DXって何?知らないと損する理由 9/21
こんばんは
記事をマガジンでカテゴリごとに分けました。
今回はこの記事について取り上げさせていただきます。
記事の内容が自分の知っている範囲のものばかりだと新たな知識を身につけられないと思い、デジタル化における少し深い分野について触れたいと思います。
現在注目されているDX(デジタルトランスフォーメーション)ですが、いったいなぜ注目されているのでしょうか。そういった面から考察してみたいと思います。
DXにスッポトライトを当てた問題
記事の中では、経済産業省が発表したDXレポートにおける2025年の崖について紹介されています。日本におけるDXは本来の意より2025年の崖を意識した動きになっているそうです。
まず、最初にDXの定義から考えます。もともとはデジタル技術の進歩が人々の生活をよくする変革の意ですが、今言われているDXはビジネスに関連するすべての要素をITによって良くし、優位性を獲得するという意です。
次に2025年の崖とは、既存のシステムが複雑化、老朽化、ブラックボックス化しているために、このままでは2025年のまでに予想されるIT人材の引退やサポート終了によってそれ以降の経済に大きな損失が出るということです。
簡単に言うと、DXとは仕事をデジタル化するということで、2025年の崖はデジタル化しなければこのままだと日本がダメージを食らうという感じです。このイメージはもうついているでしょう。
2025年の崖の背景
2025年の崖の背景には既存のシステムの複雑化、老朽化、ブラックボックス化があります。システムの老朽化とは単純に古いシステムを使っているため、さまざまなリスクに見舞われます。
複雑化においては、古いシステムと新しいシステムどうしでやり取りをする場合、古いシステムは付加的なアクションが必要になります。また、合併や提携などの変化、純粋なアップデートによって複雑になっていきます。
ブラックボックス化というのはとても大きな問題です。自社にあるシステムについて理解している人がいないという現象です。これは複雑化に対応できなかったり、IT人材の引退やアウトソーシングによって起こります。
変えるのはそのシステムじゃない
現在の日本は、2025年の崖をどうにかしようとDXの波があると記事では記述されています。その波は新型コロナウイルスのテレワークでもっと高まったでしょう。
私は変えるべきはITのシステムではなく、企業自体のシステムだと思います。できるだけ損をしないように変えるという考え方から利益になるから変えるという考え方にした方が良いと思います。
実際に多くの企業がシステムの見直しというものが気にかかりながら無視してきた企業が2025年の崖に悩まされているのでしょう。世界のトップを走る企業が古いシステムをそのままにしていることはありえないのですから。
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