いつの日か 君と暮らすと 夢を見る 覚めては居ない 影を追いけり
ね 寝る度に 深く太くと 結ばれて 我が心なか 蕩けるままよ
つ 津和野にて 出逢う恋人 つゆ知らず 十字のもとで 我心決め
そ 素麺の 白さ恥じらう 君の肌 長き脚には 小さき足かな
れ 煉瓦色 真夏の日傘 涼しげに 術科学生 惚れてまうやろ
た 誰が為に 君は生きるの 己が為 大根島が 涙で沈む
よ よしなしの 繰り言相手に 二度三度 許しを乞えば 懐深さ知り
か 彼方から 近づく汽笛 貴婦人の 車窓に見るは 愁いある君
わ 我が想ひ 誰が分かるも 梅雨知らず 紫陽花寺の 鐘に込めるや 明日から旅にでます ではまた
を 音戸橋 瀬戸の花嫁 何想ふ 風呂から上がり 紅葉色な肌
る 類々の 酒場行きたし 君となら 場末の地の果て オホーツクまで
ぬ 縫い残る 短きズボンの ボタンには 細かき指が 想い出紡ぐ
り 凛とした 銀河の鉄道 旅路する 背中立つ姿 心奪われ
ち 散りゆく葉 黄色い絨毯 寝転ぶ君 銀杏嗅いで 怪訝な顔
当時は靖子が所謂、水商売で客との同伴か、もしくはパトロンを伴う呑み屋の女将さんに見えたのは言うまでもない。あるいは、この界隈には多い極道の妻に見えたかもしれない…
と 蜻蛉の眼 くしゃみで逃げた 秋の空 ブタクサ嫌う 君の洟垂れ
松本 八六九
2023年10月11日 21:20
いつの日か 君と暮らすと 夢を見る覚めては居ない 影を追いけり
2024年1月9日 01:25
ね寝る度に 深く太くと 結ばれて我が心なか 蕩けるままよ
2023年12月22日 06:52
つ 津和野にて 出逢う恋人 つゆ知らず十字のもとで 我心決め
2023年11月24日 08:42
そ 素麺の 白さ恥じらう 君の肌長き脚には 小さき足かな
2023年11月12日 19:25
れ 煉瓦色 真夏の日傘 涼しげに術科学生 惚れてまうやろ
2023年11月10日 08:28
た 誰が為に 君は生きるの 己が為大根島が 涙で沈む
2023年11月4日 14:22
よ よしなしの 繰り言相手に 二度三度許しを乞えば 懐深さ知り
2023年10月30日 20:19
か 彼方から 近づく汽笛 貴婦人の車窓に見るは 愁いある君
2023年10月26日 19:45
わ 我が想ひ 誰が分かるも 梅雨知らず紫陽花寺の 鐘に込めるや明日から旅にでますではまた
2023年10月25日 20:36
を音戸橋 瀬戸の花嫁 何想ふ風呂から上がり 紅葉色な肌
2023年10月23日 19:06
る類々の 酒場行きたし 君となら場末の地の果て オホーツクまで
2023年10月22日 19:00
ぬ縫い残る 短きズボンの ボタンには細かき指が 想い出紡ぐ
2023年10月21日 21:55
り凛とした 銀河の鉄道 旅路する背中立つ姿 心奪われ
2023年10月20日 16:24
ち散りゆく葉 黄色い絨毯 寝転ぶ君銀杏嗅いで 怪訝な顔
2023年10月19日 12:06
当時は靖子が所謂、水商売で客との同伴か、もしくはパトロンを伴う呑み屋の女将さんに見えたのは言うまでもない。あるいは、この界隈には多い極道の妻に見えたかもしれない。この時にはまだ靖子と長い付き合いになろうなどとは、微塵にも思わなかった。確かに同郷であるが故に、身近に感じられたのも事実であったが。単純に容姿が淡麗で、やや歳上の女に見えたやもしれない。ただそれだけに思えた。
2023年10月18日 12:19
と蜻蛉の眼 くしゃみで逃げた 秋の空ブタクサ嫌う 君の洟垂れ