【まとめ】&【参考文献】いちにちわんケルト
こんにちは。吟遊詩人の妙遊と申します。
10月1日より、毎日一話、ケルトの神話伝説を4ツイートでお届けする #いちにちわんケルト をやっております。
いちにちわんケルトのお話については、わたしが知っているケルトのお話を思い出して書いております。
つまりいろんな本を読んで蓄えられた知識の入った私の脳みその中が一次資料です。
ただ記憶違いで、大筋から思いきりずれたりしてはいけない……(細部は語り手によって変わるのが神話伝説の当然なので当然としています。たとえば桃太郎を語ったら、語る人みんなセリフ回し違うと思うのです。でも犬猿雉がライオンやクマやゴリラにならないのと同じように、大筋は変わらない。そういう確認です。もちろん変えたら変えたで楽しいですけども、それはみんなが既知の物語に対してやるのがいいのであって、みんなが知らないケルト神話にはちょっと早い)ということで、参考文献にはあたっております。
それをズラーッとあげております。
お話をフルで読んでみたいなあ、という方の読書案内になりましたら幸いです。
第一話
『ケルトの神話 女神と英雄と妖精と』井村君江著 ちくま文庫
『ケルトの神話・伝説』フランク・ディレイニー著 鶴岡真弓訳 創元社
アイルランドの異教的伝承「マグ・トゥレドの戦い」⑥(¶52~¶69) ケルト神話翻訳マン https://note.com/p_pakira/n/n251854bfcd7b
第二話
『トーイン クアルンゲの牛捕り』キアラン・カーソン訳 栩木伸明重訳 東京創元社
『炎の戦士クーフリン/黄金の騎士フィン・マックール』ローズマリー・サトクリフ 灰島かり・金原瑞人・久慈美貴訳 ちくま文庫
第三話
『ケルト 口承文化の水脈』中央大学人文科学研究所編 中央大学出版部
『炎の戦士クーフリン/黄金の騎士フィン・マックール』ローズマリー・サトクリフ 灰島かり・金原瑞人・久慈美貴訳 ちくま文庫
第四話
『トリスタンとイゾルデ』ゴットフリート・フォン・シュトラースブルク著 石川敬三訳 郁文堂
『トリスタン・イズー物語』ベディエ編 佐藤輝夫訳 岩波文庫
第五話
『図説 ケルト神話物語』イァン・ツァイセック著 山本史郎/山本泰子訳 原書房
『ブルターニュ古謡集 バルザス=ブレイス』ラ・ヴィルマルケ編 山内淳監訳 大場静枝/小出石敦子/白川理恵訳
第六話
『アイルランド音楽入門音楽 ダンス 楽器』ダイアナ・ブリアー著 守安功訳 音楽之友社
『ケルトの神話 女神と英雄と妖精と』井村君江著 ちくま文庫
2010年2月7日 辺見葉子「アイルランド神話における竪琴とシャーマニズム」 (国際シンポジウム宗教部会、10年1月23日)
http://mono-gaku.la.coocan.jp/happyou6.htm#57
第七話
『トーイン クアルンゲの牛捕り』キアラン・カーソン訳 栩木伸明重訳 東京創元社
第八話
『妖精Who's who』キャサリン・ブリッグズ著 井村君江訳 ちくま文庫
『炎の戦士クーフリン/黄金の騎士フィン・マックール』ローズマリー・サトクリフ 灰島かり・金原瑞人・久慈美貴訳 ちくま文庫
第九話
『アーサー王の死 中世文学集Ⅰ』トマス・マロリー著 厨川文夫/厨川圭子訳 ちくま文庫
第十話
『英国中世ロマンス』大槻博訳 旺史社
第十一話
『ケルト神話の世界 下』ヤン・ブレキリアン著 田中仁彦・山邑久仁子訳 中公文庫
『ケルト 魔法民話集』小辻梅子訳編 現代教養文庫 社会思想社
第十二話目
アイルランドの異教的伝承「エウェルへの求婚」(アルスター物語群)③:¶18~27
https://note.com/p_pakira/n/n7531dda20412
アイルランドの異教的伝承「エウェルへの求婚」(アルスター物語群)⑤:¶42~55
https://note.com/p_pakira/n/n32ed771e3c99
アイルランドの異教的伝承「エウェルへの求婚」(アルスター物語群)⑧:¶80~92
https://note.com/p_pakira/n/ne5cef1f71d21
十三話
フィアナ伝説:ケシュコランの魔法の洞窟|日月日
https://note.com/al_batross/n/n3d9dcb512101
『アイルランドの神話伝説II 世界神話伝説大系41』名著普及会 八住利雄
