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【日本ゴリラ化計画】京都編③守りたいゴリラの幸せを


ノーゴリラ、ノーライフ。

この日本をおちゃめでパワフルでラブアンドピースな
ゴリラの国にするために立ち上げた野望―――
それが「日本ゴリラ化計画」。


日本ゴリラ化計画の具現化に向けて日本に住む20人のゴリラとの面会を果たすべく、日本ゴリラ化計画実行委員の私はこの度「シャバーニファミリー」が暮らす名古屋と「モモタロウファミリー」が住む京都へと飛んだ。

今回は「日本ゴリラ化計画」第6回である。


↓これまではこちら。


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くつろぐゴリラ


食べる→昼寝→運動

ゴリラの一日はこの繰り返しで、一日に20㎏もの食べ物を採り、あの大きな体を維持しているという。
昼寝から起きた後のモモタロウファミリーは放飼場で思い思いにくつろいでいる。


モモタロウ、お気に入りの場所で。
足をタイヤの中に入れてくつろいでいます。
お尻だけ下につけて、脚をぴーんと伸ばしタイヤの輪の中に突っ込んでます。
L字型です。L字型ゴリラ・モモタロウです。

毛布を敷きガラスに寄りかかるキンタロウ。
シルエットが完全に小学生男子。
後頭部の毛が少しぴょこっととんがってるのがかわいい。
このボールが大のお気に入り。
いつも一緒。

お母さん・ゲンキのそばにやってきて


甘える🤎


かと思えば大人びた表情。貫禄すら感じます(笑)


キンタロウ5歳


人間でいえば10歳くらいでしょうか。
やんちゃざかりのわんぱく坊主です。

お母さんゲンキのそばにいたいキンタロウ


遊びたくてウズウズ


だんだん男前になってきましたね。
きっとお父さんに似たハンサムになるはず。


生意気そうな表情がかわいい。


そろそろお腹が空いてきたかな~


ごはんまだかなあ~


モモタロウファンの皆様
モモタロウ・マニアック写真の時間です。


お尻・お尻・お尻……変態と呼ばれてもいい。
だってあまりにもかわいいから……


やっとモモタロウハンサム写真が撮れたと思ったのに
残念過ぎるでしょ……


ピンあまですがモモタロウのカッコよさを
雰囲気だけでも是非


後頭部がもりっとなってるのが大人ゴリラの魅力


180㎏の巨体が細い鉄骨の上をあたりまえのようにするすると歩いてますが
私は今カイジを思い出しています。



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高所で躍動するゴリラ


飼育員さんによって天井に草が置かれると
ゴリラたちの動きがあわただしくなります。


天井にぶら下がりながら草を集めて口にくわえていくモモタロウ


集めた草をもぐもぐ


おなか丸い笑
「うまーい」と味わってるかのような表情


キンタロウも負けじと草をかき集めます


なんというかっこうなのか
ここむちゃくちゃ高所ですからね。


うんていをつかむような動きで次々と草をゲットしていくキンタロウ。
動きが速すぎて写真撮影の難易度が高すぎるよぉー
ゴリラの身体能力が鬼すぎる

このブレブレな写真から
キンタロウの躍動感を感じていただければ……



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フィーダーとモモタロウ


この後ゴリラたちは室内に入ったが、なんとカメラがここで無念のバッテリー切れ。
躍動するゴリラたちの写真をうまく撮りたいあまり、電源をこまめにオフにしなかったのが原因だ。
(そのわりにあまりいい写真が撮れていないのが泣ける……)

ゴリラが入る前に撮った室内の写真。
動画で見た印象より狭い感じでした。
右のほうにガラガラポン型のフィーダー(給餌装置)があります。
隣の小部屋。
床に体重計が置かれ、右の方にはゴリラたちが数字の勉強をするモニターが置いてあります。
残念ながらこの日はお勉強は無し。



ゴリラ舎にはフィーダーと呼ばれる給餌装置が置いてある。

ゴリラは知能が高いため、ただ餌を与えるだけでは食事が単調になってしまう。動物園では考えながら時間をかけて食事ができるよう、ゴリラ舎にフィーダーを置いている。
フィーダーにはいろんな形があるが、写真のようにガラガラポンをゴリラが回して餌を出すもの、ぶら下がっているブイの穴から餌を出すもの、透明のアクリル製のパズルフィーダー、などなどゴリラのために工夫が凝らされている。

モモタロウが小部屋のモニターの横にある箱型のフィーダーの前に座る。

箱型のフィーダーは、あえて一番下に指が1本入るくらいの穴しか開いていない。中にはゴリラの好きな豆か何かが入っているのだが、このままでは食べられない。

さて、モモタロウはどうするだろう。

モモタロウは落ちている細い木の枝を手に取ると、ぽきんぽきんと割りばしくらいの長さに折り、その枝をフィーダーの穴に差し入れて豆をこちら側に集める。そして穴に口をつけ、器用に枝で豆を口に運んでいったのだ。
その手際がとても見事で、見ていた私はおお~と声を上げそうになった。

モモタロウはコミュニケーションに関しては不器用なところがあるが、手先はとても器用なんである。
そして、改めてゴリラの頭の良さに感心する私なのであった。

室内でご飯を食べるモモタロウファミリーをしばらく眺めた後、ゴリラ舎に別れを告げる。

「守りたい。この素敵な家族の幸せを」

私の中に芽生えたこの小さな思いは、もう決して消すことはできないのであった。


モモタロウはやっぱりかっこいいわ。


挨拶をしに来てくれたかのようなゲンタロウ。
次に会うときはりっぱなシルバーバックになってるかな。


モモタロウ、次に会う時まで元気でね。


息も絶え絶えのカメラで鴨川をパチリ。
四条河原町も外国人でいっぱいでしたよぅ~


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今回で日本ゴリラ化計画・名古屋&京都編はいったん最終回となる。

この旅で無事シャバーニファミリーとモモタロウファミリーに面会することができ、ゴリラ化活動をここで報告できて、私はほっと胸をなでおろしている。

しかし、この日本をおちゃめでパワフルでラブアンドピースなゴリラの国にするために立ち上げた野望「日本ゴリラ化計画」はまだまだ始まったばかりである。

ゴリラの幸せのため、はたまたゴリラの魅力を知ってもらうため、日本ゴリラ化計画実行委員・え の活動はまだまだ続く。



✨🦍今後とも日本ゴリラ化計画を

よろしくお願い申し上げます🦍✨

             




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