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アイラウイスキー勢揃い

クリスマスに合わせて、アイラ島のウイスキーを全て揃えてみました。
20年くらいアイラのウイスキーを飲んでいますが、初めての試み。
みなさん、同じだと思いますが、今年はコロナで何もかも変わってしまってクリスマスに自分へのご褒美と思って現在アイラ島の蒸溜所で作られる8種類(まだオリジナルボトルを出していないアードナホーと今閉鎖しているポートエレンは入れていないです)を揃えて、飲み比べてみました。
比較することによって、ウイスキーに今までと違った印象を持つこともありました。今日は僕なりにランキングや感想を書きたいと思います。
年末年始にウイスキー買おうかなと思っている人の参考になれば幸いです。

それにしても感慨深ですねー
20代の頃はバイト代貯めて一本買うのがやっとだったのにw
ようやくウイスキーを大人買いできるようになりましたw
コロナ以外にも色々な事があった年で、ウイスキー関連でいうと、
初めてアイラ島に足を踏み入れました。
詳しくはこちらへ

僕にとってはディズニーランドよりも夢の国。
最初に行ってみたいと思ってから20年が過ぎ、
その頃は自分がロンドンに住むなんて思ってもなかったな(遠い目)

前置きはこれくらいにして、僕の独断と偏見でこの8種類のウイスキーの中から今回感動したベスト3を選びたいと思います。


それでは、第3位。
アードベッグ ウィービースティー
今回はアードベッグ10年ではなく、5年と若い熟成のウィービースティーにしました。普通の10年であれば今まで何十本と飲んでいるし、それほどの感動もない(もちろん好きですが)が、この若いウイスキー独特のパンチの強さというか、荒々しさが印象的です。ピーティーさも若々しく感じます。
このウイスキーに合う料理は、ステーキ。
しかもフィレンツェやアメリカの南部で食べられているような赤身のTボーンステーキがよい。濃い目のハイボールを作ってジャック・ハンマーになったつもりでステーキを食べましょう。

第二位
カリラ
こちらは定番の12年をテイスティング。
自分でアイラのウイスキーを買う時は、何だかんだ言っても銘柄が片寄ってきます。僕の場合、一番多いのがラフロイグです。今まで自分でカリラを手に取ることは多くなく、僕がアイラウイスキーを好きな事を知っている人からプレゼントされるくらいでした。アイラ島に蒸留所廻りに行った時も修繕中でツアーには参加できませんでした。なんとなく縁遠い感じがしていたのですが、今回、改めて買って飲んでみると当たり前だけどうまい。上品なハーモニーで、しっかりとピートさも感じられる。さすがアイラの中で一番の出荷量を誇っているだけのことはある。
このウイスキーに合う料理は、おでん。
特に関西風の薄口醤油の出汁。おでんのネタを一つ選べと言われれば、タコかな。寒い日に暖かいおでん屋に入ってカリラのハイボールを飲みながら、タコを食べたい。お互いの磯の匂いがいいマリアージュになりそう。

第一位
キルホーマン
ご存知の通り、アイラで一番最近にできた(2005年)蒸留所で、オンラインでは買えるものの、あまり酒屋ではみない印象。生産量がかなり小規模で、蒸留所があるのは知っているけど、、、程度の認識だった。
飲んでみると、重くはないが結構アルコールのしっかりした匂いがどーんと最初に来て、ピートさもどーんと来る感じが印象的です。ピートの空気砲を撃ち込まれた感じです。Weebeastieとは違った形でパンチが強い。
個人的にはすごく好きです。
多分、もう少し熟成されると最初のアルコールがまろやかになってさらによくなるんじゃないかなと思います。この蒸留所も行けなかったので、かなり悔しい。
このウイスキーに合う料理は、生ハムの盛り合わせ。
キルホーマンはロックで。ロックで飲むと、最初のアルコールのどーーんって感じが和らいで、ピート感が静かに出てくる。魚介系だとキルホーマンに負けちゃうから、スモーキーな肉がぴったりだと思う。レバーパテも合う。ということは、食前酒ということになるか。


今回は残念ながら、ベスト3には入りませんでしたが、
僕の中ではレギュラーメンバーのウイスキーです。



ラフロイグ

ラガブーリン

ボウモア

ブルックラディ

ブナハーブン 


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