十四話
『アーサー王物語』ジェイムズ・ノウルズ作 金原瑞人編訳/佐竹美保絵 偕成社文庫
『アーサー王物語 Ⅰ』トマス・マロリー著 オーブリー・ビアズリー絵 井村君江訳 筑摩書房
第十五話
『ウェールズ語原典訳マビノギオン』(「スリーズとスレヴェリスの冒険」より) 森野聡子訳 原書房
『マビノギオン―中世ウェールズ幻想物語集』中野節子訳 JURA出版局
第十六話
『ケルトの神話伝説』フランク・ディレイニー作 鶴岡真弓訳 創元社
第十七話
「デアドラの物語」における悲劇の構築―W. B. イェイツ,グレゴリ夫人,J. M. シングの場合
https://edo.repo.nii.ac.jp/index.php?action=repository_view_main_item_detail&item_id=569&item_no=1&page_id=13&block_id=21
『ケルトの神話伝説』フランク・ディレイニー作 鶴岡真弓訳 創元社
第十八話
『ケルト魔法民話集』小辻梅子訳編 現代教養文庫
第十九話
『西洋中世奇譚集成 魔術師マーリン』ロベール・ド・ボロン著 横山安由美訳 講談社学術文庫
なお、第十五話のマビノギオンのお話とのつながりについては中野節子先生の↓にございます。
赤ドラゴンと白ドラゴンの別のバージョンについてのお話も出てきます。
『マビノーギ』研究(8) : 「スィッズとセヴェレスの物語」をめぐって
https://otsuma.repo.nii.ac.jp/index.php?action=repository_view_main_item_detail&item_id=2978&item_no=1&page_id=29&block_id=56
コーンウォールの猪についてもマーリンが言及しているのが↓です(他にもありますが、キリがないのでこのあたりで……)。
『アーサー王物語』ジェイムズ・ノウルズ作 金原瑞人編訳 佐竹美保絵
第二十話
『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』中野節子訳 JURA出版局
第二十一話
ダグザ様、美男説はコチラ↓
『ケルト神話の世界 上』ヤン・ブレキリアン著 田中仁彦・山邑久仁子訳 中公文庫
The Wooing of Etain
Yellow Book of Lecan
http://www.ancienttexts.org/library/celtic/ctexts/etain.html
The Taking of the Sid
De Gabáil in t-Sída
Book of Leinster
Translated by John Carey
https://sejh.pagesperso-orange.fr/keltia/version-en/taking-sid.html
第二十二話
『トーイン クアルンゲの牛捕り』キアラン・カーソン英訳 栩木伸明日本語訳 東京創元社
第二十三話
『妖精Who's who』キャサリン・ブリッグズ著 井村君江訳 ちくま文庫
『ケルトの神話』井村君江著 ちくま文庫
『炎の戦士クーフリン/黄金の騎士フィン・マックール』ローズマリー・サトクリフ 灰島かり・金原瑞人・久慈美貴訳 ちくま文庫
第二十四話
『フランス中世文学集2 愛と剣と』訳 新倉俊一 神沢栄三 天沢退二郎 白水社(クレチアン・ド・トロワ著「ランスロまたは荷車の騎士」より)
第二十五話
『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』中野節子訳 JURA出版局
はなはだしく理解の難しいお話なので、以下の中野節子先生の論文と、現代小説になったマビノギオン物語を参考にされると、理解がすすむかと存じます。
『マビノーギ』研究(4) ー「マソヌウイの息子マース」の物語をめぐってー
中野 節子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/yeiwatandai/22/0/22_KJ00000727832/_article/-char/ja/
『強き者の島 マビノギオン物語4』エヴァンジェリン・ウォルトン著 田村美佐子訳 創元推理文庫
第二十六話
『トーイン クアルンゲの牛捕り』キアラン・カーソン英訳 栩木伸明日本語訳 東京創元社
