鏡に写る僕を見て、僕は何を思うだろう、

だせえな、ばかみたいだな、しょうもない、

ろくな言葉が浮かばない、

それは、僕が僕を嫌いだからだ、

嫌いな理由は色々あるけど、

その「嫌い」を、鏡に写る僕に投影してる

ということだろうか?

鏡に写る僕は、僕だろうか?

確かに、僕が写っている、

左右反転してるけど、一応僕が写っている

じゃあ、それが「僕」でいい?

鏡に写る僕が?

その僕は、どう写っている?

ダサく写ってる?

カッコ悪く写ってる?

しょうもなく写ってる?

それとも、ただ、写ってる?

僕が写ってる鏡、これは一体なんだろう?

なぜ、鏡に僕が写っているんだろう?

なにが、僕を写してるんだろう?

それは、どんな仕組みなんだろう?

僕がいるから、鏡に写るのか?

僕がいなければ、鏡には僕は写らない。

僕がいるから、僕が写るのだ。

じゃあ、その写ってる僕は、僕なのか?

それが僕だと、信じてもいいのだろうか?

なら、その僕がダサく見えたら、

それは、ダサいということか?

僕がダサいと思うなら、

僕はダサいということなのか?

それは、鏡に写る僕への見方なのか?

それとも、僕自身への見方なのか?

僕とはなんだろう?

鏡を見なければ見えない僕とはなんだろう?

それは、僕なのか?

それは、僕がいるから見える僕なのか?

それは、僕がいなければいない僕なのか?

なら、それは僕なのか?

鏡に写る僕、

それを見つめる僕、

まるで「鏡」という映画みたいだ、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?