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"それでも" 夢に向かって。泣いた韓国ドラマ『ナビレラ』

おじいさんのバレエの韓国ドラマ知ってる? あれめっちゃいいらしいよ。

「わかっていても」のソン・ガンはチャラいけど、「ナビレラ」は本当によかった!


てか私、ずっと「ナビエラ」って読んでた。恥っっず!!!笑

とにかく周りで「ナビレラ」の情報が止まらなくて、ついに今日、全話を見終えました! 1話が1時間ちょっとの全12話なので、韓国ドラマの中ではそこまで長くないです。


ですが途中で今回のナビレラとは葛藤がありまして、、、

Netflixで配信された洋画を途中で見てしまい、アメリカ映画はいい感じの迫力とリアルさがあって、そしてやっぱりニューヨークやロサンゼルスが舞台の映画は夢が膨らみ、一旦この世界に入り込むと、「うぉ〜〜〜!やっぱアメリカ映画最高」となってしまうわけです。


そんなことがあり、ナビレラ熱がスーッと冷めてしまい、

ナビレラを1週間ほど見ない期間があって、でも話題だしクチコミがかなりいいからとりあえず12話だし、頑張ってみよと思って1ヶ月ほどかかりやっと全話を見終えました。

韓国ドラマは熱が冷めてしまう前に、一気に見た方がいいですね。


私は爽やか系の俳優があんまり好きじゃなくて、ソン・ガンはもう爽やか中の爽やかで、いかにも女子が好きな俳優なわけでして、もう絶対に好きにならないからな!と意地を張って見ていたのですが、


ムカつくけど、かっこいいーーーー。

あんまり言いたくないけど、まじかっこいいーーー。

ソン・ガンまじ若手の中で一押しだわ〜。


とアラサーの私はソン・ガンに心を打ち抜かれました。

ネットのクチコミでは、10話くらいから感動が止まらないと書いてあったのですが、泣き虫の私が泣く気配は全くなく、あれ私このドラマ泣かない系?と思って見ていました。


そして

ナビレラの最終回。


はい、泣いた。

泣いて泣いて涙が止まらなかった。

途中は、韓国ドラマの作り込み感があって、アルツハイマーの病気の進行にやりすぎさを感じたのですが、


それでも、韓国ドラマは最後に必ずロマンを忘れずに有終の美を飾る。

どうやったらこんなロマンチックなことを考えれるの?といつも思います。


ハッピーエンドで気持ちよく終わるドラマがほとんどで、気持ちを前向きにさせてくれるから、私が韓国ドラマを見ることがやめられない理由はここにあります。


特にナビレラは、70歳のおじいちゃんが夢を叶えるということに重きを置いていて、そこに周りの人が感銘を受けて、最後はそれぞれの夢に向かって走っていくのですが、

最近ダラダラしがちだった30代の私に、結構響くものがありました。


もっと何かに夢中になる人生を送りたい。


ダラダラと毎日が過ぎてゆくのではなく、ほんのちょこっとでも変化のある日々を過ごしたいと思いました。


韓国ではドラマの中で

"正社員" という言葉をよく聞きます。

企業で正社員として働くことが最大の親孝行と考える国で、好きなことをして夢を叶えていくって、日本以上に難しいことなのかもしれません。

ナビレラの中でも、正社員の就職ができなくて、ラジオ局でバイトとして働く女の子が出てきますが、仕方なく働いた場所でも、気づけばその仕事にやりがいを見出すことができて、「私は好きなことを見つけることができた」と言います。


正社員になるのが夢だったはずなのに、残念ながら道を外れてしまって、でもその先には本当のやりたい事があった。


やりたいことや夢というのは、おとぎ話のように、子供の頃からあるものではなく、

大人になって、何度も何度もチャレンジした先にあるのかもしれません。


ナビレラのおじいちゃんは、70歳で夢を叶えているし、夢を叶えたところで報酬が入って来るわけでもそれを仕事にするわけでもありません。


夢というのは直接仕事に繋がらなくてもいい。

利益を生み出さなくてもいい。


心からやりたい事や、夢中になれる事が、夢を作っていく。

そしてそういう人の周りには、必ず人が集まってくる。


やりたい事を諦めてしまった人。

やりたい事が見つからない人。


ナビは韓国語で「蝶」

ナビレラの邦題は「それでも蝶は舞う」

それでも、です。

困難が待ち受けていようと、

壁が立ちはだかろうと、

それでも、舞ってゆく。


私も頑張ろう!

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