温が5度くらいで、
晴れてはいるものの、風が強く、
「太陽と北風」の北風が全力で
旅人のコートを飛ばそうとしているんじゃないかと思うくらいの風。

スクリーンショット 2020-07-19 13.31.08



記念写真もそこそこに7人全員でタクシーにダッシュで戻った。

サントリーのホームページを見たら、
チャールズ皇太子は年間1000本も買うらしいwww
完全に恐怖の飲み物の虜になっているようだ。

シングルモルトウイスキー初の英国王室御用達を戴く。
英国のロイヤルワラント(王室御用達)は現在、エリザベスⅡ世女王、エジンバラ公、プリンス・オブ・ウェールズであるチャールズ皇太子の3方が決定できる。
「ラフロイグ」はチャールズ皇太子から品質の高さと香味の豊かさが認められ、1994年、シングルモルトウイスキーとして初の王室御用達許可証を下賜された。蒸溜所の建物の白い外壁にはダチョウの羽を3本あしらった別名“平和の楯”と呼ばれるプリンス・オブ・ウェールズの紋章が飾られている。
皇太子は自ら買い付けに蒸溜所へいらっしゃることもあり、年によってはボトルで1,000本もオーダーされる。また新製品誕生時には必ずチャールズ皇太子にご試飲いただくことが慣例となっている。

今、アマゾンで見てたら、
ラフロイグのカスクストレングスで3000円台って安くない?
普通のオフィシャルでも4000円台で売っていることが多いのに。

ちなみにカスクストレングス(cask strength)というのは、直訳すると、
「樽の強さ」という意味。
ウイスキーは、ボトルに詰める時、水を混ぜて、アルコールや味を調節します。
樽から出したものをそのままボトルに詰めるわけではありません。
しかし、僕みたいな一部の熱狂的にウイスキーが好きな人で
「樽のままの味を飲みたい!」という人のためにあるボトルです。

タクシーに戻り、暖をとっているともうすぐにラガブーリンに到着した。
それもそのはず、グーグルマップで調べると、車で3分の距離。

タクシーでラガブーリン蒸留所に到着したものの、
まだオープンまで時間があったので、周りを散策することに。
でも、この日の天候はこんな感じ。

スクリーンショット 2020-07-19 13.31.08



僕はダウンジャケットについたパーカーまで被って防寒対策バッチリ。
でも、ズボンは温暖なナポリで買った南イタリア仕様のパンツだったので、
風がパンツを突き抜けてパンツを履いていないような感じ。

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写真だといい天気ですねー
写真には風が映らないですからね。
周りを散策していると、蒸溜所の隣は、羊の牧場。

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寒い中を平然と羊が暮らしている。
羊毛があったかいのは当たり前だなと妙に納得した。
タクシーの運転手に「海沿いがきれいだよ」と教えてもらったので、
風は強いが、海沿いへ行く。

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雄大な風景そのもの。
雄大だが、この歩いている道はずっと水が流れでおり、
全体的に湿地のような感じになっていた。
靴がベチャベチャになって大きくコケました。
(アイラに行く時は、暖かい格好で、運動靴で行きましょう!)
この右手に蒸溜所がある。

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(違うカメラで撮ったので、ちょっと色合いが違いますが、ご容赦ください)

ポートエレンもラフロイグもラガブーリンも壁に白地に大きく蒸留所の名前を書いていますが、これは海からでも蒸留所を間違えないように書いてあるらしいです。

30分くらい散歩して、やっとオープン時間に。

古い建物のドアを開けると

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いきなりお土産のウイスキーが並んでる!!
写真の反対側にもビンテージウイスキーがずらっと。
受付を済ませて、奥に行くと、20畳くらいのツアーを待つ場所兼試飲もできちゃう部屋がある。

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ご存知の方も多いと思いますが、タータンチェックは家紋みたいなもので、
一族によって柄が違います。

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もちろん、ツアーが始まる前から飲みました(笑)

もし、旅行に行こうと思っている人には注意ですが、
ここでたくさん飲み過ぎてはダメです。
ツアー用の試飲室は別にあります。

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そうこうしているうちにツアーの時間に。

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製造工程を順番に見ていき、試飲ルームへ。

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一緒にツアーに参加した人は大きな部屋(多分20人くらいは余裕で入る)に通され、説明を受けながら、試飲。テースティング用のグラスもお土産。

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5種類の中から2種類を試飲できる。
しかし、何を隠そう、私の妻は一滴も飲まないのだ!!!

だから、僕が飲みたい物を頼んでもらって、
何と一人で4種類も飲めるという贅沢さ(ニンマリ)

ちなみに僕がこの蒸留所で買ったのは、
distiller's editionという蒸留所でしか売っていないもの。
まさかと思って、アマゾンで見てみたら、あった、、、(唖然)

「蒸留所でしか買えない」って言ってたのに(苦笑)
いい時代になりましたね。
蒸留所から16,000km離れた日本で買えるなんて。
しかもほとんど値段も変わらない(爆)
そういう意味では、日本に帰った後も飲めるっていいですね。

ラガブーリンを飲んだ事がない人は最初にこれを買う必要はないと思う。
上の写真でもありましたが、
僕はほぼ全部飲み比べて、値段とのバランスを見て決めました。
最初はラガブーリンというものを知るために
やはりオフィシャルから始めた方がいいと思う。

旅行記から随分脱線しますが、
8年で5879円、
16年で6082円だったら、
8年で200円しか違わないんだったら、
絶対16年でしょ。

という感じでアイラ初蒸留所体験は終了。
第三弾へ続く。


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