「夏目漱石の人生を切り拓く言葉」より
読みたい本が何冊もベッドの横で、積ん読状態になっている。
クーラーを使い続けているせいか 食欲がなく夏バテ気味だ。
新しい場所へ行って観たり 街を散策したりして
新鮮なエネルギー充電をしてインスピレーションを感じる、
そんなタイプなんだなぁ、とあらためて思う。
でも、自粛の中 大好きな街へ意を決して行っても
以前とまるで雰囲気が変わってしまっていることに
がっかりして、結局そそくさと家路に急いでしまう・・・。
というわけで、いま読書中の1冊、
「夏目漱石の人生を切り拓く言葉」/斎藤孝
から、ふせんを付けておいた2つの文章をご紹介します♪
【敲いてもだめだ。一人で開けて入れ。】(敲いて→たたいて)
ー抜粋ー
仏門というものは入れてもらうものでも、
人に勧めてもらうものでも、
人に招き入れてもらうものでもありません。
自分でこじ開けてはじめて修行に邁進できます。
仏門に限らず新しい世界に入るときは、
自力で開けて入らなくてはなりません。
〈本気で取り組むのだったら、なんとしてでも
自力で門をこじ開けて入れ〉
というのが漱石のメッセージです。
【およそ世の中に何が苦しいと言って
所在のないほどの苦しみはない。】
―抜粋ー
今の日本では、自分の居場所がない、やることがない、
やりがいが見いだせないと口にする人が
増えています。
しかし彼らを見ていると、この世に存在しているかぎり
すでに居場所はあるわけですし、
監獄にいるわけではないので、やることは
いくらでもあるのに、と思います。
〈みずからを閉じこめないで挑戦してみなさい。
そうすれば何かが見えてくる。 たとえ
傷つくことがあっても、それが生きるということだ〉
というのが、漱石のメッセージです。
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・・・私も、色彩の世界に入ろうと決めたときは、
若くもなく必死に勉強についていきました。
1年で終了するものと思っていたら、
1年目は、色彩学の基礎のみで2年目から
自分の選んだジャンルに勧める、と知って
2年目の学費を叔母に頼みこんで
援助してもらいました。
現在の社会情勢は、若者たちにとって
良い土壌であるとは、残念ながら言えません。
でも、環境や周りのせいにしていても
なにも変わりません。
自ら一歩踏み出して変化を起こしていく、
これしかありません。。
(我が家のすっかり成人している1人娘も、
例外ではなく自分がどうしたいのか、未だわからないようです。)
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