第二十七話
『トーイン クアルンゲの牛捕り』キアラン・カーソン英訳 栩木伸明日本語訳 東京創元社
The Tain
From the Irish epic Tain Bo Cuailnge
Translated by Thomas Kinsella
OXFORD UNIVERSITY PRESS
別バージョン
The Tidings of Conchobar son of Ness
The Book of Leinster
http://www.maryjones.us/ctexts/conchobar2.html
第二十八話
The Boyhood Deeds of Finn mac Cumhaill http://www.maryjones.us/ctexts/f02.html
フィアナ伝説:フィンの少年的武勲 日月日
https://note.com/al_batross/n/n26e78710c02d
『ケルト 口承文化の水脈』中央大学人文科学研究所編 中央大学出版部
『ケルトの神話』井村君江著 ちくま文庫
『夜ふけに読みたい 数奇なアイルランドのおとぎ話』 長島真以於監修 加藤洋子、吉澤康子、和爾桃子訳 アーサー・ラッカム絵 平凡社
『神の文化史事典』松村一男、平藤喜久子、山田仁史編 白水社
第二十九話
『フランス中世文学集2 愛と剣と』訳 新倉俊一 神沢栄三 天沢退二郎 白水社(クレチアン・ド・トロワ著「ペルスヴァルまたは聖杯の物語」より)
第三十話
『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』中野節子訳 JURA出版局
『ウェールズ語原典訳 マビノギオン』森野聡子編・訳 原書房
第三十一話
『ケルト幻想民話集』小辻梅子訳編 教養文庫
第三十二話
『トーイン クアルンゲの牛捕り』キアラン・カーソン英訳 栩木伸明日本語訳 東京創元社
第三十三話
『中世イギリスロマンス ガウェイン卿と緑の騎士』菊池清明訳 春風社
第三十四話
『ケルト魔法民話集』小辻梅子訳編 現代教養文庫
第三十五話
お話については(輝く額のみ別参考文献)
『ウェールズ語原典訳 マビノギオン』森野聡子編・訳 原書房
タリエシンさんの現存する詩の訳については
『ケルティック・テクストを巡る』「ケルティック・テクスト研究チーム」小管奎申 松村賢一 三好みゆき 大澤正桂 北文美子 木村正俊 真鍋晶子 盛節子 訳 中央大学出版部
タリエシン=輝く額としたことについて、
ケリドウェンがケレスに関連する、
については
『神の文化史事典』編者 松村一男 平藤喜久子 山田仁史 白水社(タリエシン、ケリドウェンの項目執筆 渡邉浩司)
タリエシンがアーサーと冒険する、
については
『アーサー王と中世騎士団』ジョン・マシューズ著 日本語版総監修 本村凌二 原書房 p.166からの「アンヌーンの略奪」
タリエシンとマーリンが滔々と会話している、
については
『マーリンの生涯』ジェフリー・オブ・モンマス 瀬谷幸男訳 南雲堂フェニックス
第三十六話
CUCHULAIN OF MUILTHEEMNE
LADY GREGORY
Global Grey ebooks
アイルランドの異教的伝承「エウェルへの求婚」(アルスター物語群)⑥:¶56~66
https://note.com/p_pakira/n/n13944083e964
アイルランドの異教的伝承「エウェルへの求婚」(アルスター物語群)⑦:¶67~79
https://note.com/p_pakira/n/n9c25978930bb
ルグ、太陽神、車輪について
『神の文化史事典』編者 松村一男 平藤喜久子 山田仁史 白水社(ルグの項目執筆 渡邉浩司)
このときの戦士がルグ説をとっている作品
『炎の戦士クーフリン/黄金の騎士フィン・マックール』ローズマリー・サトクリフ 灰島かり・金原瑞人・久慈美貴訳 ちくま文庫
第三十七話
『ケルティック・テクストを巡る』「ケルティック・テクスト研究チーム」小管奎申 松村賢一 三好みゆき 大澤正桂 北文美子 木村正俊 真鍋晶子 盛節子 訳 中央大学出版部
第三十八話
『アイルランドの神話伝説Ⅱ』世界神話伝説大系41 名著普及会
第三十九話
『フランス中世文学名作選』松原秀一/天沢退二郎/原野昇 編訳 篠田勝英/鈴木覺/瀬戸直彦/福本直之/細川哲士/横山安由美 訳 白水社
