スラック買収の背景 12/2
こんばんは
今日もお疲れ様です。
今回はこの記事について取り上げさせていただきます。
最近耳にするM&A
最近企業の買収に関して、ニトリやコロワイドのTOBなど注目しています。さらに新型コロナウイルスの経済悪化のためか、注目を集めるM&Aが多く行われている気がします。
もしかすると、私が興味を持ったから多くなったように感じるだけかもしれません。しかし、M&Aが行われると関連する企業のステークホルダーに大きな影響を与えます。
昨今注目されているM&Aはビジネスパーソンならば誰もが効いたことのあるようなソフトウェア企業の買収です。多くの利用者がいるため、どのような影響が出てくるのでしょうか。
セールスフォースがスラックを買収
記事の中では、企業向けクラウド事業大手のセールスフォース・ドットコムがビジネス向けのチームコミュニケーションツール「slack」を提供するスラック・テクノロジーズを買収すると発表したことが紹介されています。
今回の買収に対して影響しているのは両者ともに敵対しているマイクロソフトだそうです。スラックもセールスフォースも自身の事業等同様の事業を展開するマイクロソフトはその強大な力で両社に圧をかけています。
チャットサービス等を用いたビジネスコミュニケーションツールとして愛されていたスラックでしたが、新型コロナウイルスの需要拡大に思いのほか結果出せず、赤字もあり、株価が伸び悩んでいたそうです。
スラックとチームズ
スラックは私も少し利用したことがありますが、ビジネス版のLINEのような機能でメールよりも会う買いやすいと感じました。今やチャット式の連絡手段は主流になりつつあります。
Microsoftのチームズとの比較に関しては、どちらかというと、チームズの方が多く使う機会が多かったのですが、チームズは操作性においてややこしい点が多く使いづらい印象です。
どちらにも有益
スラックはセールスフォースに吸収されることによって、目の前の数字にとらわれることなく開発を行うことができます。背景として、スラックはコミュニケーションツールから会社のシステムへの向上を目標としています。
コロナ禍においては需要が増えたにもかかわらず、無料会員等の利用者は増えたものの具体的な収益性のある会員の数は思った以上に伸ばすことができませんでした。
今回の買収はスラックにもセールスフォースにも利点のあるものといえるかもしれません。結果として強大な力を持つMicrosoftを脅かすのかとても気になるところです。
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