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悩めるあなたに届けたい言葉7

「子どもが反抗期で、関わり方に困っています」
「反抗期なのか、言葉も行動も乱暴になってきて困っています」
「反抗期で、些細なことでも怒るし、言うことはきかないし、どうしたら良いんですか」

反抗期、思春期を迎えたお子さんのことでよくあるご相談です。

この時期は、都合の良い時は子ども扱いされたいのですが、普段は大人として扱ってほしいという時期で、とても複雑です。

子どもは大人っぽくしたいから、
言葉は達者になって偉そうなことも言いますし、
見栄えを気にしておしゃれや服装など、とても気にします。

でも勉強やしんどいことは、まだ子どもなんだから甘く見てほしい、優しくしてほしいと思っていることが多いんですね。

そこをまず知った上で、
今は大人になりたいモードなのかな、
子どもモードなのかなと考えながら、
言葉を選んで伝える必要があります。

否定や命令の言葉はあまり言わないようにしましょう。

頭から「こうしなさい」
「こんなんじゃダメよ」など言われると、
思春期の彼らは言葉の内容や意味よりも、
言われた!否定された!と思って
とても悔しくなって怒ります。

なので、
「~してほしいけど、お願いしても良い?」
「~してくれると助かる」
といったお願い形式で伝えると、そんなに気を悪くはしません。

否定や指示の言葉ばっかりに大人はなりがちなので
ちゃんと誉め言葉も多めに伝えましょう。
いくつになっても誉められることは誰でも嬉しいです。

モノを投げたり、
あまりにもヒートアップして怒っている時は、
その場から親は離れましょう。

お互いに距離を置いてクールダウンが必要な時もあります。

ヒートアップしてる時に何を言っても
腹が立つことにしかならないので、
言い聞かせようとしない方が良いです。

クールダウンして、しばらくしてから
落ち着いて何を伝えたかったのか、
何をしてほしかったのかを
話し合う時間を設けた方が良いです。

こちらが落ち着いていれば
相手も落ち着いて話をしてくれます。
勝ち負けの勝負みたいにならないように気を付けましょう。

子どもが何か溜め込んでいるようなら
スクールカウンセリングを受けて、
自分を見つめ直す機会を持ってもらうことも有効です。

反抗期は無いよりかは、あった方が良い面もあります。

それだけ親に気持ちをぶつけても受け止めてくれる・自分を見捨てはしないと、安心している面があるからこそ出せる一面でもあります。

反抗期自体を否定的に捉えないようにしてください。

いろいろ感情のぶつけ方で失敗して学ぶ方が
社会に出た時に人の気持ちも想像しやすくなりますし
教訓を生かせることだってあります。

あまり反抗しなかった子の方が
社会でしんどいことが合った時に
気持ちを誰にも言えなくて引きこもってしまうケースも多いです。

怒りを表に出せることは大事なこととして捉えつつ、その出し方をどうするかという話し合いや勉強はしないといけません。

お互いが落ち着いている時に、
こういう時どうすれば良い?
と考えるようにしてみてください。

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