第四十話
『十二の恋の物語 マリー・ド・フランスのレー』月村辰雄訳 岩波文庫
第四十一話
アイルランドの異教的伝承「マグ・トゥレドの戦い」①(¶1~¶14)〜終わりまで
ケルト神話翻訳マン
https://note.com/p_pakira/n/n8de2330aaf19
第四十二話
『トーイン クアルンゲの牛捕り』キアラン・カーソン英訳 栩木伸明日本語訳 東京創元社
是非読み比べをおすすめしたいのが↓です。
サトクリフの悲壮感ただようクーフリンの理由が眠っています。
『炎の戦士クーフリン/黄金の騎士フィン・マックール』ローズマリー・サトクリフ 灰島かり・金原瑞人・久慈美貴訳 ちくま文庫
第四十三話
『夜ふけに読みたい 数奇なアイルランドのおとぎ話』 長島真以於監修 加藤洋子、吉澤康子、和爾桃子訳 アーサー・ラッカム絵 平凡社
第四十四話
『アーサー王物語 3』トマス・マロリー著 井村君江訳 オーブリー・ビアズリー絵 筑摩書房
第四十五話
『千の顔をもつ英雄 上』ジョゼフ・キャンベル著 平田武靖 浅輪幸夫 監訳 人文書院 p.137,138 p.240
Silva Gadelica STANDISH H. O'GRADY KESSINGER PUBLISHING p.370-373
第四十六話
アイルランドの異教的伝承「ブリクリウの饗宴」①(¶1~7)〜終わりまで
https://note.com/p_pakira/n/n36e40efb0b
『炎の戦士クーフリン/黄金の騎士フィン・マックール』ローズマリー・サトクリフ 灰島かり・金原瑞人・久慈美貴訳 ちくま文庫
第四十七話
・The Feast at Conan's House
http://www.maryjones.us/ctexts/f12.html
"I will tell you the truth about that," said Fionn, "One day, as I chanced to be engaged〜の部分
・『アイルランドの神話伝説Ⅱ』 八住利雄編 名著普及会 p.59
こちらの本では微妙にバージョンが違いました。「アシインによって書かれた物語詩」ということでしたが、手元にあるのがシルバガデリカくらいのもので(シルバガデリカの索引で探したもののうまく見つからず)。原典がよくわからず。
もしこのお話(乙女が若返りさせてくれるバージョン)の原典ご存知の方がいらっしゃればコメントやメッセージなどでお教えいただければ幸いです。できれば英訳されたネットのページがありましたら助かります……!!
・『ケルト神話』池上正太著 新紀元社
こちらは若返りさせるのが姉妹のもう一人の方なので、さらに違いました。こちらのバージョンご存知の方もいらっしゃれば……!!
・・"A DICTIONARY OF Celtic Mythology"
JAMES MACKILLOP
OXFORD
Cuilenn及びCulann及びAine2の項
あと姉妹のパパのCuilennさん、鍛冶屋のクランがダーナの一族の神として現れていると書いてある(『アイルランドの神話伝説Ⅱ』)んですが、事典を調べるとクー・フーリンの名前の由来の鍛冶屋クランCulannさんとは別の項に載っていて、同一人物との指摘もなかったんですよね。ただAineの項になんかsmithと書いてあったのでCuilennさんは妖精王兼鍛冶屋な…の…か??クーさんのところのクランさんとは別なのか?一緒なのか?ようわからんのか?……謎です。論文とかご存じの方いらっしゃいましたらお教えいただければ幸いです。
第四十八話
『トリストラントとイザルデ』小竹澄栄訳 国書刊行会
第四十九話
『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』中野節子訳 JULA出版局
ブロダイウェズの解釈が素晴らしく、このお話に興味を持ったきっかけの中野節子先生の論文https://www.jstage.jst.go.jp/article/yeiwatandai/22/0/22_KJ00000727832/_article/-char/ja/
第五十話
『試訳:中英語ロマンス The Wedding of Sir Gawain and Dame Ragnelle』玉川明日美 立教大学文学部英米文学科「立教レヴュー」第48号 St.Paul's English Review,No.48
