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銀ぶちペンギン[M-33]文学フリマ東京36
2020年12月8日 00:01
“簡単に読めるから大勢が気付かないが、それはものすごい、小説のイノベーションだ。” 文庫版の長嶋有さんによる解説。最後の一文に膝を打った。「そうそう、まさにそれだ!」と。僕がこの本を読んで感じたすごさがこの一文にすべて表現されている。 『しき』は初めて読む町屋良平作品だった。言葉のセンスがすごい、とおすすめしてもらっていた本だ。 このおすすめワード「言葉のセンスがすごい」を聞いて、僕