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プラスチックごみからポリ袋 11/28

こんばんは
最近読書さぼり気味の私です。

今回はこの記事について取り上げさせていただきます。

レジ袋が有料化

今年の7月にレジ袋が有料化され、めっきりレジ袋を使わなくなりました。その理由は、国際的な脱石油製品や脱プラスチックの流れを汲んだものです。

プラスチックが問題視される理由はその性質です。プラスチックは自然界での分解に膨大な時間を有し、細かくなると回収不可能です。そのため、自然に廃棄されたプラスチックは長期間自然に影響を及ぼすのです。

さらにプラスチックごみの問題は海に大きな影響を及ぼしています。このままいくと、2050年には魚の数よりもプラスチックごみの方が多くなると言われています。

海洋プラスチックごみでポリ袋

記事の中では、伊藤忠商事とごみ袋メーカー大手の日本サニパックが海洋プラスチックごみを原料の一部に使ったポリ袋を世界で初めて開発し、長崎県対馬市に10万枚ほど寄付することが紹介されています。

長崎県対馬市は離島で海に接している陸地の面積が大きいという点もありますが、海流等の影響で膨大な海ごみが漂着しているようです。そのほとんどはプラスチックで海洋プラスチックごみ問題を象徴するような場所です。

海洋プラスチックごみでポリ袋が作れるというのはとても画期的です。対馬市に寄付されたポリ袋で海洋ごみを集め、そこから、また新たなポリ袋が作れるかもしれません。

石油からできるプラスチック

今回、サニパックさんのサイトを調べて分かったのですが、ポリ袋はポリエチレンからできているからポリ袋というそうです。ビニール袋は細かく言うと、ポリ袋の前身で今はないそうです。

ポリエチレンは石油からできています。石油資源には限りがあります。それにも関わらず現在使用されたプラスチックごみのうちリサイクルされるのはほんの少しです。

プラスチックに頼り過ぎ

今回のプラスチックごみは石油資源の消費削減や海洋プラスチックごみの再利用という観点から、とてもサステナビリティな研究開発だと思います。このような製品がこれからは必要です。

しかしながら、冒頭でも記述したように現在のトレンドはできるだけプラスチック製品を出さない脱プラスチックです。この技術がプラスチックごみを用いてポリ袋を開発できると脱プラスチック(石油資源)に繋がります。

正直、世の中のものは石油資源を使い過ぎなのかもしれません。また、脱プラスチック良りも低すぎるリサイクル率も問題だと感じています。あなたも身の回りのプラスチックを見直してみてください。

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