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小売業のDX「TRIAL」 8/26

こんばんは
雨が降ると気温が下がって過ごしやすいですね。

今回はこの記事について取り上げさせていただきます。

レジは必要なくなる

以前noteでAmazonGoについて記事にしました。最新技術を用いればレジの必要性はなくなるのは明確です。AIの認識技術も急速な発展を行っており、レジの人材を削減できる日は遠くはないでしょう。

また、レジの機能が搭載されたショッピングカートも登場しています。ショッピングカートに搭載されたスキャナーに商品を読み込み、オンラインで決済することによって買い物ができます。

ITと流通業の掛け算

記事の中では、小売業のIT化に力を入れる企業のTRIAL(トライアル)が紹介されています。AIカメラやスマートショッピングカートなどの技術を用いて、小売業のDXの促進に貢献しています。

トライアルはその名前の通り、新技術を用いた価値創造に挑戦的な姿勢を重要視しているそうです。また、その開発に伴い、開発者とユーザーの共通言語を決めることによってスムーズな意思疎通を行っています。

記事を読んで

私が気になったのは、トライアルの行っている共通言語によるコミュニケーションです。どの業界にも専門用語が存在し、情報伝達において専門用語を用いることによって効率よくかつ、的確に伝達することができます。

その理由は、あなたの知っている言葉を全部、言葉にして説明しようとするとわかるでしょう。専門用語には、説明するには長い意味やその業界特有の視点、当事者にしかわからないニュアンスが込められています。

専門用語で感覚をつかむ

その専門用語を理解することで、その業界の感覚をつかむことができるとおもっています。例えば、建設業界などの広い現場で作業する用語には発声のしやすい言葉や安全管理の言葉が多いでしょう。

専門用語を共有することで、相手とのコミュニケーションを効率化するだけでなく、相手の状況や感覚をつかむうえで大きく役立ってくるでしょう。専門性が高いほどその必要性は高まると私は考えています。

共通認識の重要性

また、記事の中で紹介されていた、ブッククラブを行うのも良いと感じました。世の中にはさまざまな考え方があるのですが、事業を行う上でどのような考え方で行うか、共通の認識が必要です。

会議を行う上でも、共通の認識がないと話し合いが逸れて、本質的な解が出ないことは多くあります。前提がないと比較条件が多くなってしまい、判断に時間がかかってしまうのです。

ブッククラブのように共通の認識を持っていれば、視点や考え方の前提を決めることを省くことができます。ただでさえ判断することが多い世の中なのでその数は一つでも多く減らすべきです。

考え方の固定化が問題視される可能性がありますが、共通の認識があるのと、多様な考え方を受け入れるのはトレーオフではありません。新しいもので新しい価値を創造するのが重要だと思います。



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