第五十一話
アイルランドの異教的伝承「マグ・トゥレドの戦い」⑩(¶121~¶138) ケルト神話翻訳マン https://note.com/p_pakira/n/n687dd0ab7726
『ケルト神話・伝承事典』木村正俊著 論創社
(バラルの項)
『神の文化史』白水社 編者 松村一男 平藤喜久子 山田仁史(バラルの項)
『アイルランドの神話伝説Ⅰ』八住利雄 名著普及会
第五十二話
『サー・ガウェインと緑の騎士』J.R.R.トールキン現代英語訳 山本史郎日本語重訳 原書房
『ガウェーンと緑の騎士』瀬谷廣一訳 木魂社
『ガウェイン卿と緑の騎士』菊池清明訳 春風社
第五十三話
『ケルトの神話・伝説』フランク・ディレイニー著 鶴岡真弓訳 創元社
第五十四話
『ケルト魔法民話集』小辻梅子訳編 教養文庫
第五十五話
『中世ブルターニュ妖精譚』関西古フランス語研究会
第五十六話
『アーサー王の死 中世文学集Ⅰ』サー・トマス・マロリー著 厨川文夫・厨川圭子訳 ちくま文庫
第五十七話
『オシァン(ケルト民族の古歌)』中村徳三郎訳 岩波文庫
第五十八話
『夜ふけに読みたい神秘なアイルランドのおとぎ話』 長島真以於監修 加藤洋子+吉澤康子+和爾桃子編訳 アーサー・ラッカム挿絵 平凡社
第五十九話
『獅子の騎士 フランスのアーサー王物語』
クレティアン・ド・トロワ作 菊池淑子 平凡社
第六十話
『聖杯の探索』天沢退二郎訳 人文書院
第六十一話
『聖杯の探索』天沢退二郎訳 人文書院
第六十二話
『中世ブルターニュ妖精譚』関西古フランス語研究会
第六十三話
『湖の騎士ランツェレト』ウルリヒ・フォン・ツァツィクホーフェン著 平尾浩三邦訳・注釈・論考 同学社
第六十四話
『全訳 王の牧歌 十二巻』アルフレッド・ロード テニスン作 清水あや訳 ドルフィンプレス
第六十五話
『マビノギオン中世ウェールズ幻想物語集』中野節子訳 JULA出版局
『ウェールズ語原典訳 マビノギオン』森野聡子編・訳 原書房
第六十六話
『フランス中世文学集2 愛と剣と』訳 新倉俊一 神沢栄三 天沢退二郎 白水社
第六十七話
『中世ブルターニュ妖精譚』関西古フランス語研究会
私が参考にしましたのは↑ですが、入手困難ですので、入手しやすいものですと↓になります。
『十二の恋の物語 マリー・ド・フランスのレー』マリー・ド・フランス著 月村辰雄訳 岩波文庫
第六十八話
『トーイン クアルンゲの牛捕り』キアラン・カーソン英訳 栩木伸明日本語訳 東京創元社
第六十九話
『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』中野節子訳 JULA出版局
『スィールの娘 マビノギオン物語2』エヴァンジェリン・ウォルトン著 田村美佐子訳 創元推理文庫
第七十話
『パーシィ 古英詩拾遺 下巻』(「カーライルのカルル」より)境田進訳 開文社出版
『サー・ガウェンとカーライルの無骨城主』試訳 柴田良孝
東北學院大學論集. 英語英文学 = Tohoku Gakuin University review. Essays and studies in English language and literature (75), p1-37, 1984-11
東北学院大学学術研究会
二つのバージョンが微妙にことなるため、適宜どちらかから選択して採用しました。
第七十一話
『トリスタン伝説』佐藤輝夫 中央公論社p.64-70 ディルムッドのバラードは15世紀『リズモア司祭の書』から。バラードは1番4行で10番まで、この本に訳出されています。いちにちわんケルトにはごく一部をまとめて再構成してあります。「そなたはわたしを破滅に堕した おゝ グラーイネよ」というリフレインがずっと入っています。
第七十二話
『パルチヴァール』ヴォルフラム・フォン・エッシェンバハ著 加倉井粛之 伊東泰治 馬場勝弥 小栗友一 共訳 郁文堂
すきっ腹の死者については↓
『アーサー王神話大事典』フィリップ・ヴァルテール著 渡邉浩司 渡邉裕美子 訳 原書房
第七十三話
ケルトの古歌『ブランの航海』序説―補遺 異界と海界の彼方 松村賢一著 中央大学出版部
第七十四話
『聖杯の探索』天沢退二郎訳 人文書院
第七十五話
