【努力】絵の描き方がわからない【努力のみ】
6月に展示するグループ展
餅は餅屋なのでとりあえず聞ける人に聞いています
病院ついでに転出届をもらってこようとして、ギガダイソーで画材の買い物をしてそのまま家に帰ったふくだ
脳みその中、展示のことのみ=転出届情報押し出される
いつまでも永遠にこれ
自分勝手炸裂
美大を出た友人に「展示に出る」と言ったら「まじか」と来た
「うん、何もわからないキャンバスがなんなのかもわかんない」
「まぁそうだろ」
「だから文章打つのめんどいから電話!
でんわ!でんわ!」
すぐかけてきてくれたのだが今だと思わなかった
「あーごめーん、電話かかってくると思わなくてー
私今から乗り換えだからぁー。
なんかそーゆー奴でごめーん」
「うん、お前はそういう奴だよ笑(慣」
キャンバスってなんだよ
てか調べたんだけどキャンバスサイズのFとかSとかなに?
額はどうすればいいの?
てかどれ買えばいいの?
キャンバスってにじみやすいの?
これが武蔵野美術大学を出た奴の末路である
しかとお見知り置きを
いつものように澱みなくキャンバスの説明をされて「えつこにはこれよりあれが向いてる」とか色々教えてくれた。
聞いていて理解してきたので「んーじゃあ◯◯で□□とかはアリなの?」と聞いてみた。
「おーーーーーーーー笑笑笑笑
それ、デザイナーがよくやるやり方 笑」
「え!笑笑
やば、デザイナーが染み付いてる笑
へーそーなんだー!」
徐々にデザインに寄ってきている私。
雰囲気のみ、響きがかっこいい職種暫定一位、デザイナー
確認行為
奴は私の脳みそも理解し作品もアーティストの視点から見ることができる唯一の友達である
そして論理的に指摘してくれる、厳しいが
駅のホームで、一連のコンセプトを説明しながらNOビジュアルで絵の雰囲気も詳細に話した。
言葉だけなのに理解できるこやつがすごい。
しかもこういう話の時の私は仕事モードに入るので理路整然とめちゃくちゃ速く喋るから余計すごい。
「ははーん、なるほどね、わかった。
良いんじゃない?やってみろよ」
「だよね、良いはず。ありがとう安心した。
で、それの場合って〜〜てどう?」
など具体的に話を聞けた。
「てかF20とS10ならいくつかうちにあるぞ」
「いやいいわそれだとできないから。
あ、丸いキャンバスってちょっといいなと思ったんだよね、可愛い💜」←ミーハー
「あれなーー笑
丸いのは難しいんだよ笑
視線が外に広がらないていうか、角があれば抜けがあるんだけど、物理的に難しいんだよ」
「あーわかった。
集中線みたいに真ん中に寄っちゃうのか、目線が。
てことは相当作品に力が無いと難しいのか」
「そういうこと。
でもまぁえつこの好きにやればいいと思うけど、えつこがやりたいことしろよ。
様子窺って置きに行くなよ、えつこそーゆーとこあるから笑
悪い癖で埋もれようとするから笑」
ちなみに以前、キャンバスをいくつかいただいたのだがすっかりどこかにしまい込んだらしい。
それなのにまたくれてもどっかにやってしまう。
ご指摘ごもっとも feat.親友
「置きに行くな」は前日に親友も言っていたのだ
「あのなぁ、かっこつけて「それなり」のことすんなよ、せっかくの機会なんだから」
ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ
ぐう
これが私の最大の欠点である
美大まで行ってる癖に、そこにある「普通」を察知してそれに合わせる癖が、予備校時代からずっとあるのだ。
だってみんなと同じ場所にいたいから
過剰適応と擬態をここで最強に炸裂させていた
なんつー学費の無駄
そこは私がやりたいことよりも求められてることに応えてしまう、もしくは悪目立ちしないようにわざと埋もれさせる
これが中々消えない
洞察と先を見越す我
その課題に気づいてないわけがない昨今
そのことを考えつつ作品について想いを巡らせていた時に「は・はーん」というとあることを思いついた。繋がった。
この、シナプスがばちこーんと繋がる瞬間は快楽である
しかも今回のこの思考プロセスはよくできている
なのでこの時、奴にもそれを思考プロセスつきで説明したのだ。
それは私の過剰適応でありながらも、自分のセンスを信じているやり方。
「なるほどな笑」
「それを編み出したわけよ」
「デザイナーっぽいな」
「デザイナーですからね、一応」
埋もれさせず、やりたいようにやる
これが難しいのだが、やってみたい
私を気分屋で衝動的と思っている人がたまにいるけど、大きな間違いで、めんどくさいから説明しないだけである。
私ほど準備と練習、想定を重ねる奴を見たことがない
練習しない方がいい時、自由な部分はお膳立てしてそこ以外全て想定し練習する
言ってみればジャズみたいなもんである
結果、ああやってその場で生まれ、即席に見えているが私から見たら計画性の鬼である
あんなかんじあんなかんじ
しかし画材も荷造りしてしまったので他で準備するしかない今である
いよいよ明日は引越し
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