『アイルランド 自然・歴史・物語の旅』渡辺洋子著 三弥井書店
第七十六話
『中世ラテン騎士物語 アーサーの甥ガウェインの成長記』瀬谷幸男訳 論創者
第七十七話
『オシァン(ケルト民族の古歌)』中村徳三郎訳 岩波書店 p.181-184
第七十八話
『フランス中世文学集2 愛と剣と』訳 新倉俊一 神沢栄三 天沢退二郎 白水社
第七十九話
『トーイン クアルンゲの牛捕り』キアラン・カーソン・訳 栩木伸明・日本語訳 東京創元社
第八十話
『サー・ガウェインと緑の騎士』J.R.R.トールキン現代英語訳 山本史郎日本語訳 原書房
第八十一話
『ケルト魔法民話集』小辻梅子訳編 現代教養文庫
第八十二話
『フランス中世文学集4 奇蹟と愛と』訳 新倉俊一 神沢栄三 天沢退二郎 白水社
第八十三話
『ケルト幻想民話集』小辻梅子訳編 教養文庫
第八十四話
『アーサー王物語 Ⅲ』トマス・マロリー著 井村君江訳 オーブリー・ビアズリー絵 筑摩書房
第八十五話
『アーサー王物語 Ⅰ』トマス・マロリー著 オーブリー・ビアズリー絵 井村君江訳 筑摩書房
第八十六話
『アーサー王物語』ジェイムズ・ノウルズ作 金原瑞人編訳 佐竹美保絵 偕成社文庫p.132-p.139
第八十七話
『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』中野節子訳 JULA出版局
『ウェールズ語原典訳 マビノギオン』森野聡子編・訳 原書房
第八十八話
『絶滅したオオカミの物語 イギリス・アイルランド・日本』志村真幸・渡辺洋子著 三弥井書店
第八十九話
『フランス中世文学集2 愛と剣と』訳新倉俊一 神沢栄三 天沢退二郎 白水社(クレチアン・ド・トロワ作「ランスロまたは荷車の騎士」より)
第九十話
『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』中野節子訳 JULA出版局
第九十一話
ウィリアム・ロバート・スペンサー、山中光義訳「猟犬ベス・ギーラットの墓」英国バラッド詩アーカイブ
2023.1.10参照
https://literaryballadarchive.com/ja/27-balladists-s-u/134-william-robert-spencer-1769-1834.html
第九十二話
「試訳:中英語ロマンス The Wedding of Sir Gawain and Dame Ragnelle」玉川明日美
立教大学文学部英米文学科「立教レヴュー」第48号
第九十三話
『トーイン クアルンゲの牛捕り』キアラン・カーソン英訳 栩木伸明邦訳 東京創元社 p.126-127
第九十四話
『ムルセヴネのクーフーリンVOL.1』原作グレゴリー夫人 翻訳ケイロカミオカ 絵zen kindle
別バージョン
『トーイン クアルンゲの牛捕り』キアラン・カーソン英訳 栩木伸明邦訳 東京創元社
第九十五話
『アーサー王物語 5』トマス・マロリー著 井村君江訳 オーブリー・ビアズリー絵 筑摩書房
『アーサー王の死』サー・トマス・マロリー著 厨川文夫・厨川圭子訳 ちくま文庫
第九十六話
『アーサー王の死』サー・トマス・マロリー著 厨川文夫・厨川圭子訳 ちくま文庫
第九十七話
『アーサー王の死』サー・トマス・マロリー著 厨川文夫・厨川圭子訳 ちくま文庫
第九十八話
『トーイン クアルンゲの牛捕り』キアラン・カーソン英訳 栩木伸明日本語訳 東京創元社
第九十九話
『図説ケルト神話物語』イアン・ツァイセック著 山本史郎・山本泰子訳 原書房
『ムルセヴネのクーフーリンVOL.5』原作グレゴリー夫人 翻訳ケイロカミオカ 絵zen 監修ケルト神話翻訳マン kindle
第百話
『全訳 王の牧歌 十二巻』アルフレッド・ロード テニスン作 清水あや訳 ドルフィンプレス
第百一話
アマーギンの詩については↓
『アイルランドの神話伝説〔Ⅰ〕世界神話伝説大系40』名著普及会
四つの町と財については↓のふたつを参考にしました。
『ケルトの神話』井村君江著 ちくま文庫
『A DICTINNARY OF Celtic Mythology』JAMES MACKILLOP OXFORD UNIVERSITY PRESS
吟遊詩人は旅するもの。我が旅の軌跡が少しでもあなたの心に響きましたら、ぜひとも旅の路銀を投げ銭くださいませ🪙